自分が変わるための15の成長戦略: 人は何のために生きるのか、働くのか (単行本)

  • 三笠書房
3.52
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837957416

作品紹介・あらすじ

「世界No.1メンター」の決定版!
シリーズ累計2100万部突破!
一流企業、国連、陸軍士官学校、NFL……
500万人のビジネスマンに影響を与えた著者が明かす「15の成長戦略」

「自己実現の秘訣」が
惜しげもなく明かされた本!

【監訳者の言葉】
私は、この本を一読し、驚いた。
なぜなら、才能の伸ばし方、自尊心の高め方、苦境の乗り越え方といったテーマ、生きる姿勢について、本書の著者マクスウェルが説いている考えと、私が経験し、長年の間にたどり着いた信念が、驚くほど共通していたからだ。
―――佐々木常夫

感想・レビュー・書評

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  • 世界一のメンターと言われているマクスウェルが書いた、自己啓発本。人生をよりよく生きるためのヒントが満載。良い刺激をもらえました!

    以下、参考になった点、引用、自己解釈を含む。

    ・リーダーに対する最初の問いは『あなたはどこへ行くのですか。』ではない。最初の問いかけは『あなたは私のことを気にかけてくれますか』である。
    ・今日はどんなよいことをしようか、今日はどんないいことをしたか。
    ・種を巻いた後、しばらく何も起こらないことがある。成長は全て土の下で起こっている。
    ・自己実現よりも、自己開発に力を注ぐ。
    ・出来ない理由ではなく、どうしたらできるかを考えるくせをつけろ。特に、自分に自信が持てない人は、出来ない理由を探す習慣がつき、マイナスのセルフイメージを作ってしまう。
    ・物事の途中はすべて失敗のように見えてしまうもの。キッチンを散らかさずに、ケーキは焼けない。
    ・人の発言にあまり注目しなくなった。ただその人の行動だけを見ている。
    ・成長はおいもとめるものだ。向こうから近づいてきてくれることはない。
    ・形にはまっているより無知な方がいい。プライドを捨てて、分からないことはさっさと質問をしよう。
    ・すべての人生は実験だ。
    ・人生の分岐点に立った時に、怖がるだけで決断をしないという決断をしてしまう。めりっとでみりっとを、短期的ではなく長期的な視点で見ることが大事。
    ・結果を変えたいなら、自分の行動を変えるしかない。待っててことが好転することなどありえない。
    ・過去に戻って新たにスタートすることは誰にもできないが、今からスタートして、新たな結末を迎えることはいつでもできるのは。
    ・成功すれば、そのたびに次の、より困難な問題への入場券を買うことになる。
    ・今日の安定より明日の可能性
    ・短期的な満足感より長期的な成長
    ・質問をするより、答える回数が多くなってきたら成長が鈍化し、成長したいという意欲が減ってきている証拠。
    ・現状に甘んじていながら、どうも自分の思うようにいかないと思い悩むなら、勇気を持って安全地帯の外に一歩を踏み出し、平凡な考え方と決別すること。そうしない限り、底力を発揮できないことに気づくべきだ。
    ・凡人にスランンプはない。
    ・外面的には正しいことをしてるのになかなkせいこうできない場合はきっと内面的に変えるべきことがあるに違いない。
    ・困難にぶつかった時人は自分んがどんな人間かがわかる。
    ・人はいつもつきあっっている5人を足して5で割ったような人物になる。周囲の仲間の影響を侮ってはならない。成長にしたいなら、意欲の高い仲間と過ごせる環境を作れ。
    ・昨日はすぎさった、明日はまだ来ていない。わたしたちにあるのは今日だけ。さぁ、はじめましょう。まざーてれさ
    ・自分の人生の主導権を握りたければ、他人や社会に許可を得る必要などない。他人に許可を求めるとは、あなたの人生の拒否権を他人位与えたことを意味する。
    ・調子の出ない時こそ真価がとわれる。
    ・時間が経てばそれなりには成長するかもしれない。偶然の成長に身を委ねていては、人生はいつまでも変わらない。自らの意思で、戦略的に成長に機会を作らなければならない。主体的な成長にこそ、人生を前進させる。
    ・あとでという言葉は夢を破壊する言葉。
    ・やる気が起こらないの「やるき」という言葉そのものが眉唾物。そもそもやるきなんて気は無い。やる気というワードが思い浮かんだら、とやかく言わずに行動する。行動が始まれば脳は動き出す。

  • 4月から仕事を始めて、何となくモヤモヤしてたので購入。

    久々にレビューなどを確認せず購入した本ですが、ためになることが多かったです。出来れば就活中に読みたかった。
    現在、もしくはこれから就活という方は、自己分析のために読むのもいいのではと思います。

    とにかく一度きりの人生、みすみす無駄にしてしまうのは勿体無いなと思える本でした。

  • 心に残ったフレーズを列記。

    〇とにかくやれ!
    やる気が出ないからできないは大間違い。とにかくやれ。やる気はあくまで副産物であり、積極的に何かに取り組むことで生まれる。

    〇「セルフイメージ」と「成果」は比例する!
    自分の思っている以上の自分になれることは絶対にない。努力のベクトルが違うから。だから、成功したければまずは目一杯の夢を描く。
    Build-Vでもこんなのあったなぁ。

    そのために、大切なのは他人と比較しないこと。他人と比較すれば、周囲にはかなわないと落ち込むか周囲を見下し天狗になるかのどちらかで、よいことは全くない。
    久保部長からの言葉にもあったけど、比較しての優劣ではなく、最大限の自分を目指すことが大切。

    〇できない理由を探すな!
    世の中のことはほぼ全てが小さなことの積み重ね。調子が悪いときにどう振る舞うかが大切。
    一度やめてしまうと、やめ癖がつく。やるべきことを気が向いたときや都合がいいときだけ実行する人は絶対に成功できない。成功の秘訣は最後までやり通すこと。

    〇付き合う相手を厳選する
    「人間はいつも付き合ってる五人を足して五で割ったような人間になる。」「善人と付き合えば、善人の数が増える」
    人間は周囲の人の影響を大きく受けるので、付き合う相手を選ぶ必要がある。

    〇短期的な満足感より長期的な成長
    人間は合理的な生き物である。少なくとも自分ではそう思っている。それなのに、どうして人間は考えもなしに悪い習慣の虜になってしまうのか。それはすぐに満足感を得たいという欲求が、人間をなにも考えない動物に変えてしまうからだ。

