- Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
- / ISBN・EAN: 9784837976912
感想・レビュー・書評
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ほんとに読書に関する本は楽しい( ´ー`)
家の会社のNo.2がこの間 部長に昇進…まじでもっとシッカリしてほしいんだよなぁ…まぁ…何でも見栄っ張りな人だし、回りが見えないし…
まず本を沢山読んで!!と思う
家の会社 読書家いないからなぁ…
バレンタインに余ったチョコ2粒を事務員にもらったからって…お返しが有名店のマカロンの詰め合わせ…
この間飲んでたら胸を骨折してる俺を胸パン(殴る)してきて、たまたま反対だからよかったものの…
あとグループLINEの際に、部長の一人称が【わたくし…なんとかで…】と ワタクシを平仮名表記にするんだけど
普通は【私】だろ?なんだろね…ワタシと読んで欲しくないのか…でもこれでワタクシと読むし…平仮名はやめて相手先に恥ずかしいから…ワタクシ感マシマシにしたいのか…
過去に仕事の間違いが大量発生し、相手先と話してるときに【なんでこうなったの?原因は?誰作業したやつ?】と聞かれ
(ワタクシは犯人探しはしないので!!)とまっすぐな瞳で言いやがって…
誰かわからなきゃ、反省も改善も把握もないだろ?
てか、お前なのか犯人!?ってなる
とにかく…読書は大事です -
【本の内容を一言で】
人生を虐げられずに楽しむ生きる為に、たくさんの読書を片手間にやるのがBEST!
【内容まとめ】
1.読書をしない人間は、成功しないし役に立たない無能な「猿」。思考力も想像力も決断力も、柔軟性も将来性も全て読書によって養われる。
2.同じジャンルだけではなく、色々なジャンルの読書を並列で行なうことで、引き出しが増える!
3.読書は人生を成功させる為の「修行」ではなく、あくまで人生を楽しむための「趣味」の1つである
【感想】
この本は何度読んだことだろうか。
「並列読書」は以前読んだ斉藤孝の読書術の本にも書いてあったが、一番初めのきっかけはこの本だった。
(ちなみに斉藤孝は10冊~30冊という変態っぷり。笑)
数々のジャンルの本を読むことについて、美術や文化関連の本は中々手を出そうと思わないが、色んなジャンルの本は今後も好き嫌いせず読んでみよう。
本作品の内容で、「読書をしないと『庶民』か『それ以下』になってしまう」というのは大いに同意が出来る。
本を読んでいないと自分が損をしてしまうし、読んでいることで気が大きくなるっていうのはとても感じる。
また、読書の素晴らしさや培える能力(思考力・想像力・決断力・柔軟性・将来性など)はその通りだと思う。
ただ、成毛氏はこうも仰っている。
「読書をしても仕事を出来るようにならないし、教養も身につかない。」
「読書は人生を成功させる為の『修行』ではなく、あくまで人生を楽しむための『趣味』の1つである」
要するに、読書で何かを得ようとするのではなく、人生をリラックスするために、のん気に読書しろとのこと。
これは同意し辛い・・・
読書をすることで成長しようと強く思っている自分の気持ちにクエスチョンが付いてしまった気がする。
確かに読んだところで大きく変わることって少ないし、自分のその後のテンション(数日分)がやや高まっただけの気もする。
何が真実なのか分からない。
ただ、人生の成功の為に読書をすることに、あまり意味がないなんて思いたくない。トリビアだけでなく、得るものも得たい。
何が答えかは分からないが、読書を楽しみつつも趣味だけで終わらず、しっかりとリターンを得るように意識して今後も読書したいなと思った。
【引用】
この本で紹介するのは「庶民」から脱却するための読書術。
「超並列」読書術とは、速読であると同時に多読でもあり、本の内容も記憶に残る「早く・深く・多く」読める一石三鳥の読書術!
p5
ただ、他人のノウハウを真似している限り、その他大勢から抜け出すことなど出来ない。それらは「その場しのぎ」の方法。
「今すぐ役に立つ」ということは、「すぐに役に立たなくなる」ということ。
変化に対応して自ら新しい発送を生み出していく力は身につかない。
p16
本のジャンルやテーマによって、刺激される脳の部分が異なる。
バランス感覚や多角的な視野が培われる。
職人や専門家でないビジネスマンの場合、あらゆる本を読んで脳のあらゆる部分を刺激させたほうが、仕事に必要な感性が磨ける。
p36
ビジネスは対等にするものだ。
被害者意識を持っていたり、熱烈な中国ファンであったりすれば、その時点で自分が不利になっている点を自覚したほうがいい。
いいイメージだけを持っていれば痛い目にあうだろうし、マイナスのイメージばかりでも上手くいかない。
いい部分も悪い部分も見られるようになれば、自分のペースでビジネスを進められる!
p52
仕事とは、金儲けをする為だけにするものではないし、人生の目的も金儲けではない。
成功とはイノベーション、つまり革新性のあることを実現できた時に初めて成り立つものだ。
他の人が思いつかないようなビジネスをして、他の人がマネできない生き方をしてこそ、自分の人生を生きているのではないのか?
