だからあれほど言ったのに (マガジンハウス新書)

著者 :
  • マガジンハウス
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本棚登録 : 76
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784838775231

感想・レビュー・書評

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  • 『だからあれほど言ったのに』まえがき&あとがき - 内田樹の研究室(2024-02-19)
    http://blog.tatsuru.com/2024/02/19_1057.html

    『だからあれほど言ったのに(マガジンハウス新書)』 — 内田樹 著 — マガジンハウスの本
    https://magazineworld.jp/books/paper/7523/
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    (yamanedoさん)本の やまね洞から

  • 単著は久しぶりかも。でもいつもの内田節。共著はちょくちょく読んでいるから、それほど久しぶりな感じもせず。安定感抜群の読み心地。本題とは外れるけど、前書きでタイトル決定について触れられていて、”本の雑誌”の特集がそれだったこともあり、なかなかに興味深かった。あと、これも前に読んで大きく首肯した部分だったけど改めて、子どもは愛するより傷つけないのが大事、と。この考え方には、今のタイミングでもう一度触れられてよかった。

  • 様々な媒体に発表した文章を集めたコンピレーション・アルバムのような本でした。極めて多作な内田センセー、相変わらずの切れ味ですね。子どもを傷つけず、無垢な大人に育て上げる・・・ ネオリベ全盛の現代では難しいでしょうね。現役時代は仕事柄登校拒否の子どもに係わることもあったのですが、今どきの子どもたちの受けるプレッシャーは半端ないようです。彼らが安心できる「アジール」を見つけることができればいいのですが・・

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著者プロフィール

1950年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。神戸女学院大学を2011年3月に退官、同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。著書に、『街場の教育論』『増補版 街場の中国論』『街場の文体論』『街場の戦争論』『日本習合論』(以上、ミシマ社)、『私家版・ユダヤ文化論』『日本辺境論』など多数。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。

「2023年 『日本宗教のクセ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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