眠れないほどおもしろい百人一首: あの歌に“驚きのドラマ”あり! (王様文庫 D 59-2)
- 三笠書房 (2013年10月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (291ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837966975
感想・レビュー・書評
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他の百人一首本と違って並びが年代順ではなく、
テーマ順になっており、新鮮ではある。
有名歌人のあとドラマティックな恋の歌を最初に持ってくるあたりが惹きつける作戦なのか。
でもよほど歌人を知っていないと年代がバラバラで混乱したりします。系図が欲しいです。
選定した定家の口調で書かれており、すんなり頭には入りやすい。歌の技巧の解説もあり勉強になる。百人一首は人生のすべてを表すものに納得。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こういう裏事情がいっぱいあるんだーと思ったけど、ちょっと自分には難しかったかな(>人<;)
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著者が藤原定家になり、気さくな語り口調で解説している。歌の解説、作者のどういった人物だったか、背景等も説明している。
著者は予備校の講師。学生を含めた若い子やあまり馴染のない人が興味を持ちだして読むにはよいかも。逆にその気さくさが読むに従い軽さを感じてしまいました。
短歌、和歌に興味を持ちだした人の入門書的に読むのには最適だと思います。 -
百人一首は幅広く集められたと漠然と思っていたが、これほど狭い世界(宮廷)の人たちがメインだったとは。狭いだけに歌人同志の人間関係が乱れてて「けしからん!」と思うことしばしば。百人一首は歌人を役職などで表記しているので分かりにくいけれど、実は歴史上の人物がたくさんいた。(現代使われている)名前を併記した百人一首がほしいな~と思う。
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知ってる話や歌を読めばわかる話が大半です。それほど面白くないのですぐに眠れます。
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んー。
いつもより分厚い多さま文庫。頑張ってくれてるんだけど、百首あるだけに、どうしようもないんだけど、やっぱり一首がさらっと過ぎてしまって、奥深さは伝わらなかった。
編者が一人称で語ってくれるという、目新しい視点はあるけども。。。という感じでしょうかね。 -
2016-9
学生の頃覚えたの思い出した。
半分ぐらいで断念したけど。
ひとつひとつ奥が深くて面白かった。