- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837923299
感想・レビュー・書評
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人の贅沢とは
「当たり前のことが当たり前にできる事」が何より贅沢、と言う。当たり前にできない世の中、欲の塊、金、出世、名誉などは自分の生活を複雑に苦難にする可能性が高いということだ。「2分の余裕を持った人生」(腹八分目)を活かしてこそシンプルで、充実した人生にしたい。老いると何故か好奇心が衰えるが、物事を「逆に考える」で新たなものが見えてくることに期待したい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人生を楽に生きるために、シンプルに物事を考える思考法。茶道に喩え、形とルール、そして一所懸命に真心があれば、相手に感動を与える。
物欲を持たずに贅沢に暮らすために必要なさまざまな観点を教示。 -
ひとつのことに心を込めれば、複雑にならない。
欲を満たして楽になるのではなく、欲を捨てて楽になることを考える。失うものがなければ強い。
考えることをやめる=瞑想。
ひとつのことを一筋に大切にすることが人生の要諦。一心不乱にしなければ、たいしたことはやり遂げられない。
狩猟を徐々に減らす=夕食時に赤ワイン一杯を楽しむ。
多く飲んではいけない→多く飲まなくてもいい→一杯だけのほうがおいしい。
諦める力=実現性に見込みがないと思ったら、早めにきれいさっぱり諦める。諦める、とは明きらむ、のこと=背景や理由を明らかにすること、納得すること。
諦めることは、山焼きと同じ。新たな草が生えるように一掃する。類焼は防ぐ=オールオアナッシングではない。
知る人ぞ知る、を目指す。自分が生きている社会のなかで隠れ有名人になるのは、誰でもできる。 -
言いたいことは分かるが単純に読みにくい。
結局何が言いたいのか分からない。
「これが答えです」と言わんばかりの態度にも疑問。 -
言いたいことは分かるが、文章が愚痴っぽいので、何だか飽きてくる。つまらない本。
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「持たない贅沢」という視点を持つことの効用を48項目について説明した内容となっている。
便利な道具を使い、その結果、逆に忙しくなっている人にとって有用な内容である。
このカテゴリーの本を読んでいる人にとっては、目新しい内容はないと思うが、初めて読む人にはお勧めできる。
著者の経験、茶道、禅といったものがベースとなり、内容は一貫性がある。
ただ、年代的な差のせいか少々年配者の嘆き的な部分もあるのは仕方のないところか。
この本、タイトルと本の装丁は素晴らしい。 -
くどい言いまわし。リズム感も無い。