- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838105595
作品紹介・あらすじ
パリから列車とバスを乗り継いで、フランスの地方から地方へぐるり一周ひとり旅。 9つの地方をめぐり、「フランスの最も美しい村」や "お気に入りの愛らしい町" を訪ねた旅の記憶。
花の香りが誘う愛らしい路地、祈りに包まれた聖なる村、光の祝福を受けてキラキラ輝く町。 そこで出会ったのは、犬を連れた住人たちのおだやかな笑顔や、ヴァカンスに訪れた人々のリラックスした表情。 噴水のまわりで遊ぶ子どもたちや、お気に入りの場所で居眠りする猫。
きっとその微笑ましいシーンのどれもが、ゆたかな表情を持った。 ゆっくりとページをめくりながら中世の小径を旅して、フランスのゆるやかな時の流れを感じてみませんか。
ひとり旅歴26年。「ヨーロッパの看板」「ヨーロッパの窓」「ヨーロッパの街角」の著者がお届けする 撮り下ろしの新作写真集。旅好きなあなたへ、そしてフランスが好きな方へのプレゼントとしてもおすすめの1冊!
感想・レビュー・書評
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この判型はなんというのだろう。
手のひらより少し大きい正方形。
なんとも可愛らしい本である。
フランスには『美しい村100選』のような
認定があるというけれど、まさにそういう風景
がたくさん収めてある。
アーチの向こう、扉。
階段の向こう…
どれももう少しこの先まで行ってみたいと
思わせる写真ばかりなのがとてもいい。
石造りの町並みも、ちっとも冷たくない。
イタリアやイギリスにも美しい村はあるが
やはり各々違う。
説明書きがなくても、フランスだなとわかるのだ。
不思議だなと思って注意してみると
色とかのくすみ具合や、光の感じ。
建築のなんとなくのニュアンスが
…各国やっぱり違う。
あとは、宗教。
カトリックの国なんだなって。
教会の写真を見ると
礼拝堂って言うよりお御堂って思うから…。
TVで「旅するフランス語」という語学講座の
番組をご覧になっている方なら、是非ごらんあれ。
もっとあの風景を見たいと思った方なら
きっと喜んで頂けると思う。
かくいう私もその一人。
あの風景を歩いてみたい…。
ほっと心がなごむ写真集だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示