必ず「頭角を現す社員」45のルール: 仕事にもっとハングリーになれ

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837924647

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスパーソンが伸びる為の根本的なルールは「1に体力、2に気力、3に能力」である。そして、この本はこのルールを基にして、頭角を現す社員共通の考え方や行動について紹介している。

    この本では、根本的なルールで体力、気力は最低限必要なものとしている。しかしそれに依存せず、それらの力を正しい方向で使う為の指針や方法、考え方を解説している。

    気に入ったフレーズ
    ・出る杭になれ。出ない杭は土の中で腐る。
    ・小さな失敗を乗り越える経験を積んだ数だけ様々なパターンの「再発防止策」「問題解決策」が自分の中で蓄積される。
    ・「決断」を迫られる前に、「判断」を重ねておく
    ・結果が出なかったと言う事は、プロセスが間違っていたと言う事
    ・「結果」で人に認められ、「結果」で人を認める
    ・難しい問題を放置したり、「仕方がない」で片づけてはいけない。自分を伸ばす糧とすべく積極性を持って果敢に挑んでください。
    ・徹底して仕事をやりきる
    ・仕事に置いて「気が付いたこと」はどんな小さなことでも全て手を打っておく。
    ・いかに短時間で仕事を処理できるか。それを目標として努力工夫し続ける事が「仕事力」を高める
    ・仕事はゲーム-だからこそ勝つ
    ・環境や状況その他様々な事情に関係なく「がんばる人は頑張る」
    ・「自分で自分をほめる」事が大切と言う人もいますが、日本の社会はもともとが甘いので、甘さのスタンダードまで自分を落としてはいけない。

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    ビジネス

  • トリンプを代表取締役在任中に19期連続で増収増益にしたことで有名な吉越浩一郎さんの著書です。

    吉越さんの本はいつも明確で完結でとても読みやすい本ですが、今回の本も大変読みやすい内容となっております。全5章ですが、45に分けて吉越さんが伝えたいことが書かれています。常に手元に置いておいて、自分の仕事や生き方に迷いが生じたときにこの本を読み、自分の行動を再確認するのに使うといいと思います。

    今回の本は、仕事術的な本ではなく、どういった心構えで仕事に取り組むことが、仕事ができる社員なのかという本になっています。徹底的にやることで仕事が成立する、結果が出せなければ何もしなかったのと同じ、感情ではなく論理的に物事を言う、仕事はゲームだからこそデッドライン(締め切り)をもうけて取り組む等、日本のビジネスシーンでは間違っていると皆が分かっていても、笑って傷の舐め合いをしている事が多々あると思います。吉越さんが散々著書で日本人の仕事の姿勢に疑問を呈し、本来の仕事に取り組み姿勢とはどうあるべきか、説いてくれているのに、僕らは相も変わらず変わることができていない。

    そろそろこの本を読み、本当に変わらないといけない時期に来ているのではないかと思います。あのシャープですら、会社が傾きかけているというこの状況です。働くすべての人が高い意識で日々を過ごしていかないと、気付いた時には手遅れになっているのではないでしょうか。

    この本がそれに気付かせてくれるきっかけになればいいと思います。

  • 敵はいない、自分との勝負。デッドラインの設定。マイルスートン毎に対して。
    まずはフォロワーシップ、最高の歯車になること
    忠告は大事に
    会社のために判断し、動く
    出る杭になる→圧倒的な成果を出す、周囲を巻き込む≒リーダー
    デッドラインを設定→制限時間が決まる→生産制が上がるし、改善を考えられる。
    忙しいから改善し、成長する
    失敗→再発防止、問題解決策
    数字=目標達成のために重要
    仕事で小さな判断を積み重ねる→失敗がない。
    TTP
    与えられる無理難題が人を成長させる。無理難題を断らない
    仕事はやるだけ。結果を出すだけ。ヒットを打ち続ける
    朝方にすることで効率化につながる
    仕事術・型の徹底・訓練→効率化
    ゲーム感覚・仕事に勝つ、そのためのデッドライン
    自分原因説
    日々上に立つための練習。リーダーシップは本では身につかない。失敗・成功の経験が必要。リーダーになるためには人徳が必要。

