眠れなくなるほど怖い世界史: 女王、英雄、芸術家……知られざる33の「裏の顔」 (王様文庫 A 91-6)

著者 : 堀江宏樹

• 三笠書房 (2021年3月29日発売)

作品紹介・あらすじ

人は誰でも「表の顔」と「裏の顔」を持っている。
「今」につながる歴史の影に迫る３３のエピソード！

この「ボタンの掛け違い」で歴史は狂わされる
◆無敵ナポレオンに立ちふさがった「感染症」の恐怖
◆アメリカ大統領リンカーンを支配した超悪妻
◆数学者ピタゴラスが率いた「狂気のカルト集団」
◆ヴィクトリア女王の偏愛を受けた「嘘つきインド人」の正体
◆作家ドストエフスキーが的中させた「自らの死期」

世界の歴史は「表の顔」と「裏の顔」の
せめぎ合いで作られてきました。
本書に登場する人物や出来事は、
一見、歴史の１ページに刻まれるにふさわしい
名声に満ちているように見えるでしょう。
しかし読んだ後には、知っているつもりだった歴史上の人物が
その「裏の顔」の恐ろしさとともに
生々しく感じられるはずです。

累計１３万部突破の「堀江宏樹・怖い歴史」シリーズ第５弾！

感想・レビュー・書評

[打上花火さんの感想 · 2021年4月26日]

眠れなくなるほどではなかったかな。
ひとつひとつが短くて読みやすかった。

[＊kaporin＊さんの感想 · 2022年12月14日]

サクッと読めてよかった。
ワシントンの入れ歯の話が衝撃だった……

[ぴよこまめさんの感想 · 2024年4月22日]

　面白かったです！
　別に眠れなくなるほど怖いわけではないので、ホラーを期待される方には趣旨が違う本だと言えるでしょう。
しかしアンソロジーな感じで一項目が短くて読みやすく、通勤・通学・通院などのスキマ時間の読書を考えられている方には特にオススメです。

　笑ったのは冷凍チキン実験の話。
特に興味深かったのは砂糖の話と櫛の話。
知っていた話から知らなかった話まて、とても興味深い本です。
また読み返すと思います。

[蒸しサーモンさんの感想 · 2021年9月8日]

面白い！どこからでも読めます。
偉人も聖人ではない。一人の人間。
真実は分かりませんが。

[Ayakoさんの感想 · 2021年5月3日]

タイトル負けの著作。唐突に終わってしまい、深掘りするでもなく、消化不良。

著者プロフィール

堀江宏樹（ほりえ・ひろき）
１９７７年生まれ、大阪府出身。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒。
日本、世界、古代、近代を問わず、歴史の持つ面白さを現代的な視点、
軽妙な筆致で取り上げている。
綿密な検証と考察、臨場感溢れる描写には定評がある。
主な著書に『本当は怖い世界史』『本当は怖い日本史』『本当は怖い世界史　戦慄篇』『愛と欲望の世界史』『眠れなくなるほど怖い世界史』（以上、三笠書房《王様文庫》）、『乙女の日本史』『乙女の美術史　日本編』『乙女の美術史　世界編』（以上、ＫＡＤＯＫＡＷＡ）、『三大遊郭 江戸吉原・京都島原・大坂新町』（幻冬舎）などがある。

「2022年 『本当は怖い江戸徳川史』 で使われていた紹介文から引用しています。」