代謝を上げると健康になる―免疫、体温、体調アップ体重、血圧、血糖ダウン

著者 : 鶴見隆史

• マキノ出版 (2010年7月15日発売)

感想・レビュー・書評

[fujiit0202さんの感想 · 2010年8月8日]

健康に関する本です。

病気でないことと健康であることは違う。

病気ではなくても、
日々からだがだるいとか
疲れたり、眠たくて仕事に集中できない
といったことはあるのではないでしょうか。

日々、体調良く、パワフルに過ごすにはどうすればいいか、
参考になればと思って読んでみましたが、
凄く参考になりました。

また、私が実践している
朝りんごダイエットがなぜ体にいいのか
改めて、理論的な理解が深まりました。

本書は、単に健康になるための方法論が書かれているだけではなく、
人間の体の仕組みがどのようになっていて、
なぜ体調が悪くなるのか理論的に書かれています。

衝撃的だったのは、だれでもがん細胞は日常的に発生していて
人間の免疫力で抑えられているだけということです。

代謝を考えた生活をすることによって、日々健康的に過ごせるか、
体調を悪く過ごし、最終的にはがんや心臓病、脳卒中で
苦しんで周りに迷惑をかけて死んでしまう確率を上げるのか。。。

実践するしないは別としても、絶対に読んで損はない本だと思います。

以下はこの本のマインドマップです。本のポイントをまとめてみました。
参考にしてください。
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/29c6e05fecf99be9.png


◆本から得た気づき◆
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代謝＝食事で取った栄養素を利用し、不要なものを排泄するシステム
がん細胞が最も増殖する温度は、３５℃台
代謝をあげると２ヶ月で体は生まれ変わる＝代謝で病気が治っても不思議はない
体内の不要物を毒出しする＝月１回３日の「半断食」
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◆目次◆

はじめに―生命の本質を知り健康になる
第1章 代謝を上げると体が若返る
第2章 代謝を上げると寿命が延びる
第3章 代謝を上げる食習慣
第4章 代謝を上げる食べ方の工夫
第5章 代謝を上げる生活習慣
おわりに―いい食事がいい代謝を作る
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◆マインドマップ◆
http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/29c6e05fecf99be9.png

[CheshireCatさんの感想 · 2014年3月10日]

以前この本を読んでから、なんとなく、意識するようになった。酵素栄養学の1日の食事サイクル。
①午前4時～ 正午：排泄の時間。消化し易い食事摂取。特に酵素が豊富な生野菜がよいらしい。
②正午～午後8時：栄養補給と消化の時間 。栄養しっかり摂取。カロリーの高い食事を摂るなら、この時間。
③午後8時～午前4時：吸収と代謝の時間。食事を控える。

午後8時以降の飲食は、この手の健康食育本ではみんな言ってることだけど、このサイクルで考えると、割としっくりくる。後は、果たしてこれが実践できるかが、大事。

著者プロフィール

鶴見クリニック院長／NPO法人鶴見酵素栄養学協会理事長。1948年、石川県生まれ。金沢医科大学医学部卒業後、浜松医科大学にて研修勤務。東洋医学、鍼灸、筋診断法、食養生などを研究。西洋医学と東洋医学を融合させた医療を実践。米ヒューストンでディッキー・ヒューラ博士などから酵素栄養学を学ぶ。 病気の大きな原因は「食生活」にあるとして、酵素栄養学に基づくファスティングや機能性食品をミックスさせた独自の代替医療で、がんや難病・慢性病の治療に取り組み、多くの患者の命を救う。食養生や酵素栄養学に関する著書多数。

「2013年 『食事を変えれば病気は治る』 で使われていた紹介文から引用しています。」