  • 必ず「頭角を現す社員」45のルール: 仕事にもっとハングリーになれ
    単行本 – 2012/9/14

    成長する人は仕事ができる人から技を盗み、真似し、練習して、自分で仕事を習っていく人

    2016年5月20日記述

    元トリンプ・インターナショナル・ジャパン社長の吉越浩一郎氏の著作。
    社員としてどう仕事を捉え考え日々行動するべきかを著者なりの私見にもとづいて述べている。
    デッドライン仕事術や早朝会議など他の著作でもダブっている内容もある。

    本書内で個人的に印象に残った部分を取り上げてみたい。
    社内にライバルはいらない。
    職場の人間は「敵」ではなく無条件に「仲間」なのです。
    仕事においての敵は自分自身。
    より高い成果、高い目標を達成できるか。
    全て自分との闘い。
    他人を出し抜く為ではなく自分に打ち勝つための努力と工夫を怠らない。
    頑張り続ける原動力は自分自身の中に見つける。
    頑張る理由を他人に負けたくないなどと他人に置こうとする人は、いざうまくいかなかったら
    失敗の原因を他人になすりつけようとする傾向がある。
    会社はあなたの能力に対して給料を支払っている。
    だから睡眠不足や飲み過ぎや疲労蓄積で
    能率が上がらないという言い訳をすることはビジネスパーソンとして許されない。
    若手社員、新入社員に必要なのは自分らしさ、オリジナリティではなく
    フォロワーシップ(上司の命令を完全にやり切ること、それを最後まで自分の力でやり切ること)
    会社がやると決めたこと(システムの変更とか)には当事者として積極的にかかわる。
    自分にとっていい方向に働くように調整しなければならない。傍観者にならない。
    論理的に考える癖を身につける。
    なぜそうすべきだったか。
    なぜ必要だったか。
    なぜを積み重ねる。
    あとで、そのうちに禁句にする
    小さな失敗や計画のズレが出たらその都度判断し、修正する。
    それを繰り返す。
    小さな判断の積み重ねを徹底すれば決断しなければならない事態を招くことはない。
    頭角を表す人間になるかその他大勢の中の1人で終わるか。
    出来ない理由を探している暇があるなら
    できることからはじめてみる。
    教えてもらおうと思っているうちは成長しない。
    成長する人は仕事ができる人から技を盗み、真似し、練習して、自分で仕事を習っていく人。
    仕事が出来ない人はたいてい柔和な顔つきをしているもの。
    (いい人になるしか社内で生き延びる方法がない為)

  • デッドラインで有名なトリンプ元社長の著書。過去本と似ている箇所もあるような気がするが、外資系企業の元トップだけあって、その言葉にはおおいに納得感あり。

  • 先輩から紹介されて読んだ本。結果が全ての世界をどう生き抜いて行くか。これまでの人生で、与件の中で自分のできる限りを尽くすことの大切さを学ぶ機会が多かったけれど、この本にも同じようなことが書いてあった。目新しいことが書いてあるわけではないけれど、ビジネスの世界で求められる45の鉄則を学べる名作。さてさて皆さん、明日からもハングリーに仕事がんばりましょう!!

    • gobounosasagakiさん
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      2018/11/12
  • 仕事に対しる考え方45のルール

    いくつか抜粋

    出る杭になれ、出ない杭は土の中で腐る
    あとで、その内を禁句にする
    判断を迫られる前に判断を重ねておく

  • 問答無用で朝方人間になる

    いつか独立するつもりで働く

  • 結構実践していることが多かったです。
    「ゲーム感覚」と「デッドライン」は仕事する上で意識しています。
    「ゲーム感覚」は仕事はクリアしてこそ面白いと思ってるのでやればやるほど経験値が上がっていきます。
    RPGと一緒で経験値が上がればやれる仕事も大きくなって行くので面白さが上がるんですよね。
    「デッドライン」は締切効果ですが自分でいつまでに仕上げると決めてやればゲームと同じでクリアした時に満足感が得られます。
    今は残業してるので偉そうなこと言えませんが7年ほど残業無しでこれたのはこういうことなんですよねσ^_^;
    あとはいつも独立した時のことを思って仕事するようにとあったので、それも続けていこうと思います。

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著者プロフィール

1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルク大学留学後、上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパン、メリタカフェを経て、1983年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。1987年にトリンプ・インターナショナル・ジャパンの代表取締役副社長、1992年に同社の代表取締役社長に就任。代表取締役在任中に19期連続増収増益を達成。2004年に「平成の名経営者100人」(日本経済新聞社)の1人に選出される。2006年に退任し、現在は、吉越事務所代表。

「2016年 『気力より体力 一流のコンディションを手に入れる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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