夜、眠る前に読むと心が「ほっ」とする50の物語 (王様文庫 D 66-1)
- 三笠書房 (2015年7月29日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837967590
作品紹介・あらすじ
「幸せになる人」は、「幸せになる話」を知っている。
気づかい、優しさ、微笑み、友情、励まし、温かなひと言……
“元気の素”をチャージしよう!
*看護師さんの、優しいひと言
*予期せぬトラブルが起こっても……
*台風の夜、タクシー乗り場で
*お父さんの勇気ある「ノー」
*アガリまくった男を救ったひと言
*人が「一番カッコいい」瞬間
*「家族になる」ということ
ページをパッと開いたところから、
一日一話、読んでみてください。
短い短いお話をひとつ読み終える頃には、
あなたの心の中に、
「明日をよりよくする、心地よい小さな気づき」
が芽生えているはずです。
西沢泰生
感想・レビュー・書評
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とても感動する話がいくつも入っていました。この方の作品まだあるみたいなので、また読んでみたいです。
人は必ず誰かに支えられて生きており、そして必ず誰かを支えている、グレイシートレインという考え方を、大切して生きていきたいなと思いました。見えないスタンプの話なんかも良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
おすすめです♪
まさしく心がホッとする。
人生はグレイシートレイン、誰かの肩にすがる、けど誰かが自分の肩にすがっている、歯車は一つでは成り立たない、みんな役に立っている。 -
毎日寝る前にちょこちょこ読める。すごーく読みやすくて温かい気持ちになれるし、こんな人になりたいと思える。
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20221123
一つの話が3分で読めて、どれも心がふあっと軽くなる話ばかりで大好きなシリーズ。
仕事の合間に読むとリフレッシュ出来て丁度良い。
眠る前に読むと面白すぎて眠れない…
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メルカリ売却
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読むだけで優しい人になれた気がする本。
小さいことで周りに対してイライラしていた自分を反省して生き方のヒントも貰えた。
「愛した人と別れるってことじゃなくて、一緒に過ごした人生に満足しましたって思って送り出せる。お別れじゃないんです。その人ともう会えないんじゃなくて、ズット会ってるんだ…」
こんな夫婦、憧れる。 -
夜寝る前でなくても、ほっとする話がたくさん。
1日1話読んで、って書いてたけど読みやすくて、読み始めると、思わずどんどん読んじゃいました。
心が温まる話
優しい気持ちになれる話
元気が湧いてくる話
うふふと笑顔になれる話
など、
全部、そんな気分にさせてもらえました! -
最初は、余りにありふれた笑顔のお話で、こんな位で、ホッと迄しない・・・なんて考えていた。
そして、余りに短いショート過ぎる話では・・・なんて、、余計に
目が冴えて、「じーん」と読むだけで心温まる話では、物足りなくなって、読みふけった。
12夜の「窓ガラス越しのメッセージ」は、今、この新型コロナウイルス肺炎で、真に、皆、窓から、医療機関の活動に感謝を込めて、3分間の拍手を送るという話題が、テレビで、放映されていて、そう!当たり前に、医者にかかり、診察も手術も注射も、、、、薬局も清掃係も、、、、日頃の感謝を忘れてはならないと、思う。
19夜の「自由の女神 in パリ」も、セーヌ川をバドームッシューに乗ってみたのだが、アナログ時代の良き日。
何もかも、すぐに検索できるのは、今の時代必要不可欠である。
しかし、皆で、集まって、知恵を出したり、調べたりする行動も、必要だと思う。
早く、凱旋門の前のシャンゼリー通りも人が、溢れるようになって欲しいと、、、、思いながら、夢路へと、、、、
50夜でなく、読み終えてしまったのだが、初め読んでいた気分と違って、今の自宅待機、外出自制の生活でも、「いい日に」そして、今、立ち向かっている人達へ感謝の念をもって、過ごしたいと思う。 -
【最終レビュー】
予約著書・図書館貸出。
紀伊國屋書店の新刊本棚の『片隅』にしばらく置かれていたのを通して
不思議にふっと一瞬
『このタイトルの世界に案内して欲しい!』
という『何気ない気持ち』
にさせてくれたのが、こうして読む経緯となりました。
『日常のあちこちで散らばっている「小さなエピソードの数々」』
にスポットライトを照らしながら
『50のあらゆるショートストーリー』が綴られている著書。
―心地よい小さな気づき―
上記に『忠実に堅実に』
一言で言うなら
《あらゆるテーマに沿った『温故知新』がタップリ詰め込まれた『一つの宝箱』的著書》
だと、明瞭かつ鮮明に伝わってきました。
《ビートたけしさん、故・いかりや長介さん、萩本欽一さん、中島みゆきさん、元ANAでCAだった里岡さん(女性)、アルマ・ヒッチコック映画監督、暮しの手帖・前編集長・松浦氏、故・杉浦日向子さん、三谷幸喜さん、関根麻里さん、故・向田邦子さん、綾戸智恵さん…》
こういった、あらゆる媒体で活躍されている方々の
《陰になっていた『ささやかな小さなところ』》に《スポットライトが照らされ、人としての『深みある「内面的内容」』》
《視野が広い=振り幅の広い視点》
両方が融合しあい、際立っていたこと。
+『ホンモノの人の話』とは、こういうことなんだということも…
自分にとって印象度が高かったのは
萩本欽一さん・綾戸智恵さん(1.17直前~震災当日のエピソード)
特に、綾戸智恵さんのエピソードを通して、今の自分にも通じうる内容でもあり、同性の立場においても、大いに励みになったと言えます。
〈至って小粒の数々でありながら〉
=既読した松澤萬紀さんの著書と密接にリンク性が強く感じられたということも… -
作者はクイズ番組によく登場されていた西沢泰生氏です。
著作には人生訓を集めた作品が多いようです。今回の図書も同様。タイトル通り短い話を50件ほど書き連ねたもので、気持ちを上向きにしてくれる話が多かったです。
そのため、読書が苦手な方でもすぐに読めるのが特徴かと思います。
章立てて、心が温まる話、優しい気持ちになる話、元気がわいてくる話、笑顔になれる話、人とのつながりを感じる話で全50話ほどをまとめてくださっています。
ごくたまに「えっ、それが結論でいいの」というものがあるのもご愛嬌かな、と。
ただし、随所にこれでもかといわんばかりの量で、ほろりとくる話が登場するので電車で読む際にはご注意ください。
図書館スタッフ(東生駒):homusa
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帝塚山大学図書館OPAC
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