- Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837919247
感想・レビュー・書評
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好かれる嫌われるは正に紙一重。ちょっとしたことで人間の受ける印象は変わるし決まる。101の一つ一つの項目には思い当たる節がたくさんある。折に触れて読み返したい一冊。貴重な蔵書になった。
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なぜ、この人はこんなに周囲の人から好かれているのか?と思う人が周りにいると思います。また逆に、周りから良いイメージを持たれていない人もいると思います。その人たちはいったい何が違うのか、なぜこの人はできると言われるのか、どうしたら周囲の人に好感を持ってもらえるのかが、身近な例に関して取り上げ、分かり易く書かれています。この本は好感をもたれる人、気が利く人が自然と実践している、人間関係のコツを教えてくれます。
相手を楽しませる秘訣や相手の心をつかむ気配り、親しくなるための心理術など、社会に出てから必要とされることが多くあり、非常に勉強になりました。気が利く人、気配りのできる人は、必ず相手の心の中を読んでいて、相手の立場になって考え、行動しているのだと感じました。 -
【内容】
著者であるビジネス・コンサルタントの山?氏は、相手に気を使える人が好感を持たれる人だという。すぐできる簡単な気配りの例について、さまざまな場面ごとに101例記された本。好ましい人間関係を作りだすのに役立つコツを、見開き1ページで1シーンずつ紹介され、読み進めやすい。
<<目次>>
1.「だから、この人とはウマが合う!」―――心が伝わる21の会話術
2.「思いがけないこと」―――相手を楽しくさせる14の秘訣
3.「気がきく人」はここが違う!―――相手の心をつかむ25の気配り
4.「嫌い」を「好き」に変える!―――「その人」と親しくなるための19の心理術
5.「一緒にいるだけで気分がいい」―――好感を持たれる人の22の共通項
【ポイント】
特に気になった人間関係のコツを以下に箇条書きで述べます。
?人にして欲しいことを伝える方法として、人にして欲しいことをその人に対してすることがある→相手がしてきた質問に対して、相手に同じ質問の「お返し」をする
?情報を提供される側として、すでに知っている情報でも知っているという反応を示してはいけない→まず相手のいうことに対して耳を傾け、感謝の意を表明しなければならない。知っていたら「聞いたことはあるが・・・」とさらに詳しく聞く
?何かの質問に対して、相手が言葉を濁したり曖昧な事をいったり、また黙っているときは、それ以上聞いてはいけない
?ほめられた時は、ほめ言葉に対してストレートに感謝の意を表明し、自分も気に入っている旨を付け加える
?待たされる人がイライラするのは、情報不足だからである→待ち望んでいる事態や人に関する情報を分かり次第刻々伝えれば、待っている人の心は安まる
?特に忙しいときなど、意識して笑顔で人に接する心がけが必要
?人に物を借りたときは、特に細心の神経を使って元どおり、もしくはよりきれいにしてから返す必要がある
?もっと親しくなりたいと思うなら、何か(わざとでも)相談を持ちかけてみる
?さりげなく好意を伝えたいとき、相手のことを夢に見たといってみる
?嫌な人ともうまくやっていく奥義として、異性の場合は「この人と夫婦になってやっていくとしたら、自分はどのように振舞うのだろうか」と考える。同性なら、親子や兄弟関係にあると考えてみる
?人に頼みごとをするとき、「間違いをするな」「手抜きをするな」等警告をしてはならない→前向きの意欲を殺ぐ 信頼して任せる→向上心をかき立てる
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こういうのが欲しかったんです、この間は。
「人がやりたがらないこと」をする人が、結局はトクをする。
自分ではなく「他人の予定」を大切に。
などといった細かなことがいろいろと書いてあり、復習にもよい。
そのなかでも、使っていきたいと思うことが、
「大事な人に会う前のちょっとした方法」
人と会う前に、身も心も清めるつもりで手を洗う。
これはとってもいいことだと思った。
特に今は新しい仕事の引き継ぎで、いろんな新しい人に会うから、
握手をするわけではないけれど、気持ちの引き締めにはなる。
これが習慣化できれば、これだけでもいいやね。