かのこん 5 (MF文庫 J に 1-5)
- KADOKAWA(メディアファクトリー) (2006年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840117272
作品紹介・あらすじ
「いいなあ。やっぱりこれ、いいなあ。ちずるさん…いいなあ」-二年生に進級した小山田耕太(人間)は、薫風高校の屋上で先輩彼女・源ちずる(狐の妖怪)との一時を楽しんでいた。二年生になっても相も変わらずいちゃいちゃしている二人の周りでは、「耕太のアイジン」を自称する少女・望(狼の妖怪)や委員長・あかね(人間)たちが騒がしい日々を過ごしていた。しかしその裏で、"葛の葉"内部では、様々な策謀が動き出していた。第一回ライトノベル新人賞"佳作"受賞の大人気・かのこんシリーズ、ちずるの胸に大変な事件が起こる!?の第5巻です。
感想・レビュー・書評
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ちずるの正体をさぐっていた「葛の葉」の三珠美乃里(みたま・みのり)は、七々尾蓮(ななお・れん)と七々尾藍(ななお・あい)という双子の姉妹を薫風高校に送り込みます。彼女たちは、ちずるの妖力を消失させる薬を彼女に飲ませ、その結果ちずるは妖力と胸をうしなってしまうことになります。すっかり彼女の胸の虜になっていた耕太のため、ちずるは豊かな胸を取り返そうとさまざまな努力をおこない、そのなかでしだいに蓮と藍の信頼を得ることとなります。
今回もギリギリまで攻めた内容になっていますが、ライトノベルのレーベルではこのあたりが描写の限界なのかもしれません。となると、あとはマンネリ化が待っているだけなので、ストーリー面でもうすこし動きがほしいところです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
進級して、さらにいちゃつく二人。
そんな2人の前に現れたのは、怪しげな双子。
これにどうして気がつかない!? というほど
あからさまな双子です。
前回出てきた、幼女なんだか男なんだか…な生物が
再登場しています。
これはレギュラーになるのでしょうか??
委員長が、ちょっぴり可愛い状態です。
ツンデレなわけではなくて…誰もが通りそうな道で、の
可愛さです。
向こうの思うつぼ、な展開に発展しそうでしたが
これもまた、多分きっと愛の力?
人から離れていけば、その分いちゃつけていいのでは?
何て思ってしまうのは駄目でしょうか? -
ラノベの名を借りたエロ小説!? またもおっきしてしまいました。これをラノベとして刊行してるMFに感謝(?)
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ちずる最大の武器(エロス用)が消失。その裏で暗躍したり新登場で家出しちゃうロリども。だんだんシリアスさが増しています。