  • *よい習慣は、才能を超える。
    まず、一つ目は、「計画を立てる」である。よい習慣は、才能を超えると思っている。たとえ最初は少々力不足であっても、早起き、読書、メモを取るなど、よい習慣を持つ人は毎日確実に成長し、才能ある人を追い抜いていく。用意周到に計画を立てるというのは、時間を有意義に使ってより大きく成長するための基本中の基本だ。
    *人生の節目に、自問するべきこと。
    二つ目の「成長戦略」は「意識を高める」である。私は、あらゆる行動の前提として、「自分は何者であるか、どう生きていきたいのか、何をしたいのか、自分に問いかけなさい」と常々言っている。「周りがみんなそうだからー」そんな生き方では、必ずどこかで後悔する。自分の人生については、節目ごとに立ち止まって考えることだ。会社に入ったとき、三十歳になったとき、結婚するとき、課長になったとき、必ず自分に問いかける必要があると思っている。私自身は、四十代の半ばから毎年、年初に「この一年、こういう考え方でこんなことをする」という「年頭所感」をA4の紙一枚にまとめている。そして、仕事始めの一月四日に出社したら、一緒に働く仲間である部下全員にこれを発信する。自身の意識だけではなく彼らの意識も高まるし、人に伝えることで、自分の考えに、責任が生ずることにもなる。「最大限の成長を実現するには、『計画』を立てることが必要だ。その代わりになるものなどない」と書いているが、まさしくその通りであると思う。
    *「逆境」を前に奮起する人、へこたれる人
    マクスウェルが挙げる「成長戦略」の八つ目に「逆境に学ぶ」とある。逆境にいた人はあとから大きく伸びるということだ。「逆境」こそが人を鍛え、苦境を跳ね返す精神的な強さを養う。順風満帆にきた人、たとえば恵まれた家庭に生まれ、有名大学を出て出世したような人は、どこか弱いところがある。でも、そういう人でも一回失敗を経験すると、だいぶ違ってくる。これは「成長戦略」の四番目「内省する」にも重なってくることだが、逆境にあって立ち止まり、自分の立ち位置を確認したときに人はグンと成長する。経験は最高の教師ではない。正しく分析できた経験だけが、よい教師になれる。
    *「潜在能力」を目覚めさせ。人間的成長を約束する。
    自分の可能性を発揮できずに人生を終えることは、心の中に音楽を封じ込めたまま、この世を去るようなものだ。ここまで読めば、自分の内に秘めた能力を発揮したいという欲求が生まれてくるだろう。そこで問題になるのが、どうすればそれを達成できるかということだ。間違いなく、その答えは「成長すること」だ。発展的に能力を発揮するには、成長しなければならない。そして成長するためには、意識を高く持ち続けなければならない。正しい心構えを身につけ、自分の資質・長所を見極め、情熱のままに自分の目標に向かい、最高の自分になるためのスキルを身につけることである。
    *「自分の成長計画はあるか」
    この一つの質問が、私の人生を変えた。それまでの私は、自分の成長計画など考えたこともなかった。当時の私は牧師の仕事を始めたばかりだったが、仕事そのものや人生の目標、成功についても意識も高く、一つの戦略もあった。「一生懸命に頑張ること」だ。そして、それだけで目的を達成できると思っていた。しかし、懸命な努力が必ずしも成功に結びつくとは限らないし、単なる希望は戦略とは呼べない。仕事でもっと向上し、人間関係を円滑に運ぶにはどうすればいいか。人間的な深みや洞察力を身につけるためにすべきことは何か。いまある障害を乗り越えるには、もっと懸命に努力すべきなのか、時間をかけるべきか。事態が好転するのをただ待つだけでいいのか。
    *”小さな自分”のまま一生を終えていいのか
    仕事に没頭すれば、誰でも成功できると信じていた。個人的成長が成功の鍵を握っていることに、カートから気づかされた私は、こう思い至った。目的に集中すれば、目的を達成できるかもしれないが、それは成長を約束するものではない。しかし、成長に集中すれば、必ず成長し、しかも目標も達成できるのだ。人間は周囲の環境を変えることには熱心だが、なかなか自分を変えようとしない。だから束縛から逃れられないままである。今よりもレベルの高いリーダーシップを発揮し、出世の階段を上るためには、自分の成長が鍵になると思った。「今の自分」と「理想の自分」「あるべき自分」との間にある溝を埋めるために何をすべきか、私は知る必要があったのである。
    *「とにかく、やる」ために根絶やしにすべき考え方。
    *「見込み」についての誤解。「そのうち自然に成長できるだろう」。子供は、自然に大きくなる。一年もすれば背も伸び、力も強くなる。去年はできなかったことができるようになり、新たなことにもチャレンジするようになる。それと同じように、精神的にも、感情的にも、人は成長するものだと多くの人は無意識に思い込んでいる。時間が経てば、誰でも自然に成長する、と考えているのだ。しかし、漠然と生きているだけでは進歩は望めない。個人の成長は、自然に起こるものではない。学齢期を過ぎたら、自分自身の成長は、他の誰でもない、自分の責任だ。「目指す港がなければ、どんな風も追い風にはならない」と考えた。もし人生をよりよいものにしたいなら、自分自身が向上しなければならない。それを明確な目標として意識しなければならない。
    *「知識」についての誤解。「成長の仕方がわからない」
    多くの人は困難や逆境から学ぶことが多い。つらい経験を積み重ねると、人は変わっていく。ただし、よいほうに変わることも、悪いほうに変わることもある。困難から何を学ぶかについても一貫性はなく、一筋縄ではいかないことも多い。だからこそ、意識的に成長計画を立てるほうが遥かに効率的だ。自ら学ぶことを選択し、自分のペースで、自分を律しながら前進できるからだ。「成長する」と決意し、そのための方法、心の態度を学ぶことほど人生に多大な影響を与えるものはない。
