セブン-イレブン流心理学 (知的生きかた文庫 く 17-2)

著者 :
  • 三笠書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837972181

感想・レビュー・書評

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  •  ファーストフードにしてもコンビニにしても、相当営業努力をしていることは分かっていましたが、まさかここまでとは。安易に騙されないためにも、ぜひ一読をお薦めいたします。

     でも、この本で書いていることが本当かどうか、近所のセブンイレブンに寄ってみたら、そうでもないですよね。基本的にフランチャイズなので、オーナーによって違うのか、たまたまその時間帯のバイトが違ったのか・・・。ただ、二人と並ばないうちに、さっとレジのところに来たのはさすがでした。

     この本を読んでセブンイレブンのことを知るのも一つですが、私が興味をもったのは、最近の若者に関する考察の部分です。
     なぜ若者が癒されようとするのか。(p.117)
     今の子どもたちの我慢と自由…。(p.159)
     思わずうなずいてしまいました。

  • モノではなく心理で客を引き付けているセブンイレブンのマーケット技術が良く分かりました。

    私もよく家の近くのセブンで買い物をしますし、それに使う代金も支出の10パーセント以上を占めていますが、
    理由は「ナナコ」だから、おにぎりやパンがおいしいから、「なんとなく」なのですが、そんな「なんとなく」にも細かい配慮が行き届いているセブンイレブンの戦略を知ることができました。

    ただ、客への対応については、人それぞれであろう。
    本当に問題のある店舗(大学などにある店舗などがその代表例だろう。)があるという致命的欠陥があり、そういうクレームに対して、本社からは何も直接制裁を加えることはできないし、解雇もできないのである。
    警察や救急車を呼ぶレベルの事件が起こって、本社に連絡しても、本社は「お互い話し合ってください」で済ませてしまったわけで、マーケティング以外のサービスに関しては、やはり結局は営利と自己保身が第一でしかないのである。

    本に書かれていることは確かに確かだなと思いましたが、やはり必ず現実との乖離は少なからずあるというのが実感です。

    あとは、現代の若者の心理についてひどく書きすぎ、
    それで、売れたらなんでもいいのかとも少し思いました。

    でも、これからもセブンは使わせていただきます。

  • 経営は心理学だ。

    人の心理を見抜くことがどれだけ大切か。

    たのしかった。

  • 需要の見つけ方がよくわかる、優しいビジネス本。

  • 読みかけ。

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