本当は怖い世界史 戦慄篇: 男と女、名声と裏切り、争いと悲劇―― (王様文庫 A 91-4)
- 三笠書房 (2018年7月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837968658
作品紹介・あらすじ
堀江宏樹の「怖い歴史」シリーズ累計10万部突破!
人間の心ほど、底知れない、怖いものはない――
だから、歴史は「あやまち」を繰り返す。
◆英雄ナポレオンが、ひそかに恐れてやまなかったもの
◆「私はロシア皇女アナスタシア」とウソをついた女の一生
◆ジャンヌ・ダルクも受けた……非科学的な「処女検査」
◆少年王、ツタンカーメンはなぜ命を落とした?
◆マリー・アントワネットも手にかけた処刑執行人サンソン
◆エジソンの「最低最悪の失敗作」が巻き起こした悪夢
人間の“本当の姿”がむき出しになる瞬間がある。
ふだんは理性的な人たちが、ふとした瞬間に、
愚かで暗い本質を、包み隠せなくなってしまう。
世界の歴史が動いたのは、そうした
“人間の本性”があらわになったタイミングだった。
本書では、そんな「戦慄の瞬間」を切り取っていく。 堀江宏樹
感想・レビュー・書評
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コッコッ読めて各章の内容も面白かったです!
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ナチス・ドイツがたいとう台頭し こうごう皇后という公的な存在 美への妄執もうしゅうに支配されて苦しんでいた彼女は 侯爵こうしゃく プロパガンダ(宣伝戦)用のホロスコープ(天体配置図) 11歳上の劇作家のアーサー・ミラーを前妻から略奪 いふし異父姉 彼は容貌がコンプレックスなのに舞台俳優を目指し アンデルセンにはこうした深刻な虚言癖がありました かんがん宦官を作る必要性があったイスラム文化圏からヨーロッパに伝わっていました 音楽目的の去勢は残酷で野蛮な行為
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文体がとても丁寧で、女性的といってもいいほどなのが、怖さをかえって浮き立たせる効果があると感じました。