    *「タイミング」についての誤解。「まだ始める時期ではない」
    「準備ができたら始めよう」と言っていては、あまり多くを成し遂げられない。成長しようという意識すらないなら、せめて今日からその意識だけは持つべきだ。でなければ、早晩、停滞期がやってくるだろう。「成長する」という意識が自分を向上させ、「次は何に挑戦しようか」と思わずにいられなくなる。
    *「失敗」についての誤解-「失敗をするのが怖い」
    成長したいと思うのなら、失敗、間違いを犯すことへの恐怖心を克服しなければならない。「何をやるにせよ、失敗は複数あるやり方の一つにすぎない」。
    *「完璧」についての誤解-「最善の方法を見つけなければ動けない」。
    「最善」の方法が見つからないから、成長につながる行動に着手しない-これも成長を阻む大きな誤解の一つだ。最善の方法を見つけるには、まず始めなければならないのだ。前に進んだ分だけ、道の様子がわかる。道を知る術は、とにかく前に進むことしかない。
    *「やる気」についての誤解-「やる気が起きない」
    Just Do It(とにかくやる)。とにかくやる気がなくでもやる。驚くべきことに、やり始めるとやる気が湧いてきて、継続するのはそれほど困難でなくなる。人間というものは、気持ちから入るよりも、行動から入ることのほうが多いと言う。それならば行動しよう。なんでもいいから、やるべきことはやればいいのだ。実行しないための言い訳なら、いくらでも思いついた。時間がない。お金がない。経験がない。それに対して、やらなければならない理由はただ一つ。「実行すれば、自分が変わる」ということだ。
    *「比較」についての誤解-「人が自分より優秀に見える」
    自分より優れている人と一緒にいることで、人は初めて学ぶことができる。意識的に成長を目指していた最初の十年間は、私は常に誰かの後を追いかけていた。「人が自分より優秀に見える」という考えを克服するために、自分のコンフォート・ゾーンからはみ出しても苦痛ではなくなった。
    *「期待」についての誤解-「もっと簡単だと思っていたのに」
    成長し、トップに上りつめることなど朝飯前だと思っている人がどのくらいいるのか私にはわからないが、それは決して簡単なことではない。しかし人間は、自分の力で幸運を引き寄せることができる。その方程式がこれだ。「準備(成長)+姿勢+チャンス+行動(何らかの手を打つこと)=幸運」すべては準備することから始まるが、困ったことに、準備には時間がかかる。目的地を一瞬で変更することはできないが、進む方向は一瞬で変更できる。あなたの目標を達成し、能力を最大限に発揮するには、自らの成長に意識的になること。そうすれば、あなたの人生は変わっていくだろう。
    *「そのうち」「いつか」「あとで」-こんな言葉から足を洗う。
    個人的な成長を期して自己変革を始めるなら「善は急げ」だ。なぜなら、成長に向けた高い意識を持ち続けることで、成長が加速していくからだ。
    *自分に大きな問いかけをする。
    成長を意識し始めた最初の一年で、私は、成長とは一生続くプロセスであることを肝に銘じた。最初は「成長はいつまで続くか」と考えていたが、「自分はどれだけ成長できるか」に変化した。
    ・あなたの人生の目的地はどこか?
    ・どの方向に進みたいのか?
    ・どれだけ遠くまでいけるか?
    これらの質問に答えることが、成長の旅の出発点になる。「最高の人生を送りたい」と望むことは、自分自身の能力を最大限に引き出す最善の方法である。自分自身に投資し、最高の自分になるのだ。努力すればするほど、能力は伸びるし、さらに遠くまで行ける。成長するために最高の努力をすれば、最高の自分になれる。
    *今すぐ実行する。
    朝目覚めて、ベッドから出る前に、「やるなら今」と五十回言いなさい。一日が終わって、寝る前に「やるなら今」と五十回言いなさい。自己変革に着手しようとするときに直面する一番の脅威は、「あとでいいや」という考えだ。それは重大な落とし穴になる。こんな油断ならない言葉は他にない。「あとでやろう」「あとで、五年間アイデアを温めてきた本を書こう」「生活費を工面しないといけないけど・・・あとでなんとかしよう」というように、「あとで」という言葉は、夢を破壊する言葉であり、成功への道をふさぐ障害になる。「明日」から始めるダイエット、「そのうち」始める就職活動、「いつか」実現させたい夢等々。なぜ、こういう考え方をしがちなのか。なぜ、今すぐ行動を起こさないのか。現実に目を向けること。「いつもやっていること」は簡単にできるが、地図にない道は不確実性に満ちあふれている。この本を読み始めたばかりのあなたは、すでに成長に向けて歩み出している。ここで立ち止まってはいけない。成長に役立つ手段を選び、さらに歩みを進めるのだ。
    *「恐怖の原因」に立ち向かう
    ・失敗をするかもしれない恐怖
    ・安心を手放し、知らない世界に足を踏み入れる恐怖
    ・経済的に破たんしてしまう恐怖
    ・他人にどう思われるかという恐怖
    ・成功すると周りの人が離れていくのではないかという恐怖
    大切なのは、「どのような感情を前面に押し出していくか」を自分の頭で考えておくことである。なぜなら、強い感情が最後には勝利するからだ。「恐怖心」を消し去るほどの「信念」を強く大きく育ててほしい。
    *「偶然の成長」から「意識的な成長」を志す。
    偶然の成長             
    ・明日から始めるために計画を立てる 
    ・成長するのを漠然と待つ
    ・失敗からしか学ぶことがない
    ・困ったら運頼み
    ・三日坊主になりがち
    ・悪い習慣をやめられない
    ・大口をたたく
    ・安全を第一に考える
    ・被害者意識が強い
    ・才能に頼る
    ・卒業したら勉強は終わりと考える

