本当は怖い日本史: 勝敗と、策略と、欲望と、裏切りと― (王様文庫 A 91-2)
- 三笠書房 (2017年9月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837968351
作品紹介・あらすじ
「隠された歴史」にこそ、真実がある!
時代を動かした人物の知られざる「裏の顔」、
正義を体現すべき権力がはらむ闇、
いまだ解き明かされない「史実の謎」が示すもの、
歴史のはざまに見え隠れする怨霊や呪詛、
人々を惑わし続けた愛憎と謀略――
◆坂本龍馬を暗殺した“裏切り”の人物
◆亡夫・豊臣秀頼の呪いに苦しみ続けた千姫
◆島原の乱を率いた「天草四郎」は、架空の存在?
◆落馬説はねつ造? 源頼朝の死にまつわる“謎”
◆超能力者説が囁かれた聖徳太子の「預言」
◆日本史上最恐の「崇徳院の怨霊」はなぜ生まれたか
教科書に書かれてきた日本史は、
「海に浮かぶ氷山の一角」にすぎない。
日本史に名を残した誰もが知る人物たちは皆、
多かれ少なかれ、深い闇を隠し持っていた。
歴史の真実を知るとは、その氷山の下の闇にまで、
深く下りていく行為なのではないか。 堀江宏樹
感想・レビュー・書評
-
日野富子は悪女だった、頼朝は落馬して亡くなった、龍馬暗殺の黒幕。そういうことになっている、と私たちが思い込んでいる日本史のミステリーを科学的な検証で覆し、新しい解釈を教えてくれる楽しい読み物。
お岩さんの濡れ衣と江島生島事件、生類憐みの令の実情などがとりわけ面白く読めました。
呑みながらこんな蘊蓄を聞かせてもらえる飲み会なら参加したいなーと思える語り口もいい。世界史バージョンも読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
徳川家康の話は、近所のお寺なので知っていましたが、詳細は知らなかったので、知れてよかったと思います。この作品は聞いたことがないようなマニアックお話が多く、とても読んでいて面白かったです。
-
本当に、怖かった。