話すチカラをつくる本 (知的生きかた文庫 や 25-1)

  • 三笠書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837976264

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  • ・問いを探す
    考える時に思考が止まってしまうときは大きな問いを相手にしていることが多い。
    考えるためには答えではなく、具体的で小さな問いを探す。
    小さな問いの積み重ねが核心の問いを導き出す。

    ・問いを立てる技術
    自分を中心として「過去ー現在ー未来」「社会ー世界」に思考を伸びやかに。

    ・依頼文の構造
    自己紹介
    相手理解
    依頼内容
    依頼理由

    その他
    →これも結局自分メディアを高める・論点&意見・未来で構成されているのだなあと思った。


    ・誤解を解く
    共感ポイントで通じ合う→あなたのメディア力を回復する→話をきいてもらえる

  • テクニックとかの技術的なことでない,より根本的な部分を重視し,平易な言葉で分かりやすく書かれた一冊.ベースとなる考え方が7つのキーワードと1つの図で明瞭に表され,その応用例として現実的に起こりがちなパターンが示されている.自分の言動を振り返る際に,鏡として自己を映しだすのに非常に役に立つ1冊になるのでは.鏡が必要なくなるくらいの自分になりたい,と思わせられた.

  • 話す
    この毎日それとなくやっていることを学んでみる。

    話すということは相手にその意思を伝えるということ。その伝え方が簡単なようで難しい。
    なんせ、2歳ぐらいから気にもせずしゃべってますからね。
    やはりいつもの日常にも学ぶことはたくさんある。

  • あなたの話はなぜ「通じない」のか?
    を先に読んでいたので、すーっと内容が入ってきた。あなたの話は…よりも、シンプルにまとめられていて、技術的なところがメイン。ちょうど読み終わったところだったので、復習するのによかったかも。

  • 伝わる7つの要件『自分のメディア力、意見、根拠、目指す結果、論点、相手にとっての意味、根本思想』

  • 本書は何度も読み返せるように情報量が限られており、話す力が付くように著者が工夫していると思う。
    信頼性が無いと相手に言いたい事が伝わらない。
    メディア力を高める必要性、人に依頼する方法、謝罪の方法等、大切な情報が記載されていて、とても参考になりました。

  • 要点を絞るために大雑把に書かれているので、疑問に思う点もあったけど、でも今後のコミュニケーションにおいて役立てたいことがいくつかあった。
    おしゃべりだけど、肝心なことがうまく伝えられないので、もどかしい思いをすることが多いので、そこを克服出来たらいいなぁ。

  • たまによみ返している本。

    仕事の必要上、交渉の場面が多かった時期があり、コミュニケーションの本をいくつか読んだが
    この本はコミュニケーションの根本に近い部分に焦点を絞ってやさしく書いてあり、
    ゆえに仕事に限らず広いシーンで役立った
    (おなじ理由で、アービンジャー・インスティチュート『自分の小さな「箱」から脱出する方法』や鴻上尚史『コミュニケイションのレッスン』もよかった)。

    場当たり的な交渉術のハウツーを書いた本を否定するつもりはないが、
    個人的な経験からも根本的な部分を説いた本のほうがやはり良かったと思う。

    図解も多く、スラスラ読める。

  • 本の厚さも薄く、文字も大きく、読みやすかった。
    コミュニケーションの基本(論点→論拠→意見)がわかりやすく述べられています。
    若手にはぜひ読んでほしい本です。

  • さすが!シンプルでわかりやすいです。
    7つの要件
    ①自分のメディア力、相手から見た自分の信頼性はどうか?
    ②意見、自分がいちばんいいたいことは何か?
    ③論拠、意見の根拠は何か?
    ④目指す結果、だれがどうなることを目指すのか?
    ⑤論点、いま、どんな問いに基づいて話しているのか?
    ⑥相手にとっての意味、つきはなして相手から見たら、この話は何か?
    ⑦根本思想、自分の根っこにある想いは何か?
    特に、論点が今の自分には大事だと思います。意見が平行線になったとき、論点をあげることで建設的に話し合えるので、論点を意識して、意見の前に、論点、論拠があることに気づきたい。その中で、自分都合になっていないかを確認し、発言していきたい。

    考えるスタートは「問いの発見」答えをすぐに見つけようとすると、考えることがストップしてしまう。問いを立てるときには、過去、現在、未来という時間軸、身のまわり、日本社会、世界の空間軸で考える。
    最後の志望理由の書き方は大変参考になる。
    1.私は、この仕事をめぐるいまの社会をこう見ています。(現代社会認識)
    2.私は、この仕事と御社をこう理解しています。(相手理解)
    3.いままで生きてきた私は、このような経験・興味・長所を持っています。(自己理解)
    4.そこで私は、この仕事に就いて、将来、このように人や社会に貢献していきたいと考えます。(意志)

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著者プロフィール

全国各地で、表現教室のワークショップ、大学講義、講演などを通じ、表現力・考える力・コミュニケーション力の育成に幅広く活躍中。『伝わる・揺さぶる!文章を書く』『おとなの小論文教室。』他著書多数。

「2018年 『理解という名の愛がほしい。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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