「心が凹んだとき」に読む本: 1日5分!“読む処方箋” (王様文庫)
- 三笠書房 (2011年11月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837966210
作品紹介・あらすじ
自分の心とは、一生のおつきあい。だから、知っておきたい"いい気分"を充満させるコツ。誰かの一言がチクッと心に刺さったり、がんばりすぎて、疲れてしまったり、うまくいかなくて、落ち込んだり…。そんな"へこんだ心"を一瞬で元気にして、内側からぽかぽかと温めてくれる、上手な「気持ちの整理」術、満載。
感想・レビュー・書評
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本は出会いだなと思う。
偶然立ち寄った本屋の店頭に平積みされていた本書は、まさに今の自分に必要な本だった。
ふだんはこの手のハウツー本は買わないのだが、数ページ立ち読みしただけで、「これは手元に置いて何度も繰り返し読むべき本だ」と思って即座に購入した。
どのページを読んでも、平易な言葉で深い内容が書かれている。押し付けがましさもなく、寄り添うように考え方のヒントをくれるのだ。
自己評価の低い私は、どうしたって自分を責める方へ考えが向いてしまう。「自分を認めよう」とか「自己評価を高く」と言われてもなかなかできないのだが、「かも」という考え方は目からうろこだった。この絶妙な肯定具合! 実際、「かも」を使って肯定的な発想をするように仕向けていくと、凹んだ心も少しふくらむように思えてくる。
心屋さんの素晴らしいところは、決して高所から見下ろして物を言わないところだと思う。「私もまだうまくいかないときもあるんですけどね」という立ち位置が、こちらの気持ちをほぐしてくれるのだ。
非常に個人的な理由ではあるが、心底、「読んでよかった」と思えた本だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悩みのヒントになる。手元に置いて、繰り返し読みたいと思った。
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ある程度は自分の心を保てているとは思っているけど、こういう本を手にとってしまうということは、
自分の心が凹んでいるということなのかもしれない。 -
心屋仁之助さんにすっかりハマって、2冊目。
まるでカウンセリングをされているように「うんうん、そうだね」と自分を肯定されるような感覚に陥り、凹みきっていた自分は涙無しに読めませんでした。
試しに書いてあるとおりに「嫌われても良いや」という気持ちでお客さんに接してみたら、不思議と話が弾んで、一日終わってもいつもはぐったりとする疲労感を感じずに済みました。
自分を傷つけられるのは自分だけ。誰かに傷つけられたと思うのは、単に勝手な自分の反応のせい。
いろんな自己啓発書や心理学の本を読んできましたが、「人は自分の鏡」だということを心から理解して、分からせてもらいました。
読んでると心にグサグサ刺さるし、でも深いところで自分を肯定出来るようになる不思議な本。
これから心屋さんの本を漁ってみようと思ってます。 -
凹んでいなくてもこれを読むとすっきり!
凹んでいるときはゴムボールがへこんでいるのを思い出すと、内側から空気を入れない限り復活することはない、というような例えにとてもうなずけました。
自分の状態が客観的に見えるようになる素敵な一冊です。 -
普段はこういう類の本を馬鹿にしていました。
今回どうしても立ち直れないことがあり、この本を読んでみました。
お陰様でこの本に救われるというか、本当に心が前よりも軽くなり感謝しかありません。 -
テレビで出演していた心理カウンセラーの本。
テレビでおもしろい発言だったため購入。
悩みは自分の思い通りにならないことをよくないことと考えること。
暗示から自分を解き放つためには、まずは「自分がどんなことを思い込んでいるのか」を知ること。
そうしたらあとは逆転の発想。
「しないといけない」と思ったら、「しなくてもいい」
「してはいけない」と思ったら、「してもいい」
「嫌われたくない」なら、「嫌われてもいい」
とつぶやく。
困難にぶつかったら、‘ねばーランド’から‘タイランド’に発想を変えていきたい。 -
良書です!
全体的にとても優しい口調で描かれており、著者の心の広さ、懐の深さを感じられる。
特に怒りについての記述はとてもためになった。
読み終わった今日、とても穏やかな気持ちです。 -
auのブックパスで無料で読むことが出来ました。
一つ一つのケースが全部自分のことを言っているようで、一つ一つの言葉が心に染み入ります。
スマホでいつでも持ち歩くことができるので、ちょっと凹んだときにビタミン剤のように読んでみることをお勧めします。 -
悩んでいるとき、疲れているときに、自分を認めてあげる方法をアドバイスしてくれる本