- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784838732302
作品紹介・あらすじ
生きていくって恥ずかしい
「自分がある」って面倒くさい
それでも今日は生きている
まだ諦めていない
くじけそうではある
作家 vs. AV監督による真夜中の禁断トーク
人気配信番組、待望の書籍化!! 書き下ろしコラム付き
目次
1章 生と死
偶然という必然
死は突然に
2章 含羞
オーガズムを生きる
今日も、不穏な世界で生きている
痛くさせない人
3章 さみしさ
きっといつか寂しくなる
依存して生きていく
依存なしで生きていく
上の空で生きていく
4章 自由
世の中のルールなんて、絶対なわけがない
うまく生きられない、あなたとわたし
5章 コスパ
そう簡単に忘れられない
売れようが売れまいが書くんだ
なんで人は恋愛なんかするんだろう
感想・レビュー・書評
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作家・燃え殻とAV監督・二村ヒトシのラジオ番組を書籍化した本作
「生と死」「含羞」「さみしさ」「自由」「コスパの話」をテーマに面白可笑しく、ときには真面目に語っているw
燃え殻さん好きなんですよー
勝手な私のイメージですが、燃え殻さんって、力まず、自然体でふわふわって生きてる感じがします
けど、エッセイなどを読むとこう思います
この人、実はものすごく真面目でものすごく頑張る人なんだなと!
私の勝手なイメージとギャップの差に燃え殻さんの魅力を感じます
ただ、やっぱり少し不思議な人なのかな…
本作の中でこんなやり取りがw
燃え殻 「僕は集中力が途切れると、狭すぎるそのシャワー室に、文庫を一冊持って入るんです。シャワーに打たれながら、小説を読むのがいちばんのリフレッシュになります。なんならいちばん楽しい時間です。」
二村 「本がふやけていくでしょう。」
燃え殻 「ふわふわになるのが、またいいんですよ。(以下省略)」
まぁ、リフレッシュ方法や楽しい時間は人それぞれですねw
こんなちょっと不思議な変わったことをするのも燃え殻さんの魅力・・・、なのかなw -
燃え殻さんの本を読むのは6冊目。本作はラジオ番組での対談が収録されている。
TV制作会社と作家の2足のわらじをはく燃え殻さんは、経歴からしてユニークだが、自分を大きく見せようと格好つけたりせず、いつも本音で話してくれている様子。小難しい話はなく、ご自身の経験から導いた考えは、心に刺さる内容も多い。作家としても成功していると言えるだろうに、ご本人はこれがずっと続くはずはないというスタンスで続けている模様。以前、マツコ・デラックスさんも同じようなことを言っていた気がする。成功しても驕らないこうした人が結局は長く活躍できるんだろうな。間もなく新しいエッセイが出るようなので、こちらも楽しみ。 -
燃え殻さんと二村ヒトシさんのラジオを原稿化して加筆されたもの.エッセイより,二村さんとの会話によって,燃え殻さんの人となり,魅力が浮き彫りになっている.「怖さ」を原動力に,仕事をやられていて,締め切りは必ず守るところとか,かなり共感できる.仕事に追われながら地味にやっていくことが大切なんだと思う.
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「声だけでオーガズムは得られるんです」
ASMRって知ってる?
耳元でいろいろ囁かれて聴覚で刺激を受けると、脳が喜ぶらしいですよ。
声とか音とかって、理性を超えて脳に直接響くんだって。
60ページ -
友人が亡くなって、日常を暮らしてるけど、悲しい、みたいな、話が納得だった
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日常とは。
朝起きたら着替えて、ご飯を食べ仕事へ行く。
やりがいがないわけではないが、疲労し帰り、夜ご飯を食べる。風呂入って、寝て、また翌日。
土日は寝て、少し買い物だけして、また月曜。
人生日々このように決まって生きている。
という感覚から、決まっているものでもなく、
生活は曖昧で、無常で、不安定で不確実なもの。でもそれをそれとして受け入れてくれて、そんな生き方をひっそりと肯定してくれる本。
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燃え殻さんシリーズで手に取ったが、話相手に迎合している気がして、なんだかな、という感じがする。
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心の中のもやもやしたもの、しっかり説明が出来ないけど確かにある「何か」言葉にしてくれた、教えてもらった、そんな気がした。
今 手元に図書館の本がいっきに舞い込んできて、いつになるやら。わたし何故か燃え殻さんって女の人だと思ってました。
今 手元に図書館の本がいっきに舞い込んできて、いつになるやら。わたし何故か燃え殻さんって女の人だと思ってました。
残念!w
残念!w