    意識的成長
    ・無理に今日から始めようとする
    ・成長はすべて自己責任
    ・失敗する前に学ぶ
    ・努力が肝心を考える
    ・「継続は力なり」を信じている
    ・よい習慣を心がける
    ・最後までやり抜く
    ・リスクを取る
    ・常に学ぶ姿勢を忘れない
    ・自分の個性を生かす
    ・決して成長をやめない

    どんな選択をするかをみていれば、自ずとその人の人生観は見えてくる。最終的に、人は自らの人生をつくり上げ、自分自身をつくり上げる。そのプロセスは死ぬまで終わらない。そして何を選択するかは、つまるところ自分自身の責任なのである。才能を発揮し、人生を全うするには、ただ人生を経験し、学べることは学ぼうと思うだけでは十分ではない。自分の道は自分で切り開き、成長のチャンスを自らの手でつかみ取らねばならない。それができるか否かが、あなたの人生を決定する。人間は自然には成長しない。自ら求めなければ、成長できないのだ。
    *「目的地」を設定しないから人生が”迷走”する。
    成長するには、自分自身を知らなければならない。自分の長所と短所は何か、何に興味があって、どのようなチャンスに恵まれているか。これまでどのような道を歩んできたか。そして何よりも、今のあなたの立ち位置を正確に把握しておかなければ、目的地までの道筋を決められない。もちろん何かを学びたいと思ったら、昨日学んだことの上に、今日学んだことを積み重ねて、成長しなればならない。自分を向上させ、さらなる高みに到達するためには、それしか方法がない。才能を引き出すには、「目的地」と「現在位置」を明確にすることだ。この二つの情報がないと、道に迷う可能性が大である。 「目的地を決める」ということに関して、人は大体、次の三タイプに分けられる。
    ①自分が何をしたいのか、わかっていない人。
    こういう人は、混乱状態にあることが多い。確固とした目的意識がないし、人生の方向性についての意識もない。成長の途上にあっても、そのことに対する意識が低い。いろいろなことに手を出し、腰が定まらない。何に注力すべきかわからないので、自分の才能も発揮できない。
    ②自分が何をしたいかわかっているが、実際には何もしない人。
    彼らは、いつも欲求不満だ。いつでも「今の自分」と「理想の自分」とのギャップに苦しんでいる。「やりたいこと」をやると、「やるべきこと」が疎かになると懸念し、結局「やりたいこと」ができない。あるいは、理想の自分になるために勉強したりする苦労を避ける人もいる。さらには、思い切って方向転換するのが怖くて、一歩を踏み出せない人もいる。理由はともあれ、彼らもまた自分の才能を発揮できないままだ。
    ③自分が何をしたいかわかっていて、実行する人。
    三番目は、己を知り、情熱に満ちあふれ、明確な目的意識を持ち、目的に向かって着実に成長し、この世で与えられた使命を果たす人だ。彼らは、充足感に満ちている。多かれ少なかれ、多くの人は一つ目のカテゴリーに入る。自分が何をしたいのか自覚していないのだ。それは「自分を探求する」ことに無頓着だからで、その結果、大した成長は望めない。
    *具体的な「行動」を起こしているか
    とにかく「行動」を起こさなければ、勝ちも負けもない。
    世の中で人より先を行っている人は、自分の求める環境を探し求め、もし見つかなければ、自分たちでつくり出してしまう。つまり、毎日一歩ずつゴールに近づけるように、具体的な行動を起こし、それを毎日続けている。成功とは、ほとんど例外なく、こうした自発的な行動が実を結んだ結果である。
    *「先を歩む人」はいるか
    自分よりも先を行っている人を見つけ出し、これから進むべき道を彼らから学べば、飛躍的に成長できる。個人的な交流を通じて助けてもらうこともあるが、多くの場合、偉大な先人たちの書いた書物をひも解いて学ぶことになる。私は疑問があると、彼らの知恵を借りる。自分が何をしたいのかがはっきりしたら、それをすでに実行し、成果を上げている人を見つけることから始めてほしい。そして、彼らからしっかり学ぶこと。忘れてはならないのは、自分一人の力だけで目標を達成するのは難しいということだ。必ず先達の助けが必要になる。
    *「素直さ」はあるか。
    個人的な成長に真摯に取り組んでいる人なら、いろいろなところで、いろいろな人から多くを学ぶだろう。
    ・学ぶ姿勢を持つ。
    ・準備万端整えて、メンターに会う。
    ・あらかじめ課題を設定し、卓越した質問をする。
    ・メンターから学んだことを実践する。
    ・学んだことは、人にも説明できるようにする。
    *人生には大切な日が二つある。自分が生まれた日と、自分がこの世に生まれてきた理由を見つけた日だ。あなたはこの世で何をするために生まれてきたのか、ぜひ見つけてほしい。そして全身全霊をかけて、それを追究してほしい。
    *セルフ・イメージを上げる「10の約束事」
    ①「心のつぶやき」まで前向きに
    自覚しているかどうかわからないが、人間は四六時中、心の中で自分と会話している。あなたは自分に何を語りかけているだろう。自分で自分を励ましているのか、それとも自分をけなしてばかりなのか。前向きな言葉をかけているなら、前向きなセルフ・イメージをつくり上げられるし、後ろ向きな言葉をかけているなら自尊心はボロボロだ。生き方を変えるには考え方を、考え方を変えるには話す言葉と話し方を変えること。人は年齢を重ねるほど、自分の思考、口に出す言葉、信念に責任を持つべきだ。誰でも今日までの人生で、多くの問題にぶつかってきただろうが、自分を卑下した話し方では、問題がさらに大きくなるのが関の山である。自分で自分を励まし、応援すること。前向きな考え方は、きっとあなた自身のためになる。
    ②他人と比べない。
    自分と他人を比較すると、どうなるか。答えは二つに一つ。他の人たちがみんな自分のずっと前を歩いているような気がしてやる気を失うか、そうでなければ、自分のほうが優秀だと思って天狗になるかだ。自分と他人の比較より、自分の成長に集中すること。自分を比較する相手は自分しかいない。今日の自分が、昨日の自分より進歩していることが大切なのだ。今日できることに終点を絞り、改善と成長を目指すこと。
    ③自分の限界(リミッター)を外す。
    私たちが直面する最大の障害は、自分で自分に設けている限界なのだ。自分の進歩を妨害するのは、「自分にはできない」という自身の思い込みだということだ。
    ④「他人の価値」を認める
    自尊心の低い人は、自分が取るに足りない人間だと信じやすく、被害者意識が強い。やたらと自意識過剰になり、自己防衛本能が強く、自分勝手になりやすい。そうしなければ生きていけないと思っているからだ。もしあなたがそう感じているなら、他人のために尽くし、その人の価値を高めてあげることで、そうした感情を払拭できる。たとえ小さなことでも、他人の人生にプラスの影響を及ぼせると自尊心は高まる。人のためになることをして、悪い気がするはずはない。それに、あなたの助けでその人の価値が高まれば、あなた自身の価値も高まることになる。つまり、お互いに自尊心を高め合うことができるのだ。
    ⑤困難でも「正しいこと」をする。
    自尊心を持つには、正しいと思うことをするのが最善の方法だ。正しいことをすれば、大きな満足感が得られる。もしそうでなければ、罪悪感を持ち、後悔に苛まされるか、「自分は間違っていない」「大したことではない」と自分を納得させることになる。自分の心に嘘をつくことは、人としての品格を傷つけ、自尊心を損なうだろう。人格の形成につながる正しい行動を取るたびに、人は強くなっていく。そしてより困難な課題に立ち向かい、人格を高めていく。前向きな姿勢は人生のあらゆる側面に広がっていき、何をするにせよ、自信に満ちあふれ、積極性が増すので、自分らしく振る舞え、そのことが自身につながっていく。
    ⑥毎日一つ、「自分で決めたこと」を実行する。
    とても自分には達成できそうにない目標があるなら、一気に片付けようと思うのではなく、毎日少しずつ取り組んでいくこと。自尊心が持てるかどうかは、毎日の前向きな習慣や行動、判断にかかっているのだから、日々の行動によって自尊心を着実に高めていき、同時に大きな問題を解決する道を探るのだ。悩んでいる暇があったら、すぐに何か具体的な行動を起こすこと。毎日「こう」と決めたことを実行すると、やる気が起きる。たとえささやかなことであっても、正しい方向に向かって一歩ずつ前進することで気持ちが高揚する。
