本当は怖い世界史 戦慄篇: 男と女、名声と裏切り、争いと悲劇―― (王様文庫 A 91-4)

著者 :
  • 三笠書房
3.09
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837968658

作品紹介・あらすじ

堀江宏樹の「怖い歴史」シリーズ累計10万部突破!
人間の心ほど、底知れない、怖いものはない――
だから、歴史は「あやまち」を繰り返す。

◆英雄ナポレオンが、ひそかに恐れてやまなかったもの
◆「私はロシア皇女アナスタシア」とウソをついた女の一生
◆ジャンヌ・ダルクも受けた……非科学的な「処女検査」
◆少年王、ツタンカーメンはなぜ命を落とした?
◆マリー・アントワネットも手にかけた処刑執行人サンソン
◆エジソンの「最低最悪の失敗作」が巻き起こした悪夢

人間の“本当の姿”がむき出しになる瞬間がある。
ふだんは理性的な人たちが、ふとした瞬間に、
愚かで暗い本質を、包み隠せなくなってしまう。
世界の歴史が動いたのは、そうした
“人間の本性”があらわになったタイミングだった。
本書では、そんな「戦慄の瞬間」を切り取っていく。 堀江宏樹

感想・レビュー・書評

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  • コッコッ読めて各章の内容も面白かったです!

  • ナチス・ドイツがたいとう台頭し こうごう皇后という公的な存在 美への妄執もうしゅうに支配されて苦しんでいた彼女は 侯爵こうしゃく プロパガンダ(宣伝戦)用のホロスコープ(天体配置図) 11歳上の劇作家のアーサー・ミラーを前妻から略奪 いふし異父姉 彼は容貌がコンプレックスなのに舞台俳優を目指し アンデルセンにはこうした深刻な虚言癖がありました かんがん宦官を作る必要性があったイスラム文化圏からヨーロッパに伝わっていました 音楽目的の去勢は残酷で野蛮な行為 

  • ルイ14世の出生の俗説面白かったし、興味深かった。
    ルイ13世って、女嫌いだったのか。
    サンソンは名前知ってたけど、始まりを初めて知った。
    よく聞くアントワネットの頃って、初代サンソンじゃなかったんだね、もう。
    ドイルの話は有名だから何となくは知ってたけど、改めて知ると、こんな裏話があったのか〜と読んでて興味深かった!

  • 文体がとても丁寧で、女性的といってもいいほどなのが、怖さをかえって浮き立たせる効果があると感じました。

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著者プロフィール

堀江宏樹(ほりえ・ひろき)
1977年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。
日本、世界、古代、近代を問わず、歴史の持つ面白さを現代的な視点、
軽妙な筆致で取り上げている。
綿密な検証と考察、臨場感溢れる描写には定評がある。
主な著書に『本当は怖い世界史』『本当は怖い日本史』『本当は怖い世界史 戦慄篇』『愛と欲望の世界史』『眠れなくなるほど怖い世界史』(以上、三笠書房《王様文庫》)、『乙女の日本史』『乙女の美術史 日本編』『乙女の美術史 世界編』(以上、KADOKAWA)、『三大遊郭 江戸吉原・京都島原・大坂新町』(幻冬舎)などがある。

「2022年 『本当は怖い江戸徳川史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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