君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?

著者 :
  • マガジンハウス
3.51
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本棚登録 : 1689
感想 : 207
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838724468

感想・レビュー・書評

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  • タイトルやあらすじからこの本は絶対に面白い!とビビビときた本。
    読んでみたら、やっぱり面白かったです。

    世界中で起こっている様々な事件や日常を知らずして、
    死んでいくのはとてももったいない!!!というお話。
    それゆえ著者は世界に出ろと主張します。

    数年前、ダニエル・ピンクという学者がコンピューターでできる仕事と
    安い労働力でできる仕事の価値はどんどんなくなっていくという
    未来予想を立てていましたが、まさしく世の中は
    そっちの方向に進んでいると思います。
    そう考えると、もったいないなんて気楽なものではなく、
    世界の様子を知ること=自分がこれから生き抜く力とも言えるのです。
    (実際、日本人はそのことに気が付かず、
    文句ばっかり言っている人が多い気がする。。)

    自分が世の中にこき使われてもいいと言うなら別ですが、
    呪縛から逃れたいのならば、世界の様子がどう動いているかを知って、
    自分のできることは何か?どんな価値が出せるのか?と考えることは、
    重要なことなんだな、と改めて感じた次第です。

    ちょっと考察が荒いと思われる箇所があったりするのですが、
    そんな小さな欠点はあまり気にせず、著者のアツい世界に入り浸るのが
    正しいこの本の読み方ではないかと思います。

    文句なしで★×5です。

    この本が好きな人は、是非「君は、世界を迎え撃つ準備ができているか?」も!

    ※君は、世界を迎え撃つ準備ができているか?
    https://booklog.jp/users/noguri/archives/1/4806145734#comment

  • とてもいい本だと思った。
    ただ海外に行けというのではなく、どの国のどんな大学が良いか、どのタイミングで行くかといったアドバイスが大変いいと思った。
    絶対海外に留学しようと決めた。

  • 読めば必ず世界に飛び出したいと思うでしょう。そういう意味では取り扱い要注意が必要である。

    今巷には「日本はもう危険だから海外に飛び出せ」という主張の書籍は多いが、この本がそれらの本と一線を画している部分は、まず著者がアメリカの国家戦略を起案する超名門シンクタンクに勤めている方であり、それ以前も海外を舞台に戦っていらっしゃる方で説得力があること、また、実際に海外で活躍されている方の事例が豊富なこと、そして居ても立ってもいられなくなった方向けに、具体的な海外進出方法(主に進学と進出前の準備)について延べられている点にある。

    氏がおっしゃっているように、飛び出す前に①コミュニケーションツールの英語を徹底的に鍛えること、②日本で実績を残すことにまずは取り組む必要がある。

    私もこれから2年間海外に行くので、この2つを出発までに高め、最高のパフォーマンスを発揮して帰国したい。

    「君は、こんなワクワクする世界を見ずに死ねるか!?」
    答えはもちろんNoである。

    ☆印象に残った言葉
    ・空気を読むキャラで日本人は無敵キャラになれる。ただし、日本人は空気を読むだけ読んでそれを利用しないことが多い。

    ・逆張りを意識する

    ・「インドである母親が自分の赤ん坊の体を折ってまで物乞いをしている光景を目にしたとき、母の愛という一番尊いものさえも変えてしまう貧困の現状を目の当たりにし、自分一人でどんなにがんばってもどうにもならないことが世の中にはあるのだと痛感した。でも私はここはーハードビジネススクールで、教えることができる。あなたたちに教えることで、私は、世の中を変えることができる。あなたたちは、、ここを卒業したら、どんな場所であれ、必ず世の中にいい変化をもたらす人になるでしょう。そのとき、自分の判断が、どのような変化を周りの人、社会、国に及ぼすかを考えてほしい。あなたたちはそれができる人なのだから。これからの2年間、自分に頑張って投資すればするほど、リターンは大きいものになるでしょう。ぜひ楽しんでほしい。」(ハーバードビジネススクールの有名教授)

    ・「何ができるか」を磨いておくことが海外展開の第一歩だ。

    ・自分の持ち場で、グローバル化やテクノロジーに取って代わられない力をつけよう。自分にしかできない働き方をみつけ、他者の追随を許さない成果を出そう。

    ・外に出るための資金繰りこそが海外生活の第一歩。国内で海外へ出るための資金調達ができない時点で、海外でのサバイバル力が不合格と判定される。

    ・「ギブ・ギブ・ギブ&テイクの法則」
    何かしてほしかったらまず、相手に3倍与える。何より先に、それなりの相手の期待にこたえれる自分であることが第一

  • 一気読み。メッセージは熱いが、具体的に、なぜ今、海外に出るべきなのか、という点はかなり冷静な視点で書かれている。生産人口ピラミッドの話など、書かれていることに新しさはないかもしれないが、本として、読み物としてすばらしい。行動を促される久々の本でした。シンガポール、ありかも。

  • 「広い世界を自分の目で見て様々な体験をしてグローバルな人材となり、日本を共に良くしていこう!」という強いメッセージが込められた本。

    自分の場合は、
    「起業して世界と"闘う"!(メラメラ)」よりも、
    「日本と世界を繋ぐ"サポート"」を通して世の中の役に立ちたい。

    そのことを念頭に、このグローバル社会を生き抜くために、
    「英語・教養・自分の武器」をしっかり磨く。

    また、これまで日本に育ててもらってきた感謝を常日頃から忘れずにいたい。

    まだまだ自分にはやるべきことがありすぎて有難い。

  • 若い世代向けの本です。具体的には高校生から MBA 取得前の30歳程度の人が読む本でした。この本を読んで刺激を受けて実際に世界に出る若者が増えると良いですね。

  • 莉翫〒縺ッ謾ソ豐サ螳カ縺ィ蜻シ縺カ縺ケ縺阪°霑キ縺??∫伐譚代い繝九く縺ョ譌・譛ャ隲悶?
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  • 本当に田村さんの著書は前向きな力と、焦りをくれます。

  • タイトルに返事するなら、死ねない!!!と言いたい

  • いいな~海外に飛び出したいな~
    でも、自分に何があるんだ?

著者プロフィール

田村耕太郎(たむら・こうたろう)

国立シンガポール大学リークワンユー公共政策大学院 兼任教授
米ミルケン・インスティテュート フェロー/一橋大学ビジネススクール 非常勤講師

早稲田大学卒業後、慶応大学大学院(MBA)、デューク大学法律大学院、イェール大学大学院各修了。オックスフォード大学AMPおよび東京大学EMP修了。

証券会社社員、新聞社社長を経て、2002年に政界入り。10年まで参議院議員。第一次安倍政権で内閣府大臣政務官を務めた。日本人政治家で初めてハーバードビジネススクールのケース(事例)の主人公となる。

その後、イェール大学研究員、ハーバード大学研究員、世界で最も多くのノーベル賞受賞者(29名)を輩出したシンクタンク「ランド研究所」で唯一の日本人研究員を歴任。他、米国、シンガポール、イスラエル、アフリカのベンチャーキャピタルのリミテッド・パートナーを務める。

「2023年 『地政学が最強の教養である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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