    ⑦小さな勝利を祝う
    いいことが何もないと、やる気がなくなる。小さなことでも自分を誉めたたえると、勇気が湧いてくる。引き続き頑張ろうという気持ちになる。その効果を見くびってはならない。
    ⑧「明るい未来」を思い描く
    ⑨「前向きな言葉」で自分を規定する
    ⑩自分の人生に責任を持つ
    自分なりの人生設計や目標がないと、誰か別の人の人生に取り込まれてしまうのだ。自分の人生は変えることができる。どんな環境で育ったかとは関係なく、あなたはよりよい人生を実現できる。過去にどんな深い心の傷を負っていても、どんなにひどい失敗をしていても、あなたは学び、成長することができる。持って生まれた素質を最大限に生かすことができる。ただ自分を信じて、歩み出せばいいだけだ。そして一歩前進するたびに、前向きに考え、正しい選択をし、少しだけ規律正しく行動すれば、一歩ずつ目標に近づいていく。立ち止まらずに前進し続け、そして信じ続けよう。
    *思考に深みが生まれ、直観も冴える。
    一息入れて内省の時間を持つときには、次の四つの「思考の方向性」がある。
    ①調査・探求
    すでに発見された真実を理解することはたやすい。重要なのは発見することだ。それには調査が必要だ。忘れてならないのは、経験を糧にして継続的に成長していくには、経験からの物事の本質と真実を見つけ出さねばならないということだ。そのためには徹底的な調査が必要になる。
    ②熟考
    経験を熟考するとは、よく聞き、学ぶことである。
    ③ひらめき
    突然物事の本質を理解できた瞬間のことである。それは歩みをとめ、内省する時間と努力を費やしたご褒美として得られるものなのだ。
    ④説明
    説明は、アイデアに肉付けをするプロセスである。
    *私は今でもモチベーションの大切さを信じている。誰でも励まされ、やる気が起きると仕事も楽しくなる。しかし、こと個人的な成長となると話は違ってくる。モチベーションがあれば成長に向けてスタートを切れるが、成長を継続させるには自制心が必要だ。才能があろうが、なかろうが関係ない。チャンスに恵まれようが関係な。継続性こそが成長の鍵である。
    *「調子の出ないとき」にこそ”真価”が問われる。
    ①自分の何を向上させればいいのか
    成功のためには自分を成長させること。それがわかっていても、進歩の仕方が安定しない人が多い。彼らは、成功したいという野望を持ち、仕事も段取りよくこなすが、進歩がない。なぜか。彼らは仕事に精通している。しかし、人生には精通しておらず、その状態に甘んじているからだ。自分の将来は自分の成長にかかっている。日々、自分を向上させれば、未来は大きな可能性に満ちてくる。活動の場を広げれば、あなたの視野も広がり、選択肢も増え、チャンスに恵まれ、可能性は無限に広がる。自分の目的に集中し、目的達成のために成長することに専念すればするほど、持てる才能を発揮し、可能性を広げ、大きな成功を手にする見込みは大きくなる。
    ②どのように自分を向上させればいいのか
    すべての人が同じやり方、同じものでモチベーションが高まるとは限らない。だから、自分の性格を知り、それをうまく利用していくことだ。
    ③なぜ向上し続けたいと思うのか
    「何を、どのように向上させるか」を明確にすることは、成長を継続させていく鍵である。さらに、「なぜ向上したいか」を知ることも、きわめて重要だ。「なぜ向上したいのか」ーその理由がわかれば、「やるぞ!」と決めたときのエネルギーや熱意が薄れてきたあとも、やる気が続く。意思の力が十分とは言えないときも、前進できる。「なぜ、自分は向上したいのか」を強く意識していれば、学びや自己鍛錬の途上で困難にぶつかったり、やる気が失せたり、退屈したりしても、投げ出すことはない。「向上への意欲」が自身の価値観や夢、目標を深く結びついていれば、「なぜ、それをすべきなのか」を深く理解できる。ここまでくれば何がなんでもやり抜ける。「なぜ、向上したいのか」という動機づけが弱いままでは、成長するための努力を継続するのは困難だ。私は「なぜ、夢を実現したいのか」その理由が正当なものであるほど、夢実現の可能性は大きくなると教えているが、成長についてもまったく同じだ。「なぜ、向上したいのか」その理由が多ければ多いほど、最後までやり遂げる可能性は大きい。一度でも途中でやめてしまうと、やめ癖がつく。ささやかな、一見無意味なことを最後まで続けることによって、長い間には「決定的な差が生まれる」ということである。たとえどんなに小さなことであっても、正しい判断を積み重ねていけば、あなたの人生はガラリと変わる可能性がある。何のために正しい判断をしなければならないのかを肝に銘じておくといい。
    ④いつ自分を向上させればいいのか
    いつ自分を向上させるべきかーそれは「今」だ。今日から始めるのだ。「明日のために生きる人生を実現するには、あと一日あれば十分である。」もしまだ何も始めていないなら、今こそ始めるときだ。何と言っても、今日という日がなければ、明日も存在しないのだから。毎日の行動、つまり習慣を変えなければ、人生を変えられない。毎日やっていることの中で、変えるべきことは何か。そして何をすべきなのか。しかし、より大切なのは、「何をやめるべきか」だろう。明日の自分の行動に変化をもたらすために、今、この瞬間に変えるべきことは何か。
    *スランプを”自力で克服”できなければ未来はない。
    モチベーションがあれば、何かを始めることはできるが、あなたを継続的に成長させるのは「自制心」なのだ。
    *「今いる環境」で未来はあるか
    まずは、自分が今いる環境を点検し、「なぜ変化が必要なのか」を明確にする必要がある。たとえば私が転職を決意したときは「あまりに早くトップになってしまった」「挑戦の機会が少ない」「組織の中に目指す場所がない」というのが、その理由だった。自分が成長しているか、そして成長できる環境にいるかどうかを判断する指標は、「これからの展開を考えるとワクワクできる」か、それとも「これまでやってきたことを懐かしく思い出すだけ」か、意識することだ。もしも未来が退屈で、代り映えのしないもののに思え、自由がないと感じたら、変化が必要な時期に来ている可能性が高い。今いる環境が、あなたの成長を促すようなものではないと、本能的に感じ取っているのかもしれない。
    *「つき合う相手」を厳選する。
    「知恵のある者と共に歩む者は知恵を得る。愚か者の友となる者は損失をこうむる」。自分の器より大きい人と一緒にいると、居心地の悪いこともあるが、必ず学ぶべきことが見つかる。「善人とつき合えば、善人の数が増える」という諺もあるぐらいだ。
    *「今」にエネルギーを投下せよ
    変えたいと思っていたことが実現する瞬間は、いつも現在形である。今この瞬間のあなたの行動が、あなたの未来を決める。私たちが生き、働いているのは「今」だ。昨日は過ぎ去った。明日はまだ来ていない。私たちにあるのは今日だけ。では始めましょう。もし自分の内面と環境を変えなければならないなら、過去にこだわっている暇はないし、過去を変えることなどできない。未来のことに頭を悩ませても、未来をコントロールすることはできない。今、この瞬間と、今できることに集中しよう。
    *とにかく行動!行動!行動!
    何もしないで、環境が変わるのを待っていてはいけない。行動によって環境に変化を起こそう。今の環境に働きかけて、もっとよい環境に転換することもできる。成長は、必ず行動を起こすことから始まり、行動を起こせば必ず批判されることも増える。それでも前に進もう。能力を発揮するには、他人があなたには不可能だと思っていることだけではなく、自分自身でも不可能だと思っていることに着手すること。多くの人は自分を過小評価している。できるとわかっていることしか、やろうとしない。そうではなく、手に届きそうにないところまで手を伸ばすべきなのだ。未来をその手で紡ぎ出す気がないのなら、与えられた未来で我慢するしかない。
    *人生の”拒否権”を誰にも与えるな
    自分の人生の主導権を握れば、他人や社会の許可を得る必要はない。他人に許可を求めるとは、あなたの人生の拒否権をその人に与えることを意味する。大きな変化を起こす前に適切なアドバイスを求めることも大切だが、最終的な判断はあなた自身がしなければならない。あなたが人生で何を選択するかは、結局あなた自身の責任である。
