死者の土地における文学-大城貞俊と沖縄の記憶

著者 :
  • めるくまーる
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784839701697

作品紹介・あらすじ

「死との親密なつながりの中に生がある」といわれる沖縄の地において、表現者であるということは、どういうことなのかを問い続け、「この土地に生きている者たちや死んでいった者たちとの関わり方を選び取りながら、『沖縄の記憶』を語る小説家になろうとしている」大城貞俊の、初期の詩作から最新作品集『樹響 でいご村から』まで、幅広く論じた、初めての“大城貞俊の文学世界” がここに!

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

鈴木 智之 1962年生まれ。法政大学社会学部教授。著書に、『村上春樹と物語の条件――――『ノルウェイの森』から『ねじまき鳥クロニクル』へ』(青弓社、2009年)、『眼の奥に突き立てられた言葉の銛――目取真俊の〈文学〉と沖縄戦の記憶』(晶文社、2013年)、『死者の土地における文学――大城貞俊と沖縄の記憶』(めるくまーる、2016年)、『郊外の記憶――文学とともに東京の縁を歩く』(青弓社、2021年)、『ケアとサポートの社会学』(共編著、法政大学出版局、2007年)、『ケアのリアリティ――境界を問いなおす』(共編著、法政大学出版局、2012年)、『不確かさの軌跡――――先天性心疾患とともに生きる人々の生活史と社会生活』(共著、ゆみる出版、2022年)など。訳書に、A・W・フランク『傷ついた物語の語り手――身体・病い・倫理』(ゆみる出版、2002年)、B・ライール『複数的人間――行為のさまざまな原動力』(法政大学出版局、2013年)、M・アルヴァックス『記憶の社会的枠組み』(青弓社、2018年)、C・マラブー『偶発事の存在論――破壊的可塑性についての試論』(法政大学出版局、2020年)などがある。

「2023年 『断絶』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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