ほんわか! 本についてわからないこと、ねほりはほり! (MF文庫ダ・ヴィンチ)

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  • メディアファクトリー
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感想 : 35
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840126229

感想・レビュー・書評

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  • ★…3.5くらい。体当たりで調査されるトロさん達がスゴい!本を閉じ込めっぱなしの自分を深く反省…

  • 「ダ・ヴィンチ」でお馴染み北尾トロさんの本です。
    巻末の久世番子さんの書き下ろしエッセイマンガに吹いた・・・。
    分かるなぁ・・・。
    内容も本好きさんには読んで欲しい内容ばかり。
    2巻も期待しています(出るの・・・?)

  • 書店に並びたてのところを手に取ったみたいです。このサイトの大家さんの看板雑誌の競合誌(笑)、『ダ・ヴィンチ』の連載からのセレクションです。虫めがねを持った探偵スタイルのペンギンがキュート!北尾トロさんを隊長とする調査隊が、本についてのあれこれを隊員とともに調査に走ります。第1章「カラダを張って、ねほりはほり!」が傑作!「読書好きはモテるのか?」って…そうだよなー、現役若者でもそうでなくても押さえておきたい情報(笑)!「本の話しかするでない!」と出会いパーティーに派遣された隊員さんの顛末が描かれます。古本フリマ売りから、隊長自らミイラ取りがミイラになっちゃう道も開けちゃうんですけど(笑)。官能小説のネーミング、電車内の吊り広告、恋文を書いてみる…と、調査ネタは幅広く、しかも微妙にイタくてバカー。でも、そのテーマを全力投球で調査する姿勢は思いっきりムダで素晴らしく、「役に立つものばかり求めても、人生、面白くないのよ!」と拍手喝采してしまいます。ゆるい調査テーマだけでなく、最後の章には国内外の書店リサーチを集めてあり、私のよく知っている本屋さんが出ていたのが意外で、嬉しく読ませていただきました。北尾隊長と隊員のみなさんの、可笑しさで外側をくるみながらも、本に対する愛にあふれた調査の数々に、この☆の数です。

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著者プロフィール

本名、伊藤秀樹。1958年、福岡市生まれ。
小学生の頃は父の仕事の都合で九州各地を転々。東京都立日野高校、法政大学卒。 個人事務所(株)ランブリン代表。NPO法人西荻コム理事長。西荻ブックマークスタッフ。季刊ノンフィクション雑誌「レポ」編集・発行人。

「2011年 『【電子書籍版】昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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