    *自分で人生設計を立てられない人は、他人の人生計画に頼ることになる。それはどんな計画になると思う?まあ、大したものにはならないだろう。
    *「戦略的に生きる」とは、どういうことか
    多くの人は、無為に人生を過ごしている。いつも受け身の姿勢で、自分から行動を起こさない。そして人生の大半が過ぎ去ってから、ようやくもっと積極的で戦略的にいきるべきだったと思い至るのである。こんな生き方から脱却するには、もっと緊迫感を持ち、戦略的な生き方を目指すべきだ。
    *リーダーに求められる性格とはどのようなものか。
    リーダーに求められる共通の資質とは、「正直さ・公正さ」だった。
    *「ついていきたい」と思われる人の資質とは。
    正直なリーダーについていきたいと思う人が多いのは、それほど驚くことではない。信用できない人間と仕事をしたい人などいない。しかし、一緒に働く人やリーダーのことを心配する前に、年がら年中、行動を共にしている人間がいる。それは自分自身だ。正直さや誠実さを核とした優れた人格は、人生のいかなる局面においても成功に欠かせないものだ。優れた人格を欠く人間は、砂上の楼閣のように崩れ去る運命にある。仕事に必要な能力を重視し、人格形成をなおざりにしたため、最後に失敗するケースも少なくない。その先に待っているのは、人間関係の破綻や、キャリアの頓挫である。リーダーシップを発揮できないのは、99%、リーダーの人格に問題がある場合だ。能力の高さに注目するあまり、人格は問題にされないことが多い。気のゆるみから期限内に仕事を終わらせることができなかったり、ちゃんと勉強をしなかったために試験の点数が悪かったり、ためになる本も読まず、どうでもいいことに時間と金を浪費し、成長のチャンスを逃してしまう。これらはすべて人格的な部分に問題があるからであって、能力不足のせいではない。人格形成は、あなたの成長レベルを左右するのだ。
    *この「高潔さ」は最強の武器になる
    意識的に「人格形成の梯子」を上ること、つまり精神性を高めることを心がけている。品性を磨くことに関しては、「気づいたら最上段まで上っていた」ということはない。何十年もかけて、適切な考え方を身につけ、自分を向上させ続けねばならないのだ。
    ①”外見”より「内面」に磨きをかける
    人目を気にするのは、人間の正常な反応である。それはそれで問題はない。問題になるのは、外面にばかり気を遣うようになった場合だ。評判のよし悪しは、人の目にどう映るかで決まる。人格は、その人の内面を反映している。ありがたいことに、外面より内面を磨くことに重点を置いていると、いつの間にか外見にも磨きがかかってくる。これは本当のことだ。
    「不純な私心」をなくす
    やるべきことを、やるべきときにやれば、やりたいことを、やりたいときにやれるようになる。言い換えるなら、何かを実行する前に、それにふさわしい人になっていろということだ。外面的には正しい、ことをしているのに、なかなか成功できない人をよく目にする。そういう場合、きっと内面的に変えるべきことがあるに違いないと、私は考える。一見、適切に思える行動も、動機が不純なら順調に進展しないし、一見、よいことばかりを言っていても、心にやましいところがあるとうまくいかない。親切そうに振る舞っていながら、心の中に憎しみや軽蔑の念が渦巻いていたのでは、親しいつき合いはできない。継続的な成長と永続的な成功は、裏表のない生き方の結果である。そのためにも人格を磨き内面を充実させることだ。
    *自分が他人に望むことを実践せよ。
    人生の指針を一つだけ選ぶとしたら、これしかない。「何事でも人々からしてほしいと望むことは、人々にもその通りにせよ。」この黄金律に従うことで、豊かな人格が形成され、自分以外の人にも注意を向けられるようになる。人の気持ちがわかるようになり、王道を歩むような人間になる。特に困難にぶつかったとき、この原則にこだわって行動すれば、多くの人から慕われるようになる。
    *自分が変わると、他人も変わる
    私の人格形成における梯子の最後の「段」は、死ぬその日まで人格形成に努め、最高の生き方をすると決意することだ。私は毎日、そのために正しい行いをし、よりよい人間になるために努力を積み重ねている。正しい行いをするには、「その気になる」のを待っていては手遅れだ。感情は行動についてくる。正しい行いをすれば、それでいいと納得できる。正しくない行いをすれば、何かがおかしいと感じる。自分の行動を自分で管理すれば、感情は落ち着くべき場所に落ち着いていくだろう。何事も最初の一歩を踏み出すのはあなたであり、私である。世の中の人が皆、自分に磨きをかければ、この世はもっと住みやすくなる。生ある限り自分を磨き続けることが、この世界をよりよくするために、われわれができる最高の貢献である。成長し、能力を発揮したいと望むなら、成功よりも自らの人格に目を向けなければならない。個人の成長とは、知識を増やし、技術を身につけることではない。成長とは、人としての包容力を高めることだ。たとえ傷ついても、芯となる人格を守らなければならない。今の自分に満足することなく、あるべき自分を実現させることだ。
    *「現状維持」とは”衰退”を意味する
    ”安全圏の安逸”より「挑戦の緊張感」
    大半の人は、自分の可能性を生かすことより、安全圏にとどまることを選ぶ。慣れ親しんだ生活と習慣に流され、同じことを、同じやり方で、同じ人たちを相手に、同じときに実行し、同じ結果を出す。たしかに安全圏にいる限り苦労することはないが、その先には平凡な人生と不平不満が待っている。自分に備わっている能力を発揮する気のない人は、不幸な一生を送ることになる。現状に甘んじていながら、どうも自分の人生は思い通りにいかないと悩むぐらいなら、勇気を持って安全地帯の外に一歩を踏み出し、平凡な考え方と決別すること。そうしない限り、底力を発揮できないことに気づくべきだ。慣れ親しんできた安全や安心に別れを告げること。言い訳はやめて、突き進むのだ。背伸びをして、未開発の才能を発揮するには、その緊張感に耐えねばならない。それが、後悔してぼやかないための唯一の方法だ。
    *とにかく腰を上げる
    自分の未知なる可能性を発揮するには、まず自分の内面に注目しなければならない。あなたを取り巻く状況が気に入らないこともあるだろうが、理想を思い描き、その実現のために努力すれば、状況も変化せずには済まない。内面の変化が外面に表れないことはないのだ。あなたが今、置かれている状況は、あなたが自分で決めて起こした行動ーまたは起こさなかった行動の結果である。年齢を重ねれば重ねるほど、人は自分の置かれている状況の責任は自分にあると考えるべきだ。
    *チャンスをふいにする「心の習慣」とは
    手放すか、手放さないかとなったとき、「絶対、何も手放したくない」と考えるのはやめること。「絶対」という言葉一つで、人生であなたが出会うであろう多くのチャンスをふいにしてしまうのは、あまりにももったいない。短慮は憂うべきだが、人生では果敢に決断を下すべき場面もある。しかも、その場面は一回限りのものであることもある。それを逃すと、二度とチャンスは訪れない。
    *「なぜ」の数だけ人生はエキサイティングになる
    好奇心は、平凡なアイデアを膨らませ、可能性を広げてくれる。「なぜ」と考えることで、想像力に火がつく。新たな発見へとつながっていく。平凡の壁を乗り越え、非凡な生き方を可能にする。石橋を叩いて渡るのがいいというが、「世界を牛耳っているのは、想像の世界にある橋を、他の誰も渡らないうちに渡った人間だ。
    *毎日、新しい発見をしているか。
    いつも好奇心を持ち続ける最善の方法は、朝起きたときに、今日も新しいことを学び、これまでにない経験をし、会ったことのない人に会うぞと心に誓うことだ。成功する人は一日を楽しみ、心を研ぎ澄ませ、つまらないことに目を奪われない。成長し続けるためには、集中力を絶やさず、新しい経験を見逃さないように、感性と意識を全開にしておくことだ。新しい経験も、経験しただけで終わりでは、何もならない。新しいものを見聞きしたら、それを何かに応用すること。新しいことを学んだときは、一日の最と後に、何を学んだかを自問自答するのが一番いいやり方だと思う。忘れないでほしい。経験は最良の教師ではない。「経験を評価すること」こそが最良の教師なのだ。