本を読む人は、地位や収入に関わらずどこか品性があり、含蓄のある話をするので一緒にいても面白い。
p71
・読書に目的を持つな
読書をしても仕事を出来るようにならないし、教養も身につかない。
教養を身につけるために本を読もうとするならば、それはもう「勉強」である。
知識を機械的に詰め込むだけでは、人生を豊かに生きる為の力はつかない。
p96
・時間は「増やす」より「生かす」こと
子どもが子どもでいられる時間はとてつもなく短い。
その限られた時間でゲームをするのか、それとも本を読むのかで一生が変わってくる。
私は、自分の娘には一流大学に行くことも、一流企業に行くことも、親孝行も望まない。
自分の頭で考えるようになってほしいと願うことだけ!
p102
・仕事は人生の全てではない
働きアリは一生群れから抜け出せられないだろう。
仕事を効率的に進めることよりも、人生を楽しむことの方がよほど大切!
p170
・本は「人生を楽しむ」知恵の宝庫である!
今の人生に満足していないのなら、将来に不安があるのなら、まず読書を始めたほうがいい。
そして真面目にコツコツ働く生き方を見直して、もっといい加減な生き方をしてみることだ!
人生は楽しみ尽くした人が勝ちなのだ!
思考力も想像力も決断力も、柔軟性も将来性も全て読書によって養われる。
読書をすればするほど、人生のあらゆる可能性が広がるのだ! -
成毛眞(1955年~)氏は、元マイクロソフト社長で、現HONZ代表。
“HONZ”は、「HONZは単なる書評サイトではありません。読むに値する「おすすめ本」を紹介するサイトです。たまたま手に取った本の感想をまとめたサイトではありません。厳選された読み手が、何冊もの本を読み、そのなかから1冊を選び出して紹介するサイトです。」(“HONZ”サイトより)という、ノンフィクション物を紹介する有力ブックサイトである。
著者はもともと過激な表現が持ち味だが、本書でも、「「趣味は読書。最近読んだ本はハリポタ、セカチュー」という人は、救いようのない低俗な人である」、「『金持ち父さん 貧乏父さん』系の本を読んでいる人、こうすれば儲かるという投資本や、年収1500万円を稼げるといった本を読んでいる人は、間違いなく「庶民」のまま終わるだろう。できる社員系の本を読んでいる人も同じである」、「女王アリの読む本、働きアリの読む本」、「本を読まない人間はサルである」、「本嫌いの人とつき合う必要はない」、「「○○ができる方法」「○○力」のようなタイトルの本が並んでいたら、「私はおバカです」といっているようなものである」、「「地頭がいい人、悪い人」~この見出しに惹かれてこのページを開いた人は、間違いなく地頭が悪い人である」。。。等、成毛節が炸裂し、少々毒気に当てられる。
が、著者が本書で主張する「超並列読書」は、以下のように理に適っており、大変参考になるものである。読書術の本は数多あるが、この方法を推奨しているものは多くないように思う。
◆「超並行」読書術で同時に読むのは、なるべくバラバラのジャンルの本がいい。なぜなら、本のジャンルやテーマによって、刺激される脳の部位が異なるからだ。ビジネスマンは、様々なジャンルの本を読み、脳の様々な部位を刺激する方が、バランス感覚や多角的な視野が培われる。アイデアの引き出しが増え、新しいアイデアも出てくる。
◆並行して沢山の本を読むと、内容を忘れたり、集中力が保てないと心配する人もいるが、むしろ逆である。1冊の本を読み通す場合、たとえ集中力が途切れても、だらだらと義務感と惰性で読み続けてしまうが、何冊もの本を並行して読むと、短い時間でその本の趣旨や世界観を掴もうとするので、必然的に集中力が高まる。
私も、本書に接してから、人文科学、社会科学、自然科学と、できるだけ異なる分野の本を5冊程度並行して読む方法をとっているが、話題や発想が格段に広がったことは間違いないし、読んだ本の量も増えたと思う。(それがビジネスに活きたかは、何とも言えないが。。。)
読書のスタンス・方法を根本的に変え得る、画期的な一冊ではないだろうか。
(2008年2月了) -
読書しないと、人生の敗北者になると。ほとんどが読書のすすめについての記載であり、何故10冊同時なのかについては説明不足。あまりタメにならなかった。
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これでもかと言わんばかりにゲームやテレビを一蹴し、読書を推してく煽りスタイルとても好き。笑
マイクロソフト社長になるくらいぶっ飛んだ人の話を聞くのはマジで面白い。小説をなぶり倒す文章に反論したくなりつつも、この方があえて小説を避けてる理由を知った時は共感しかなかった。以降、本当に本を、読書を大事にしているんだと思って読み進めていった。
名作を読む必要ない、といったことに安心感があった。高校生のときとか、とりわけ昔の作品を読むことが推奨されていた。漱石は面白く読めたが、武者小路実篤だけは本当に読み進められなかった。読みにくい名作を読め読めいわれると、読書ぎらいが増えていくということに分かりみしかなかった(こんな書き方してるあたり私は本を読んでないサル同然だが)。
