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- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840136709
感想・レビュー・書評
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何だろう、凄い展開やオチがあるわけじゃないのにかなり読み易い文章でグングン読んでしまった。一時間くらいで読了。40前後の女性のリアルな悲哀さとほんのり背筋が寒くなるお話に引き込まれた。作者の他の作品も読んでみたくなりましたよっと。
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2011.4.25 解説「異界へのおののき、燃えたぎる情念の炎」を寄稿
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じわりとした恐怖と、妖艶な雰囲気を楽しめるホラー。一見それぞれ別の話の短編集に見えますが。「おかめ遊女」と「顔のない女」の意外な繋がり方には驚かせられました。
でも一番お気に入り&怖かったのは、「壺」。これ、「枯骨の恋」に収録されていた「アブレバチ」にも繋がる物語です。この「アブレバチ」が出てくるだけでももう怖い。老婆の語りと、終盤に向けて高まる緊迫感。そしてあのオチ。あまりに怖すぎます。
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