    *いつでも”改善の余地”を探せ
    私はいつも「他の選択肢はないか」と探してしまうタイプの人間だ。しかし、世の中には何か問題にぶつかると「たった一つの正解」を見つけようとする人もいる。そんな馬鹿なと思うかもしれないが、そういう態度は問題だ。「単一回答」タイプの人は、学びや成長に適しているとは言えない。なぜなら、問題にはいくつもの答えがあるのが普通だからだ。正しい答えは絶対一つしかないと思っている人は、それが見つからないと、すぐ苛立つ。もし見つかれば、本当はもっといい答えがあったとしても、そこで答えを探すのをやめてしまう。正解にたどり着いた瞬間に、すっかり安心してしまうのだ。どんな答えも完璧ではなく、どんな優れた答えも、必らず改善の余地がある。「壊れていないなら、直さなくていい」と言う人がいるが、こんなセリフを口にしているようでは成長は頭打ちだ。あまりにも居心地がよく、人生が停滞していると感じたら、疑問を持ち、「もっといいやり方があるのではないか」と考えてみよう。怠け者は、そんなことを言われるとうんざりするが、自己成長を目指す人ならますますやる気になって、挑戦しようと思うはずだ。
    *”決まりきった日常”から一歩抜け出す
    「すべての人生は実験だ。実験が多ければ多いほど物事はよくなる。」私は革新的な考え方が大切だと思っているので、考えるときに、自分で決めた枠組みから一歩も外に出ようとしない人を見るとイライラする。「そういうやり方は、今までしたことがありません」とか、「それは私の仕事ではありませn」とかいう人を見ると、私は活を入れたくなる。でなければ、葬式を出そうかと思う。なぜなら、そういう連中はすでに死んでいるも同然で、誰かに死亡宣告されるのを待っているだけだからだ。
    *「経験」を”知恵”に昇華しているか
    「その人の才能と、その人自身を混同してはいけない。才能があるからこそ素晴らしい業績を上げることができたのだが、人間的な欠陥があると、いつかは破綻する。」特定の分野で有能だからといって、規律や人間性の問題を軽視していいということにはならない。
    *優秀であることは、これ以上はないという最善を尽くすことだ。すべてのことにおいて。あらゆる面で。
    *ただ長時間働くのではなく、「何が効果的か」と考える。
    「可能性を広げるためには、どうすればいいか」と訊かれると、大抵の人は「もっと長い時間働けばいい」と答える。しかし、それは問題だ。長い時間、働いたからといって、必ず可能性が広がるものではない。同じことを繰り返しても、同じ結果が得られるだけだ。仕事を始めたばかりの頃、私はよくこの罠にはまっていた。実際、もっと成功するにはどうすればいいかと問われれば、「もっと頑張って働くしかない」と答えていた。成功できないのは、頑張りが足りないからだと思っていた。つまり私は、仕事の「質」よりも「量」を重視していたのである。やるべきことを効率的にこなすのではなく、できるだけたくさんのことをやろうとしていた。
    *気遣い、励ましー「人に与えられること」は無限にある。
    人を助ける機会をもっと増やし、生きている間に世の中に貢献するには、どうすればいいのか。まず、自分は「池」ではなく、「川}になったつもりになってほしい。一時的に個人的な成長を遂げた人は、自分自身の価値を高めることを優先する。彼らはいつも水を貯め込んでいる貯水池に似ている。それに対して、川は常に流れている。流れ込んできた水は、やがてどこかに運ばれていく。学びと成長のプロセスは、こうでなくてはならない。絶えず受け取るものがあるという、ゆったりとした心構えが必要だ。しかし、あなたが一人の人間としての成長のために努力を惜しまないなら、欠乏感を覚えることはなく、人に与えられるものはいくらでもあるだろう。
    *信頼と人望が自然と集まる「7つの行動規範」
    見返りを求めることなく、自分の時間、専門知識、資質を世の中に提供するのは、無欲な行いである。どういう仕組みになっているのか、私には説明できないが、人の要求やニーズに応えることに集中していると、自分の要求やニーズが満たされることが多い。それに対して、自分一人であらゆるものを独り占めしていると、独りぼっちで取り残され、心は満たされない。その結果、人から疎まれ、潜在能力を発揮することもできなくなる。
    ①「感謝の心」を持ち続ける。
    感謝の気持ちを持てない人は、人に与えられない。他人のことなど眼中になく、自分のことしか考えていないからだ。自分を助けてくれる人、何でも与えてくれる人、尽くしてくれる人を見つけることが、彼らの生き甲斐だ。そして期待を裏切られると、なぜだろうと不思議がる。利己的な人間は種まきもせず、収穫に感謝するどころか、どうしてこんなに収穫が少ないのかわからないとぼやく。他の人が求めているものを手に入れる手助けをすれば、君が人生で手に入れたいと思っているものは、すべて手に入れられるだろう。
    ②自分の利益は後回し
    年齢を重ねるほど、人のありがたみが身にしみるものだ。この世の中に、永遠のものは何一つない。大切なのは人だ。あなたのキャリア、趣味、影響力などは、あなたが死ねば消えてなくなる。しかし、あなたが影響を与えた「人」は生き続ける。あなたが伝授したものは「人」を通じて次代へと受け継がれていく。そのサイクルは、あなたの死後も連綿と続いていくだろう。敬意を持って人と接することは、相手のためでもあるし、こちらの人生の舵取りがしやすくなる。そして、人から多くを学べるようになる。あなたが人生でどれだけのことを成し遂げられるかは、幼いものをいくつしみ、老いた者を思いやり、努力する人には共感を持って接し、弱者や強者に寛容かどうかにかかっている。なぜなら、人生のいずれかの時点で、あなたはそのすべてを経験するからである。あなたがリーダーであるなら、自分より人を優先することが、より重要になる。なぜなら、あなたの行動が多くの人に影響を与えるからだ。
    ③物欲に支配されない
    ④「損得勘定」で人とつき合わない
    ⑤「種まき」に力を入れ、忍耐強く待つ
    ⑥「自己実現」よりも「自己開発」に重点をおく
    ⑦「負けないための戦い」はするな
    積極的に学び、成長するのをやめた瞬間に、「与えるものがなくなる瞬間」までのカウントダウンが始まる。与え続けるためには、成長し続けなければならない。現状に満足したとき、成長は止まる。「自分は十分成長した」と思ったとき、あるいは「今ある知識や技術で十分間に合う」と思ったとき、もう成長しなくても大丈夫だと思いがちだ。しかし、そうなると、しばらく現状を維持したあと、退化し始め、創造的な精神を失っていく。新境地の開拓は二の次になり、仕事の効率を上げようと考える。成長に投資をするどころか、コスト削減を図ろうとする。そういう人は陳腐なビジョンしか掲げられなくなり、勝つためにではなく、負けないために戦うようになる。その次は、積極的な成長をやめたせいで、「情熱」が失われる。誰でも、自分が得意なことをやるのは好きだが、上手にやるには技術を磨き続けなければならない。腕が落ちると、熱意も失せ、最後には不満だけが残る。ここまでくると、昔を思い出して、懐かしがることが多くなる。過去の栄光を追い求めるしかなく、あとは朽ち果てるのを待つだけだ。時代遅れの人間から何かを学びたいという人はいない。もはや世の中に貢献できることは何もない。私は「持てるもの」をすべて与え尽くしたい。そのためには、「もうこれ以上、成長できない」というところまで成長しなければならない。
    *自分自身を”使い尽くして”生きよ
    人生の最高の生かし方は、「他の人に尽くすこと」だと言っている。
    *成長することは、すべての幸福感に通じる
    成長を突きつめていった先にあるのは、他者への貢献や献身であると気づかれるだろう。目に前にある難しい仕事に真摯に取り組んで結果を残していく。実直にパートナーシップを築きながら仕事を進めていく。そういうチャレンジをすることで、自分自身を成長させ、世のため、人のために貢献をする。そんな人物は、必ず周囲から認められ、頼りにされ、愛され、尊敬されていくだろう。人からそんな眼差しをもって迎えられるという以上の幸せは、この世にはない。「情けは人のためならず」ではないが、「なぜ人のために頑張るのか」といえば、自分が幸せになるためだからだ。

