アップル vs アマゾン vs グーグル ~電子書籍、そしてその「次」をめぐる戦い~ (マイコミ新書)
- 毎日コミュニケーションズ (2010年8月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784839935634
感想・レビュー・書評
-
ロフト行き
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マイクロソフトにも言及している
内容は良かったが整理されていない印象を持った -
時代は刻々と変わりつつあると認識した上で読めば、結構面白い。
米ITの企業戦略と米国の産業通商政策に日本の電器メーカーはなすすべもなかったのが如実にわかりました。 -
電子書籍市場以外でも縄張り争いで火花を散らすアップルとアマゾンとグーグルについて書いた一冊。
-
アマゾン、グーグル、アップルのプラットフォーム戦略競争のお話。概要が分かる。
-
世界のコンピューターが5,6台に集約されるという話は面白かった。
プラットフォームやデバイスなどの争いについては答えは見いだせないが、その重要性と現状を知ることができる一冊。 -
日本頑張れ。
-
これまで読んだ数冊のナビゲーター的な本とかなりカブる部分がありますが、一回読んだだけでは腑に落ちない点もいっぱいあるので、こういう場合は復習的に読めていいんじゃないかと思います。上手に斜め読みすれば。
といっても、この本も大変上手にまとめてくれています。
この3社がどのように覇を競うかというのは間違いないでしょう。(スティーブ・ジョブズの体調が心配ですが)
電子書籍を軸にして、クラウド及びプラットフォーム、デジタルデバイスの覇権を予想していきます。
3社と言いましたが、そこに加えてマイクロソフトとセールス・フォース・ドットコムを加えて三つ巴ならぬ五つ巴となるだろうとのことです。マイクロソフトのクラウドサービスというのも今ひとつぴんとこないし、最後の企業はアメリカ国内のみらしいので、全然わかりません。調べてみましょう。
一番きになるのはキンドルなのですが、結局日本の著作物はデジタル化を拒んでいるようなので、英語文化圏に比して立ち遅れていくことでしょう。ますますガラパゴス化していくのですが、どうせ開国するのであれば(多分そうなるでしょ)早い方がいいとおもうんですが。
とりあえず、京極先生に期待か。 -
やっぱりこの3社以外ではプラットフォーム戦争に参入しても厳しいだろうね。今はまだ存在感薄いけど、グーグルの仲介と場所の提供だけに徹するという方法論は今後大化けする可能性があると思った。これは「電子書籍業界を支配する」みたいな思想がないグーグルらしい。
ただ本文の中にも「日本は軽視されているからこそ、日本国内では国内企業が国内プラットフォームを先行できる可能性がある」とあり、それは悲しい事ながらも確かに可能性を感じる。