アドラー流 人をHappyにする話し方 (王様文庫 B 169-1)
- 三笠書房 (2015年7月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837967583
作品紹介・あらすじ
「アドラー流 話し方」とは、
・相手の目で見て、
・相手の耳で聴き、
・相手の心で感じる
コミュニケーション。
本書は、そのコツを1冊に凝縮。
★「わかってほしい」ときの4つの言い方
★使うと「運」まで良くなる言葉
★気まずくならない断り方
★“ダメ出し”でなく、“ヨイ出し”を
★こんな「聴き上手」になると、もっといいことが!
人間関係の悩みを直接解決するものとして、
最近、注目が集まる「アドラー心理学」を活かす
「人を勇気づける言葉」実例集!
感想・レビュー・書評
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アドラー心理学の入門編的書籍で内容が薄い。
以下気になった点。
他者をいかに勇気づけられるかが、コミュニケーションの肝。
他者との合性の分布は2.7.1 か2.6.1。2良い、6.7普通 、1悪い。
自分を勇気づけできる人ができていること。
→欠点ある自分を受け入れる受容力、自分の過去、現在にある傷を財産だと思える価値転換力、失敗を学習の材料にできる教訓力、落ち込むことがあってもある程度のところで持ち直せる復元力、ピンチをチャンスに変える状況転換力、自分の未来を楽観視できる楽観力、他者の関心にも共感できる共感力、他社の欠点に寛容である寛容力、他者と無闇に競争するのではなく協力できる協力力、他者に上手に主張できる主張力。
これらで自分に足りていないものをじゅんに得ていくように努める。 -
勇気づけとなる話し方をわかりやすく解説。
読みやすい本でした。 -
「アドラー流」であり「アドラー」ではないかなという印象。
本の中での会話などはあくまで仮定なので、必ず最良の結果となるのかはわかりませんが、言葉のちょっとした使い方の違いで相手の印象が見違えるほど変化するということは、もっともっと知れわたるべきでしょう。
「みんなに好かれたい」は幻想、
「みんなに嫌われている」は妄想(P.80)
本の中ではこの部分が一番アドラーっぽい。
こういうのを求めているのなら『嫌われる勇気』を読むほうがいいかな。
ビジネス・夫婦・親子などの会話を今まで以上に円滑にしたいと思っている人にオススメ。 -
参考になるポイントは数点あったが、大半のページは流し読みで十分と思った。読みやすくはあったが、それに見合う程度の内容でしかない。
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再読。端的に書いてあり、わかりやすいので悪くないのだけど、ケース別の事例が、この本しか読んでいない人にはアドラー心理学というものを「うさんくさく」思わせてしまう要因になっているかもしれない。とってもわかりやすいのにもかかわらず!
そして、本の中で覚えておきたいな、と思うポイントは限られるので、まるで保健か何かの教科書のようにわかりやすすぎることもあって、ここは読まないでいいや、と飛ばしたくなるページが多いのも確か。結果として、『嫌われる勇気』を読んだほうがいい、ということになるのか。『嫌われる勇気』で感銘を受けた部分が箇条書きにしてあるところがあるので、職場の机に置いて時々見るのもいいかもしれない。しかし、それでは「話し方」に主眼を置いているこの本の主旨には反するだろう。
「不幸な物語」への卒業宣言をし、「幸福な物語」をつくりあげて、それをエンジョイしなさいっていう部分が好き。