  • 自分が変わるためにはなにが必要か?
    私は仕事に対して質より量を優先させてしまい、体を壊してしまった経験がある。
    この本では、何が効果的かを考えてやっていかなくてはならないとある。
    ・何をやらなければならないか
    ・もっとも大きな成果が期待できるのは何か
    ・もっとも大きな恩恵が得られるのは何か
    これらを理解することに焦点をあてて行動することが重要で、自分も量<質で行動していかなくてはならない。
    我武者羅ということではないのでしょう。

  • 人はなぜ生きるのか、働くのか?
    →人は自分を磨くために働く。
    世のため、人のために働く。
    つまり、成長するため、何かに貢献するために働くということだ。

    本書のテーマ「成長戦略」は、15。

    1.計画を立てる
    用意周到に計画を立てることは、時間を有意義に使ってより大きく成長するための基本。
    「自分の成長計画はあるか」
    成長の出発点は、次の質問に答えること。
    ●あなたの人生の目的地はどこか?
    ●どの方向に進みたいのか?
    ●どれだけ遠くまで行けるのか?

    自分の道は自分で切り開き、成長のチャンスを自らの手でつかみ取らなければならない。それがあなたの人生を決定する。

    2.意識を高める
    目的地と現在地を明確にする。

    ●今やっていることが好きか
    ●自分のやりたいことは何か
    ●夢を実現するだけの実力はあるか
    ●動機は何か
    ●やりたいことをするために何をすべきかわかっているか
    ●先を歩む人はいるか
    その人から学べ。
    ●素直さはあるか
    学ぶ姿勢持ってるか、
    メンターいるか、
    課題設定できてるか、
    学んだことを実行する
    学んだことを人に説明する
    ●犠牲を払う覚悟はあるか
    ●いつ始めるのか
    ●やりたいことをやるとはどういうことなのか知っているか
    どれだけ大変か知っているか?

    「人生には大切な日が二つある。自分が生まれた日と、自分がこの世に生まれてきた理由を見つけた日。」

    3.自尊心を育てる
    成長できない理由のひとつが「自己評価の低さ」
    ●心のつぶやき 前向きに
    ●他人と比べない
    ●自分のリミッターを外す
    ●他人の価値を認める
    自尊心の低い人は、自分が取るに足りない人間だと感じやすく、被害者意識が強い。やたらと自意識過剰になり、自己防衛本能が強く、自分勝手になりやすい。そうしなければ生きていけないと思っているからだ。
    ●困難でも正しいことをする
    ●毎日ひとつ、自分で決めたことを実行する
    自尊心が持てるかどうかは、毎日の前向きな習慣や行動、判断にかかっている。
    ●小さな勝利を祝う
    ●明るい未来を思い描く
    ●前向きな言葉で自分を規定する
    ●自分の人生に責任を持つ
    自分なりの人生計画や目標がないと、別の人の人生に取り込まれてしまう。

    4.じっくりと内省する
    ●内省によって経験が、見識に変わる
    ●孤独時間の中で自分の核を醸成する
    ●自分に問いかける
    「大切な場面で取る行動に、その人の人格が表れる。そして今の自分は、去年の自己鍛錬の結果である。」

    5.何があっても継続する
    できない理由を探すな。
    何をどのように向上させるのか
    なぜ向上したいのか を意識する。

    6.環境を変える
    自分の力で変えられること →「問題や課題」
    自分の力では変えられないこと→「宿命」

    「知恵のある者と共に歩む者は知恵を得る。愚か者の友となる者は損失をこうむる」(ソロモン王)

    「昨日は過ぎ去った。明日はまだ来ていない。私たちにあるのは今日だけ。では始めましょう」(マザーテレサ)

    7.用意周到に戦略を練る
    キャリア設計の前に人生設計を立てる。
    「もっと早い時期に目標を立てるべき。人生は予行演習ではない。現実なのだ。」(ある重役の話)
    成果が倍増する仕組みをつくる。
    1.本を読む。聞く。
    2.名言、記事を切り抜く。
    3.創造的な能力を発揮するための工夫(iphoneの活用など)
    4.アイデアノートの作成、活用
    5.スケジュール作成のやり方を決めて実行

    8.逆境に学ぶ

    9.人格を磨く
    リーダーに求められる資質「正直さ・公正さ」
    「リーダーシップを発揮できないのは、99%、リーダーの人格に問題がある場合だ」(ノーマン・シュワルツコフ)

    ●自分が他人に望むことを実践せよ。
    ●「人のために尽くす」
    ●「水を飲むとき、井戸を掘った人を忘れるな」(中国の諺)
    ●「感謝の気持ち、謙虚さこそ、あらゆる徳の確かな基礎」(孔子)
    ●自分が変わると、他人も変わる

    10.背伸びをする
    自分が向上することでチームに貢献できる。成功する人は他人が必要としている変化を、率先して起こす。

    理想を追い求める努力、より高く、より遠くへ到達しようとする絶え間ない努力、それらが人間らしさと人格を発展させる。

    11.思い切って手放す
    次のレベルに進むためには、大切なものを手放すことも必要。

    自分を消耗させない。
    そのために
    ・賢く働くため仕事を人に任せる
    ・うまく出来ることをやり、他はやらない
    ・スケジュールは自分で決める
    ・好きなことをやれば、エネルギーが湧く
    ・気の合う人と一緒に働く

    12.好奇心を忘れない

    13.手本を見つける
    「成長するにつれ、私は人の発言にはあまり注目しなくなった。ただその人の行動だけを見ている」(アンドリュー・カーネギー)

    14.可能性を拡大し続ける
    仕事の質を重視する。何が効果的かを考える。
    ・何をやらなければならないか。
    ・最も大きな成果が期待出来るのは何か。
    ・最も大きな恩恵が得られるのは何か。

    できない理由ではなく、どうすればできるかと考える。
    方法は無数にあると考える。


    15.貢献する
    人の役に立つ人間。
    「私は死んだとき<彼は金持ちだった>と言われるより、<人の役に立つ人だった>と言われたい」(ベンジャミン・フランクリン)

    信頼と人望が集まる7つの行動規範
    ①感謝の心を持ち続ける
    ②自分の利益は後回し
    ③物欲に支配されない
    ④損得勘定で人と付き合わない
    ⑤種まきに力を入れ、忍耐強く待つ
    ⑥自己実現よりも自己開発に重点をおく
    ⑦負けないための戦いはするな

    人生の最高の生き方は、「他の人に尽くすこと」

  • 良書である。
    ぜひ一読を。

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