- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837924807
作品紹介・あらすじ
人は必ず誰かに好かれ、必ず誰かに嫌われる。人生は「想定外」が当たり前なのに、なぜ人は嘆くのか。爽快に豊かに「生き抜く」ための極上の処方箋。
感想・レビュー・書評
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たくさん心に響く言葉が載っていますが、
他人の幸せを考える。
人は受けて与えることで成熟する。
親から受けて子に与える、それは同じこと?と思えば、家族に与えることは自分に与えることと同じ、と(著者は)言われています。本分をおろそかにせず、できる範囲で(例えばボランティアとか、ちょとした何か人のお役にたつこと)。
幸福を感じる力は、不幸の中で磨かれる。
闇がなければ、光がわからない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すばらしい一冊。視点をどこにおくかで、みる景色が全く異なってしまう。ご一読をおすすめします。
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曽野綾子さんの人生を通して得た、思い通りにいかない人生を楽しむためのノウハウが色々詰まっていました。
自分はTo do リストを全て消化できないことにイライラすることがあったが、曽野さんは二つ三つできれば良しとするそうです。上手くできない自分への諦めは、人に対しても期待しないことに繋がるし、自分も周囲も楽に生きられる考え方の癖だと思いました。 -
うまくいかないことや辛いことがあれば落ち込み、うまくいった時に喜ぶ。その全ての現実を受け止めることによって、人間性は重厚になる。
不幸のない人生はないから、不運を活かせる才能は非常に大切。
不幸によって大抵の人は強く複雑な人になる。人は苦しみの中からしか本当の自分を発見しない。
不幸を嫌なことと捉えるのではなく、自分を成長させるもの、人生を豊かにするものと捉えることができれば、失敗を恐れずに色んなことにチャレンジできると感じた。
エッセイで他人の人生観を見るのは視野が広がるからいいなと思った。 -
人生経験を元に、自分では避けられないような想定外を容認する考え方が書かれており勉強になる。
しかし、理不尽な不幸を経験していない自分にとってはあまり刺さらない内容。物の見方も偏っているように感じる。 -
自己啓発本というのは、どの時代でも人気ですよね。確かに素晴らしい事が書いてあり、そんな風になれれば素敵だなと思うのですが、ひねくれてる私は、理想だけが一人歩きしてるような気がして、斜めに見てしまいます。曽野さんの本は初めてですが、本音が語られてて、好みが分かれるだろうとは思いますが、人間味があってよかったです。「闇がなければ、光はわからない。不幸がわかると、幸福がわかる。」「ないものを数えずに、あるものを数えなさい。」
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曽野綾子さんのエッセイは、結構前から勧められてて、やっと読めた一冊。思い通りにいかなかった失敗を受け入れる大切さ、自分の経験として昇華していく生き方を学べた。
辛い経験は、嫌なもの。いつまでも引きずる傾向がある人におススメの本です。 -
ちょっとマイナスな発言というか、考え方が自分とは違う気がした。
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『人生一寸先は闇、だから怖くて面白い』という言葉を思い出した。
・・・昔見たドラマに会ったセリフだが、未来の不確かさを楽しめるように強くなりたいと感銘したのを覚えている。自分の言動に責任をもつ覚悟のある文章は心に響く。