ズームイン、服! (POPEYE BOOKS)

著者 : 坂口恭平

• マガジンハウス (2015年2月10日発売)

作品紹介・あらすじ

ポパイの人気連載が1冊に。作家であり建築家、画家、音楽家でもある坂口恭平。彼がその活動の中で最も得意とするフィールドワークによる現代の読み解き。“服”をキーワードに若者の思想、経済、生活様式を浮き彫りにしていく。

感想・レビュー・書評

[723さんの感想 · 2024年4月21日]

とにかくネットで服見続けて見すぎて買う時の基準がゲシュタルト崩壊しそうになってそもそもスマホ依存になって、物の選び方が知りたかった時に選んだ本
古書市のカラサキアユミさんのブースから買い取っった
内容は実際私が何か学べる次元じゃなかった笑
熊本は田舎の残念な感じがないと思ってたけどそうゆうことか〜
やっぱり服って私には選ぶ資格がないな〜と思った

[osawatさんの感想 · 2021年4月11日]

ふむ

[asiantamtamさんの感想 · 2019年5月15日]

表紙が奇抜で気になったので読んでみた。人の多様性のある生き方について、着ている服をきっかけにして語っている。みんないろんなことをして生きているんだなあ。本文のイラストはちょっと苦手だった。

[sazanamiさんの感想 · 2018年12月30日]

ファッション

[inu-no-mimiさんの感想 · 2018年10月18日]

著者が自分で自覚しているとおり、服からどんどん脱線してボクの大好きな人物録になってはいるが…著者に視点があるのでそれなりに読める。

P156　何もないところに「ゼロ」の気配を感じ、それを器に活けることで今まで人間が持ちえなかった知覚の芽を表出する。

P186　重視しているのは『自らの経済』である。もっと重要なもの。それは人間だれしもが持っている本質的な経済の語源「経世済民」なのだ。

[deroderohさんの感想 · 2017年11月15日]

ファッションについて語った本ではなく、クリエイティブな人々を服を切り口にインタビューした本。

インタビューされる方々は、皆、一般的な社会に馴染んで生きるタイプではなく、社会に違和感を感じながら、人生に迷いながら、自分の大切なものを見つけた人達。

筆者の坂口さんの交流関係から広がった人達であり、坂口さん自体がアーティスティックな感覚を存分にもっているからこそ、この人脈があるのだろう。
皆、言っているが、坂口さん自体が話安い雰囲気をもっている、そのバイタリティーが成す技でもあうのでしょう。

アートと人生が一体となっている人達に憧れと怖れ、そして嫉妬を感じる。

[のん太さんの感想 · 2015年7月14日]

これはムネが熱い。服をつくる、アクセサリーをつくる、できることからはじめていつの間にかそれが仕事になる。
著者は熊本出身、大学は建築科で卒論はホームレスの調査を行った『0円ハウス』のひとである。著者の詳しいことはあまり知らなかった。なんだか面白そうなインタビュー集らしいので手にとった。
誇り高き熊本のファッション。ポール・スミスが福岡をとばして熊本に出店したのは悔しかった思い出がある。なぜ熊本なのか。なぜこんな面白そうなひとたちが生まれるのか。自分でつくって生きることを選択したひとびと。熊本を出て大阪、東京、世界に旅立ち、一周回ってまた熊本に戻ってきている。紆余曲折、それぞれの人生。老若男女。これを読んだ読者は慰められるだろうか、もっと自由に生きてもいいのかもしれない。

[dancehall3104さんの感想 · 2015年7月12日]

http://staygold1979.blog.fc2.com/blog-entry-736.html

[iamaslibさんの感想 · 2015年5月29日]

貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784838727315

[ねこはきゃっとさんの感想 · 2015年4月15日]

服がどうこうというより、皆さんの人生、ライフスタイルがおもしろい。グッ！

著者プロフィール

1978年、熊本県生まれ。料理家、作家、建築家、音楽家、画家。2001年、
早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年、路上生活者の住居を収めた写真
集『0円ハウス』を刊行。2008年、それを元にした『TOKYO 0円ハウス 0円生
活』で文筆家デビュー。2014年『徘徊タクシー』で三島由紀夫賞候補、『幻
年時代』で第35回熊日出版文化賞、2016年『家族の哲学』で第57回熊日文学
賞を受賞。著書に『cook』『自分の薬をつくる』『お金の学校』『ゼロから
始める都市型狩猟採集生活』『現実宿り』『よみぐすり』など。

「2022年 『中学生のためのテストの段取り講座』 で使われていた紹介文から引用しています。」