このタイトルにあるように、1冊読み終わらないと次に進めないルールを設ける必要はない。むしろスキマ時間に何冊もあれこれ読んでいくスタイルだってありだ。その方が効率よくいって何冊も読めるならよいではないか。本は50冊買って当たりが1冊あればいい。もう、そういうもんだと思った。最近小説にお金をかけ過ぎたが、それもまた良し。専門書も手に取っていこうと思う。、 -
盆休みに帰省。懐かしい書庫から、サラッと通読。
いつも騙されるが本好きを擽る秀逸なタイトル、それで読み始めると、偏見と主観と科学的根拠のない妄想の羅列でイライラしながら読む事になる。これこれ、この感覚。困った作者の自己主張に付き合いながら、頭の中で常に反論を膨らませる読書。狭隘な著者に対して自ら優等生と気取るわけではないが、この崩壊した論理も嫌いじゃない。そして、あら、よく見ると作者はHONZの成毛さん。
例えば、複数冊を並行して読書する事で、脳のさまざまな部位を活性化できる…かもしれないらしい。データも根拠もない。一冊の中にスポーツするシーンと戦争、愛欲、数学的論理考察が含まれるミステリー小説だと、同様の効果は得られないのか。読書のモチベーションを上げるための並行読書とあるが、モチベーションが必要な読書というのも本好きからすると解せない。庶民からの脱却を扇動しながら、目的を持った読書を否定する論理破綻、支離滅裂っぷりも大胆。更には、ハリーポッター読者を否定し、スキャンダラス好きの女性脳傾向を切り捨てる。ビジネス本一辺倒の読者をバカにする。どけどけ庶民、いけいけHONZ。そこのけそこのけ成毛が通る。読書家様のお通りだ。
ややふざけたが、本好きにエールを贈る一偏屈な読書家の自己主張本といった風情で楽しい。それと、当時は読書の敵といえば、インターネットやスマホではなく、テレビ。隔世の感、一入。とにかく、佐藤優が三冊並行読書が良いのではと推奨していたが、私もそれくらいかな。十冊じゃなくて、三冊。 -
朝から読んですっごく嫌な気分になった本。この本に、著者は読み始めて面白くないとか、文章が下手だと思ったら途中で読むのをやめたりするって書いてたから、私も『この著者嫌い』っていう理由で半分までで読むのやめました。本を10冊同時に読むのがいい理由も、本はやっぱり大切だって事も、理解はできた。私も本を読まない人とは結婚したくないとか少なからず思ってるし、成功本とか何冊読んでも結局同じとか思ってるから、共感する意見も確かにあった。だけど、この全部自分が正しいと思ってる意見の言い方が腹立つ。共感できる意見なのに書き方が腹立つ。鬱病とかになる人達に向かって『嫌な人間関係があるなら、その人達と付き合うのをやめればいいだけなのに』的な、それができなくてどうのこうの書いてる下りにたいしても、すごく嫌な気持ちになった。本を読まないから想像力がないって著者は言ってるけれど、そうやって本をたくさん読んでる人が、そういう事をそんな書き方で書いたら嫌な気分になる人がいる事も想像できないのだろうかと思ってしまった。
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今まで読んだ本の考え方をぐるっと180度覆されるような面白い本だった。
文章もするすると読みやすく、すぐに読み終えてしまった。
考え方も斬新で自分の中に新しく組み込んでいきたいと思えるような内容に溢れていた。
特に超並列読書術をする中ですべて内容をバラバラのものを同時に読むことでより良い栄養を本から受け取ることが出来ると知り、成る程と思えた。 -
積んでいる本が増えて来たため、タイトルに惹かれて読んだ。
納得できる事もあるが、それ以上にとにかく否定的な意見が多い。
本を読めば読むほど人生が豊かになる事はよく伝わったが、筆者が嫌いなものをハッキリと価値がないと言い切るところはあまり気分がいいものではない。
「◯◯をする方法」などのHOWTO系のダサいタイトルの本は本棚に置くのも恥ずかしいから裏返しておけ、くらいの事を言っているがこの本のタイトルも大概では無いのだろうか…
つい先日は樺沢紫苑さんの記憶に残すための読書術を読んだばかりで、そちらには蛍光ペンでマーカーを引いたり、本に直接メモを書いて読みなさいとあったがこちらは真逆。記憶に残るものは残るし、残らないものは残らないと言い切っていた。
自分は記憶に残したい派。
読書術にも様々な意見があるのだと思い、ほかの読書術の本も読んでみようと思った。
あと、人を見下すような庶民という言い方もなんだかなぁ。読書し続けて来てさぞ素晴らしい人間になった結果がこれなのかと。、
「店長がバカすぎて」がぱっと浮かびましたww
「部長がバカすぎて」を出版することを夢にして、その方と一緒にいると楽しそう ^...
「店長がバカすぎて」がぱっと浮かびましたww
「部長がバカすぎて」を出版することを夢にして、その方と一緒にいると楽しそう ^_^
ネタ大量にあるので…
ネタ大量にあるので…