- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837921554
感想・レビュー・書評
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論語など、中国の古典の言葉を紹介しながら、ビジネスや生活での考え方、姿勢を説く人生論。年々、歳を重ねるごとに自分も論語に惹かれるようになってきた。正々堂々と、公明正大に、ちゃんと生きること。シンプルだけどやっぱり一番大事。
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①運を強くすること
②人生を心豊かに楽しくしていくこと
③リーダーに求められる資質を学ぶ
④仕事を成功させる知恵
以上4つが人生のテーマと述べられています。
昔の日本人が強かったのは神道仏教儒教から自分の生き様を見つけ出してたからかもしれません。
少なくとも徳育を受けてきたなら自分の中に何か芯になるものがあるはずです。
僕自身は親から何が正しいのか考えるようにきつく言われてきたように思います。
それは中国古典から学ぶのと同じ効用があったように思います。
テクニカルに走らない、大事なものを忘れてる人が多いように思います。
上記4つを肝に銘じたいと思います。 -
中国古典から学ぶことの大切さを教えてくれる。
僕が若くて傲慢だった頃、ある銀行の偉い方に
『中国古典を読め。最近の自己啓発書は読む必要が無いほど全ての事が書いてある。』
と言われたが相手にしなかったことが非常に悔やまれる。素直に中国古典で勉強すべきだった。先日は『孫子』で多いに学びが有った。公私ともに役立つので中国古典は読むべき!
ところで、この本の中に雑誌『致知』が出てくるが、徳を学ぶのに全ての方にお勧めする。 -
自分の「軸」が必要ですよ。そして中国古典はそれに足りますよ。という本。
朝起きたら目に止まったので、サッと読んでみた北尾さんの本。
中国古典の紹介というよりも、自分の人間的な軸が必要で、中国の古典(冒頭に論語を推してるけど、論語の引用多くない)には、それが可能なものが沢山ありますよ、という紹介本。
軸が必要、という内容が主なので中国古典の紹介自体は、そんなに多くないし、結構切り取ってきています。
読み方によっては、自慢話しを中国古典を絡めながらしているだけ、と見えてしまうかもしれませんが、僕は「とにかく自分の考えの芯を作る事が必要」と読みました。
シビアな意思決定をしないといけない場面の連続なのでしょうし、そうなったときに「自分はこれなんだ」と言い切れるものを持たないといけない。そして、そして中国古典は普遍性(や文化的な箔)からいってもそれにふさわしい、という理解をしました。
面白いですし、ライトに読めますが、古典の勉強をする本ではないかも… -
SBIの北尾氏の著書。この方の東洋古典博学ぶりには感心させられる。まさに言行一致の仕事ぶり。渋沢氏、松下氏、稲盛氏ときて北尾氏、東洋哲学で事業を成功させてきた偉人の語る言葉はすべてに重みがある。この本はとても読みやすい。
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例によって例のごとく成功者の訓戒なのだが、
中国古典がまったくもって字面だけをきりとっているので、
面白くは全然ない。
もっと、当時の背景からえぐって伝えてほしかった。 -
良いことが書いてあるんだけど時々差し挟まれる自慢話に、そこ詳しく書くべきところなの?と疑問が生じてしまう。反面教師にしなさいということか。。。
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北尾さんらしい、いい本。
戦国時代に日々感じることをまとめた古典は今よりきっと一日一日を生きるということがとても重みのあることだったのだろう -
中国の古典。いろんな言葉が、
現代に生きる自分たちの心に響く。
「私だったらどうするだろうか?」そんな気持ちをもって
いろんな出来事を観察し、考える。
昔の人の言葉を生活に取り込んで、反省したり、勇気をもったり。
元気になれる本です。 -
ライブドアvsフジテレビのニッポン放送株買収合戦の時、
ホワイトナイトとして登場したSBIホールディングス代表取締役CEOの北尾吉孝氏の著書です。
著者の人生観・仕事観や世相を、論語をはじめ中国古典の名言を引用し、具体的に解説しています。ただ引用している名言や句は少ないです。
どちらかというと、学生向けの人生How to本みたいな感じです。