男20代、今これだけはやっておけ! (知的生きかた文庫 い 29-1)

著者 : 石井勝利

• 三笠書房 (1994年9月10日発売)

感想・レビュー・書評

[片山さんの感想 · 2006年10月29日]

ビジネスマン駆け出しのための教訓書。
基本的にはそのはずなのですが、
大学生な自分にとってもためになる部分がやはり沢山ありました。
これから社会人になっていくうえで、この本に書いてあることを念頭に置いて生活していれば少し、上の男になれる気がします。
基本＋α
だとか、
＋αが出来るように頑張れば残りもついてくる
だとか、

向上心の薦め、だと思います。

この本の中で一つ、なるほど、と思った言葉。
「隣の芝」をうらやむ前に自分の庭にいい種をまけ！

もっともだと思いました。

向上心、大切です。
そのための具体的な方法もあり、やる気も出てきます。

文章は読みやすいといえば読みやすいですが
自己啓発本っぽいです。
どことなく胡散臭い文体はやはり好きではありません。

そんな感じの本でした。

著者プロフィール

石井経済研究所代表。バブル時代から資産運用の現場で活躍し、不動産ではオピニオンリーダーとして、テレビ、ラジオ、雑誌などマスコミで大活躍。分野は不動産、金融、株式、ビジネス、自己啓発と極めて広い。著作は300冊を超えているが、すべて自己の体験や実践をもとに表現している「実践派」。地に着いたノウハウをもとに評論や講演、相談業務を行いファンも幅広い。1939年、栃木県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。文化放送を皮切りに新聞記者に転身。48歳で評論家活動に入る。
おもな著作は『デイトレ必勝　板情報・チャート・移動平均線の読み方』『短時間で裏読みまで日経新聞の読み方』『知らないと損！経済ニュースが分かる本』（明日香出版社）『お金力がつく本』（ビジネス教育出版社）など多数。現在、毎日新聞で「住宅ローンのアドバイス」の連載を長期に行っている。

「2009年 『世界一やさし～い　経済のイロハがわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」