ガフールの勇者たち 4 フール島 絶体絶命

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840118859

感想・レビュー・書評

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  • エジルリブ教授を救出しカブールの神木に戻ったソーレンたちは、かつて囚われていた聖エゴリウス孤児院への潜入捜査に指名される。
    聖エゴリウス孤児院が集め、純血団が利用している<かけら>の秘密を探るのだ。
    しかしその頃純血団はカブールの神木への総攻撃の準備を勧めていた。
    聖エゴリウス孤児院から無事逃げ出したソーレンたち、カブールに戻り純血団との戦争に備える。

    純血団を率いるのは、戦いで怪我をした顔を隠す仮面のメタルビークと、その妻で冷たく美しいナイラだ。
    そして仮面の下のメタルビークの素顔は、ソーレンの実の兄クラッドだった!
    彼らはメンフクロウによる全フクロウ征服を目論み、そのために聖エゴリウス孤児院やカブールの神木にもスパイを入れていた。
    カブールの勇者たちと純血団の全面戦争が始まる。

    ===
    前半は潜入捜査、後半は大戦争のためかなり盛りだくさんの4冊目。
    フクロウの戦いなので、海の風を利用して乱気流に誘い込むんだとか、戦闘用の爪をつけるとかの方法が出てくる。
    そして純血団のフクロウ悪女が出てくるんだが、純血団成り立ちはなかなかオソロシイ。

  • ガフールの神木、エゴリウス孤児院、そしてメタルビーク率いる純血団の3勢力の対立が表面化。

    ソーレンたちの<特命チーム>の活躍が光る4巻です。
    ソーレンの友人・オツリッサの成長が好ましかったです。

  • 悪の集団《純潔団》がフール島を襲ってきた

    さて、《純潔団》とはメンフクロウが世界を支配することを目的にした集団で、そのリーダーはメタルビーグ・仮面をつけたメンフクロウです。


    ガフールの勇者たち(4)


    いよいよ前面決戦か?

    となる前に、いまわしい聖エゴリウス孤児院への潜入をソーレンたちは行います。

    そして・・・

    もう死んだと思っていた

  • 瀕死の重傷を負っていたメタルビークは修道士に助けられる。

    ソーレン達特命チームは、ソーレンとジルフィーが子フクロウの頃に捕らえられていた聖エゴリウス孤児院へ潜入することになった。
    純血団のスパイが入り込んでいるか、
    そのスパイ達が何をしているのか、
    聖エゴリウスの指導者が「かけら」についてどこまで知っているのか。

    そしてまたも純血団との戦いが・・・


    短いからというのもありますが、一気に読めます。
    巻をおうごとにますます面白くなっていきますね。
    大事な世界を守るために戦う勇者たち。
    ガフールの神木に集っている仲間達の中にもスパイがいるかもしれないという危機感、次巻ではそれがあらたになりそう。

  • あんなひどい目にあったところに戻ることになるなんて、余程の精神力がないと耐えられないんじゃないだろうか。
    内部事情知ってるから、有利なことは間違いないだろうけど…。
    でも、そんなにハキハキ答えたら、月光麻痺が効いてないのバレバレじゃない?大丈夫?

  • ついにクラッドの動向が明らかに。
    元々の性質に、それを助長させるナイラの存在。
    分かりやすい設定に展開だけど、こうなってくると先が気になってしまうなあ。

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著者プロフィール

キャスリン・ラスキー(Kathryn Lasky)
アメリカ北東部、インディアナ州インディアナポリス郊外の大草原の大邸宅で生まれ育つ。おおらかな両親のもと、5歳年上の姉とともに、のびのびと育ったキャスリンは、10歳ですでに作家を天職と考えていた。
自然や歴史を題材にした児童・ヤングアダルト向けフィクション、ノンフィクションを中心に多数の作品がある。写真家でドキュメンタリー映画作家でもある夫クリス・ナイトとの共作「Sugaring Time」で、すぐれた児童・ヤングアダルト向け作品に与えられるニューベリー賞を受賞するなど、受賞作品も多い。2003年に書きはじめたフクロウが主人公のファンタジーシリーズ『ガフールの勇者たち』はベストセラーとなり、ワーナー・ブラザースにより2010年に映画化された。

「2015年 『ガフールの勇者たち スペシャル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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