必ず「頭角を現す社員」45のルール: 仕事にもっとハングリーになれ
- 三笠書房 (2012年9月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837924647
感想・レビュー・書評
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ビジネスパーソンが伸びる為の根本的なルールは「1に体力、2に気力、3に能力」である。そして、この本はこのルールを基にして、頭角を現す社員共通の考え方や行動について紹介している。
この本では、根本的なルールで体力、気力は最低限必要なものとしている。しかしそれに依存せず、それらの力を正しい方向で使う為の指針や方法、考え方を解説している。
気に入ったフレーズ
・出る杭になれ。出ない杭は土の中で腐る。
・小さな失敗を乗り越える経験を積んだ数だけ様々なパターンの「再発防止策」「問題解決策」が自分の中で蓄積される。
・「決断」を迫られる前に、「判断」を重ねておく
・結果が出なかったと言う事は、プロセスが間違っていたと言う事
・「結果」で人に認められ、「結果」で人を認める
・難しい問題を放置したり、「仕方がない」で片づけてはいけない。自分を伸ばす糧とすべく積極性を持って果敢に挑んでください。
・徹底して仕事をやりきる
・仕事に置いて「気が付いたこと」はどんな小さなことでも全て手を打っておく。
・いかに短時間で仕事を処理できるか。それを目標として努力工夫し続ける事が「仕事力」を高める
・仕事はゲーム-だからこそ勝つ
・環境や状況その他様々な事情に関係なく「がんばる人は頑張る」
・「自分で自分をほめる」事が大切と言う人もいますが、日本の社会はもともとが甘いので、甘さのスタンダードまで自分を落としてはいけない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トリンプを代表取締役在任中に19期連続で増収増益にしたことで有名な吉越浩一郎さんの著書です。
吉越さんの本はいつも明確で完結でとても読みやすい本ですが、今回の本も大変読みやすい内容となっております。全5章ですが、45に分けて吉越さんが伝えたいことが書かれています。常に手元に置いておいて、自分の仕事や生き方に迷いが生じたときにこの本を読み、自分の行動を再確認するのに使うといいと思います。
今回の本は、仕事術的な本ではなく、どういった心構えで仕事に取り組むことが、仕事ができる社員なのかという本になっています。徹底的にやることで仕事が成立する、結果が出せなければ何もしなかったのと同じ、感情ではなく論理的に物事を言う、仕事はゲームだからこそデッドライン(締め切り)をもうけて取り組む等、日本のビジネスシーンでは間違っていると皆が分かっていても、笑って傷の舐め合いをしている事が多々あると思います。吉越さんが散々著書で日本人の仕事の姿勢に疑問を呈し、本来の仕事に取り組み姿勢とはどうあるべきか、説いてくれているのに、僕らは相も変わらず変わることができていない。
そろそろこの本を読み、本当に変わらないといけない時期に来ているのではないかと思います。あのシャープですら、会社が傾きかけているというこの状況です。働くすべての人が高い意識で日々を過ごしていかないと、気付いた時には手遅れになっているのではないでしょうか。
この本がそれに気付かせてくれるきっかけになればいいと思います。 -
敵はいない、自分との勝負。デッドラインの設定。マイルスートン毎に対して。
まずはフォロワーシップ、最高の歯車になること
忠告は大事に
会社のために判断し、動く
出る杭になる→圧倒的な成果を出す、周囲を巻き込む≒リーダー
デッドラインを設定→制限時間が決まる→生産制が上がるし、改善を考えられる。
忙しいから改善し、成長する
失敗→再発防止、問題解決策
数字=目標達成のために重要
仕事で小さな判断を積み重ねる→失敗がない。
TTP
与えられる無理難題が人を成長させる。無理難題を断らない
仕事はやるだけ。結果を出すだけ。ヒットを打ち続ける
朝方にすることで効率化につながる
仕事術・型の徹底・訓練→効率化
ゲーム感覚・仕事に勝つ、そのためのデッドライン
自分原因説
日々上に立つための練習。リーダーシップは本では身につかない。失敗・成功の経験が必要。リーダーになるためには人徳が必要。 -
デッドラインで有名なトリンプ元社長の著書。過去本と似ている箇所もあるような気がするが、外資系企業の元トップだけあって、その言葉にはおおいに納得感あり。
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先輩から紹介されて読んだ本。結果が全ての世界をどう生き抜いて行くか。これまでの人生で、与件の中で自分のできる限りを尽くすことの大切さを学ぶ機会が多かったけれど、この本にも同じようなことが書いてあった。目新しいことが書いてあるわけではないけれど、ビジネスの世界で求められる45の鉄則を学べる名作。さてさて皆さん、明日からもハングリーに仕事がんばりましょう!!
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仕事に対しる考え方45のルール
いくつか抜粋
出る杭になれ、出ない杭は土の中で腐る
あとで、その内を禁句にする
判断を迫られる前に判断を重ねておく -
問答無用で朝方人間になる
いつか独立するつもりで働く -
結構実践していることが多かったです。
「ゲーム感覚」と「デッドライン」は仕事する上で意識しています。
「ゲーム感覚」は仕事はクリアしてこそ面白いと思ってるのでやればやるほど経験値が上がっていきます。
RPGと一緒で経験値が上がればやれる仕事も大きくなって行くので面白さが上がるんですよね。
「デッドライン」は締切効果ですが自分でいつまでに仕上げると決めてやればゲームと同じでクリアした時に満足感が得られます。
今は残業してるので偉そうなこと言えませんが7年ほど残業無しでこれたのはこういうことなんですよねσ^_^;
あとはいつも独立した時のことを思って仕事するようにとあったので、それも続けていこうと思います。