精神科医が教える「怒り」を消す技術 (怒りのコントロールが人生を幸福にする)
- マキノ出版 (2013年5月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837671947
作品紹介・あらすじ
怒りっぽくて損をしていませんか?怒りやイライラは、人を遠ざけ、人生に不利益をもたらします。この感情こそが、あなたがうまくいかない原因。怒りの感情にスムーズに対処できるようになれば、人生の幸福感は必ず増すのです。
感想・レビュー・書評
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「怒り」を感情のままに出すとろくなことがない。経験をもとに対処ができることも増えたように思う。
イラッときた時の対処法や第一、第二、第三段階での怒りを収めるテクニックのあれこれが参考になった。松下幸之助さんの「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」という含蓄のある言葉になるほとど思った。他人の怒りに右往左往されないような「余裕のある人」になりたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
怒りの原因は周りの人の言動や環境ではなく、自分の心にある。自分は何について怒りを感じやすいか、怒りを感じたときにどういう行動をとるか分析し、「おそれない」「ゆるす」を選択すると決め、怒らない行動をとることで、心身ともに健康でいられるという。自分や周りの感情や性格特性についての理解が深まる。心穏やかで動じない人を目指したくなる。
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怒りの3段階。火がついた直後、落ち着く、終息・解決。
怒りを消す技術:チューイング、ウオッチング、シャドーイング、スメリング、ウォッシング、マッスルリラクシングなど。深呼吸。
心の安らぎを得てより良い人生を歩む。
4つの視点:思い込み(良し悪しの判断をやめる、予定が狂っても慌てない)、生理的な視点(闘争か逃走反応)、進化的な視点、社会的な視点。
自己もしくは社会への不当なもしくは故意による、物理的もしくは心理的な侵害に対する、自己防衛もしくは社会維持のために喚起された心身の準備状態。 -
図書館
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怒りを3段階に分けて避ける方法をまとめた本。
まずはその場で怒りを消すために45分間考えない。そのために、ガム噛む、観察する、シャドーイング、匂いを嗅ぐ、音楽を聴く、かをを洗う、歩く、書く、筋肉の緊張を解く、想像する、瞑想する。
第2段階は、怒りを沈静化するために、怒りを書き出す、相手との関係性を評価する、怒りの元は何で何を伝えるか、相手に期待する行動を伝える、説得は行わないと言う選択をする。。
第三段階として、恐れを手放す(傾聴する、評価をやめる、空気を読み過ぎない、自分は被害者じゃない、信じる)許すために(素直な気持ちでゆるす、重要な他者をゆるす)
日常の工夫として、あいさつを欠かさない、ありがとうを伝える
書き上げたらほとんど目次と同じになってしまった。目次は個人メモに。 -
備瀬 哲弘 (著)
怒りの感情にスムーズに対処できるようになれば、人生の幸福感は必ず増す。イラッときた時の対処法、怒りを収める最終段階でのテクニックなどを紹介。自分の「怒りのタイプ」がわかるセルフチェック・リスト付き。