水木少年とのんのんばあの地獄めぐり

著者 :
  • マガジンハウス
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838725540

作品紹介・あらすじ

人は死んだら、どこへ行く…?
水木少年は、のんのんばあに連れられて、
地獄へ行ってみた…。

水木しげるの渾身の描きおろし、
地獄へようこそ!!

「地獄はこわい」
こういう気持ちは、水木サンがべビイの頃も今も、変わらんと思うね。
水木しげる談

感想・レビュー・書評

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  • 『絵本 地獄』が地獄絵巻を解説するような絵本で中々グロテスクで、あまりに子供向けでなかったのでこちらを借りました。昔、『のんのんばあとオレ』を読んだ記憶があったので懐かしむ気持ちもあったが、絵が水木しげるになっただけでグロテスク笑。残りの人生、少しでも善い行いに努めて地獄ではなく浄土に行けるようにしたいと思いました。
    死んでもなお、死にきれない辛い苦しみを感じる世界って…ゾッとしました。。

  • 水木しげる先生の地獄絵本
    6歳の娘が図書館で読むーというので借りました。
    悪人が地獄でどうなるかって話なので
    結構血が出たり生々しい描写もありますが
    妖怪とかお寺とか好きなわが子は興味を持って読めていたようです。
    あまり小さい子だと怖すぎるかな。
    あとがきのところで水木先生が小さい頃、地獄絵をお寺で見て等書かれていて、古くからの人間の想像力って凄いなって感じました。

  • 5歳10ヵ月

    〈親〉
    絵が好き
    内容が好き ◯
    今回は早すぎた。いつかまたよんであげたい

    〈子〉
    初回からくいつく ◯
    何度も読む ◯

    その他 ◯

    息子大好き地獄ネタ。
    しかも水木しげる先生の絵本となれば、何度も何度も読まされる。
    ある意味ジゴク。

  • 水木しげるさんのものなら妖怪が先じゃろうがという感じですが、この本を見つけ子供に読み聞かせた。地獄めぐりなので怖い絵満載だけれども食いつきがすごい。なんで子供って怖がりのくせして怖いものが好きなんだろう。
    私自身もツアーに入ってた寺で地獄絵をみている筈なんだけれどこういってしみじみみることもなかったので地獄の詳細が知れてうれしい。改めて鬼灯の冷徹ではこれだったんかとも思い、先人は地獄をこのように思い今の世をきちんと生きようとしていたんだとも思う。

  • 子どもが自由研究で妖怪について調べたとき、六道についても調べたので、この本を読んでみました。歴史資料の掛け軸などを見るよりも、リアルに恐ろしく、六道が描かれていて、なるほどと思いながら読みました。

  • 人は死んだらどこにいくのだろう。生前の行いによって、閻魔大王様が地獄か極楽か決めると言われていますが、その地獄とはいったいどんなところなんだろう…。
    のんのんばあが子どもたちにわかりやすく、地獄とは?を教えてくれます。(ima)

  • 『地獄』、『極楽』の絵本人気に乗って?

    水木しげるとのんのんばあが地獄見物へ。

    絵としてはいままでに描かれた地獄の絵に水木しげるとのんのんばあの姿が足されただけだけれど、カラーで本の大きさも大きいので見応えがある。

  • 水木しげる少年はのんのんばあから地獄の話をしてもらいます。いつまでも怖いそうです。生き方の勉強になりますよ。地獄は1等活地獄2黒縄地獄3衆合地獄4叫喚地獄5大叫喚地獄6焦熱地獄7大焦熱地獄8阿鼻叫喚地獄の8つ。また死後の世界は1地獄道2餓鬼道3畜生道5阿修羅道6人道天道の六道あるそうです。

  • 読了

  • 「地獄はこわい」

    正福寺、行ってみたい

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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