脳はバカ、腸はかしこい: 腸を鍛えたら、脳がよくなった (知的生きかた文庫 ふ 29-4)

著者 :
  • 三笠書房
3.26
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本棚登録 : 240
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784837986232

作品紹介・あらすじ

ダイエットが失敗するのも、タバコがやめられないのも、
精神的に不安定なのも、勉強がつづかないのも、
……すべて腸が解決!

「脳」が体を支配しているのではなく、「腸」が脳と体を支配していた!

脳は、意志薄弱で、ストレスにさらされると、すぐに快楽にとびつきます。
たらふく食べて、おしゃべりして、運動して、セックスして……
これで脳は満足してしまいます。しかも、だまされやすく、偏見まみれなのです。

反対に、腸は、意志が強固です。
「体の健康を守るという使命に忠実」で、体に悪いことは、便通や不調を通じて、
つねに警告を発します。だまされたり、勘違いすることもありません。
なぜ、脳はバカで、腸はかしこいのでしょうか?
その秘密を、藤田先生がさまざまな実例を取り上げながら、わかりやすく解説します!

キセイチュウ博士の大ベストセラー待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • とても面白かった
    ミミズの話を初めて聞いたので、ミミズの偉大さにびっくり

    脳はバカで、腸は賢いと何度も脳をディスるので、途中脳と腸を擬人化してしまったくらい

    体の仕組みや、体に良い食品、とにかく情報がたくさん!!

    久しぶりに読もうと思っていた、水について書いた著者のこともディスりが入っていました。
    様々な考え方があって、すべて鵜呑みにしてはいけないだなとも思いました。

  • 数年前に腸の大切さを教えてくれたのが、この本でした。でも、思いのほか忘れているところも多く、再読することによって、新たな発見もありました。
    腸とともに、今回の再読では細菌について興味がわきました。

  • ・わがままとは他人のあるがままを受け入れようとしないこと
    ・ヒューリスティック:思い違いの原因となる、すばやく直感的な感情
    ・幸せ物質であるセロトニンの90%が腸に存在している。ドーパミンやセロトニンの前駆体を腸内細菌が脳に送っている。
    ・食物繊維は腸内最近の餌
    ・老化や寿命に関係ある栄養素として、糖と資質が重要視されてきた。
    ・ドーパミンが脳内に放出されると多幸感やハイな状態が得られる。
    ・オメガ3脂肪酸(脳を構成する脂質):青魚の刺身

  • 食生活の見直し

  • かなり変人ぶり発揮の研究者。話題として面白い内容と、食生活、生活改善を図ろうと思わせる説得力。

  • 腸でサナダムシを育てたり、ミミズのセックスについて語ったりとかなり変人な研究者である著者であるが、読めば読むほど正しいことを言っているのではないか?と思わせてくれる。

    私はメンタル疾患の改善や予防に興味があるので主にその点に重点を置いて読んだ。

    セロトニンなどは腸内で作られるので野菜を食べて食物繊維を多く摂取し、糖質やトランス脂肪酸を避けることで腸内環境を整えることがメンタル不全の改善につながるといったことは非常に興味が持てた。

    ポテチやフライドポテトは上記の糖質とトランス脂肪酸の塊で、それら摂取することでドーパミンが分泌されて脳は一瞬満足する。
    しかし、それは依存症の始まりであり、腸内環境も悪くなるのでメンタル不全へと繋がっていく。

  • これまで腸は消化器官という認識が強かったが、脳をコントロールする際の大切な役割を100兆個以上の腸内細菌と共に果たしているという、腸は第二の脳と呼ばれる所以が良く理解できた。腸の健康が脳の健康に影響を与えているということをしっかり認識して、腸内環境に良い生活を心掛けようと思った。

  • なんとも。
    エキセントリックだなと思った。
    タイトルも文章も著者も。

    理由も方法もハッキリと理解出来なかったけど、
    とにかく腸は大事なのだと思った。

  • 様々な本で腸の大切さを知るようになってきたなかで、インパクトのある表紙に出会い読むことに。
    脳に暴走させられないようにせなば、と改めて思わせられる一冊でした。

  • 難しい内容であったので読み返しが必要。いろいろ生活習慣を考えさせられた

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著者プロフィール

東京医科歯科大学名誉教授 ・ 人間総合科学大学

「2010年 『未来コンパス 13歳からの大学授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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