新耳袋―現代百物語〈第五夜〉

著者 : 木原浩勝 中山市朗

• KADOKAWA(メディアファクトリー) (2000年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[xxnikomartxxさんの感想 · 2013年4月29日]

誤字や言葉の不備が多く、粗さの目立つつくりだった。話の選びも精細を欠いているようにみえ、章に分けている意味も失いつつある。個々の話に難はないが、どうも作品として読む上で障害が多く記憶に残らない。

[茶猫さんの感想 · 2012年6月23日]

逆読み再読第五夜です。百物語についての章が怖かったです。これが怖くて一気読み出来ません…

[マエダさんの感想 · 2010年8月26日]

第四夜の牧場の話がやばかったので、どうなるやらと読み進めましたら、ホッ。
原点回帰ということのようです。
いや、怖いんですけど、何かホッとした。なんじゃそら。

[霖樹さんの感想 · 2009年2月23日]

2009.2.13〜2.15。

[yupyさんの感想 · 2009年1月11日]

【目次】
第一章　第一夜にまつわる六つの話
録音／続・学生寮の住人　その一／続・学生寮の住人　その二／続・学生寮の住人　その三／続・学生寮の住人　その四／正面
第二章　訪ねくるものたちの八つの話
七年目／開けといて／ベランダ／苦情／拳／忘れ物／家紋／友人
第三章　建物にまつわる十四の話
ブラックリスト／中の声／修学旅行／待ち時間／鴨居／ひとこと　その一／ひとこと　その二／ひとこと　その三／ひとこと　その四／笑い／エレベータ　その一／エレベータ　その二／庭／第三診療室
第四章　路上で出会った十一の話
石炭／現場長所／夜道／乗客／並走　その一／並走　その二／草音／火事／1908／工事／人槍
第五章　狐狸妖怪に出会った六つの話
川内ガラッパ／座布団／電車／妙見山にて／磯釣り／砂手
第六章　百物語にまつわる五つの話
百物語の怪　その一／百物語の怪　その二／百物語の怪　その三／百物語の怪　その四／百物語の怪　その五
第七章　得体のしれないものの十六の話
翡翠色／阿修羅像／修行の褒美／玉／泳ぐ人／幽霊屋敷の写真／かおりちゃん／着流し／廃工場／オルゴール／蝶々／猿の手／髪の樹／墓地／鑑識官／空耳
第八章　噺家に関する六つの話
四人そろった／あんた死んでんで／後ろのパネル／師匠，どこ行くの／雪の戸田川／虎渓の三笑
第九章　塞がれた空間で起こった四つの話
はい……／七年間／壁向こう／五つの部屋
第十章　絆を感じる十四の話
グラジオラス／梅の花／白いひも／欠席届／ささのは，さらさら／供養／振動／風／弟／約束／千羽鶴／大切なもの／憲兵の見たもの／お地蔵さん
第十一章　戦争にまつわる九つの話
卵／父帰る／神社／水筒／すまんかった／捕虜収容所の夜／渡河／鈴／中国人
　あとがき
　解説　こんな怪談を聞きたかったし読みたかったし書きたかった（岩井志麻子）

[恵凛さんの感想 · 2006年6月21日]

新耳袋五夜目〜

著者プロフィール

きはら・ひろかつ　1960年生まれ。主な著作に「新耳袋」「隣之怪」「九十九怪談」の各シリーズがある。マンガ・ドラマＣＤの原作の他、出版、ゲーム、公式携帯サイト「怪談百物語新耳袋」等のプロデュースを手掛ける。

「2019年 『九十九怪談　第十夜』 で使われていた紹介文から引用しています。」