HOPE!おばちゃんとぼく

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840126304

感想・レビュー・書評

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  • ブランディング・マーケティングの阪本啓一さんの書かれた小説。
    すらすら読めてそれでいてメッセージがズシンと届く一冊。
    読み終わると何だか前向きになれる本。

  • 27歳、独身、サラリーマン。そんな僕が見つける。"自分ブランド"とは?
    カリスマ経営コンサルタントが描く物語。分かりやすくて読みやすいから普通の物語として読み終えてしまった。。

  • おもしろい♪こんなおばちゃんおるけど、やっぱ愛情たっぷりで憎めない(笑)


    なんかそんなことを思っているとふっとこのおばちゃんの声であったり声が聞こえてきそう♪


    『夢をかなえるぞう』みたいに笑いながら学べる一冊です(^^)

  • この本はいい!関西のおばちゃんサイコーw
    何かに躓いたらこの本を読むといい。きっとこの本のおばちゃんに勇気をもらうと思う。

  • にいちゃん、ボーっとしてたら、あかんがな!隣の席に、謎のおばちゃんが…新幹線を降りたとき、のぞみは、ほんとにHOPEになった。27歳、独身、サラリーマン。そんなぼくが見つける、“自分ブランド”とは!?カリスマ経営コンサルタントが描く爆笑&感動のパワーノベル。

  • …ぼくは、”何となく”旅がしたくなったんだ。
    ふだんの三倍速で上司にメールし、休みをもらった。
    ……正確に言うと、本当は休暇を認めてもらったわけじゃない。ただ、自宅のパソコンから上司宛に「休みます」メールを送っただけで、それが昨日の深夜のことだから、たぶん品川部長は、まだ見てないだろう。今は、十時十三分。当然、もうみんな出社しているはずだけど、電話するのも気がひけて、まだしてない。電話をするのが、怖い。…

  • ガネーシャみたいなおばちゃんがさえないぼくを啓発してゆく話。

    「24時間仕事アタマ」「ハダカになるっちゅうのはやね、カッコつけへんってことやねん」「メタメタに観察するんや。それが、あんたの明日を作るねん」
    「プロフェッショナルとしての成長の炎の種。それが悔しい気持ち」

    あとは、問題を人のせいにしないこと。

  • 17日に阪本啓一さんの福井での3度目の講演を聞きに行った時に、この本の話をして「まだ読んでいないんですよ」と言ったら「この本こそ読んで欲しい」と言うような話になって、早速買ってみました。初めて福井に来られる前に「パーミッションマーケティング」を読んで、その話を聞いたのが始まりで、いろいろ勉強させられる本が多かったので、結構読んでいる方だとは思うのですが、そんな中での中編小説です。

    今回は初めての小説。
    会社でちょっとしたミスをして、恋人には別れ話を告げられて、現実逃避と言う感じで旅に出た「ぼく」は、東京駅で関西パワー炸裂おばちゃんに出会います。「おばあちゃん」でも「おばさん」でもない「おばちゃん」と言うのが意味があることになっています。このおばちゃんが、頼りなく何となく生きているようなぼくに「自分ブランド」を見つけるように仕事や家庭、そして元気の出る生き方を説くという話です。

    小説とは言え、ビジネスのエッセンスが当然あります。いくつかの部分は太文字で書かれていてよくわかります。新幹線の中での観察や「胸がざらつく」と言う表現など、阪本さんらしいところが満載で読んでいても楽しいものです。でも、あとがきにこの「おばちゃん」のモデルが書かれていて、新幹線の中での観察などそうだったのかって気がつきました。

    「気づく力が大切」と言うのが、今、自分でも社員たちに期待しているところ。気づき力をどれだけ上げられるかって重要だと思うんだけどなあ。一度、この本を社員たちに回覧してみよう。

  • ちょっと出来すぎなストーリーではありますが、著者があとがきで書いているように、落ち込んでいる時、へこんでいる時に元気を出すために読むという効果はあるんじゃないかと思います。ただ、根っからの東京っ子であり、天の邪鬼のあたしには、あんなおばちゃんに話しかけられても心を開くことはないと思います。

  • べつやくれいさんのイラストが梅田の本屋の店頭でふと目にとまり、それで手にした本。
    「分かりやすさ」が有る本だとは思う。
    読んでると、「おばちゃん」のパワー溢れる語りの中には、読者それぞれが自分や周りの人を振り返って様々に考えることが出てくると思う。
    内容について、全面的に同意はしないがそれでも一気に読めた。

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著者プロフィール

経営コンサルタント。ブランド・クリエイター。1958年生まれ。大阪大学人間科学部卒業。旭化成で建材営業に従事したのち、2000年4月に独立・渡米し、ニューヨークで経営コンサルティング会社Palmtree Inc.(現JOYWOW)を設立。現場感覚、消費者目線でのブランド戦略を得意とする。ビジョンは「世界にJOY(喜び)とWOW(感動)をもっと広げたい! 」。

「2017年 『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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