新宿遊女奇譚 (MF文庫 ダ・ヴィンチ お 7-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840136709

感想・レビュー・書評

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  • 薄っすら怖かった。最初と最後の話が繋がってて、納得。

  • 何だろう、凄い展開やオチがあるわけじゃないのにかなり読み易い文章でグングン読んでしまった。一時間くらいで読了。40前後の女性のリアルな悲哀さとほんのり背筋が寒くなるお話に引き込まれた。作者の他の作品も読んでみたくなりましたよっと。

  • 2011.4.25 解説「異界へのおののき、燃えたぎる情念の炎」を寄稿

  • じわりとした恐怖と、妖艶な雰囲気を楽しめるホラー。一見それぞれ別の話の短編集に見えますが。「おかめ遊女」と「顔のない女」の意外な繋がり方には驚かせられました。
    でも一番お気に入り&怖かったのは、「壺」。これ、「枯骨の恋」に収録されていた「アブレバチ」にも繋がる物語です。この「アブレバチ」が出てくるだけでももう怖い。老婆の語りと、終盤に向けて高まる緊迫感。そしてあのオチ。あまりに怖すぎます。

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著者プロフィール

1964年大阪府生まれ、群馬県育ち。2008年に第3回『幽』怪談文学賞短編部門大賞を受賞。翌年、受賞作を表題とした短篇集『枯骨の恋』でデビュー。14年7月に刊行された『残花繚乱』がTBS木曜ドラマ劇場で「美しき罠〜残花繚乱」として連続ドラマ化される。17年公開の映画『嘘を愛する女』の小説版がベストセラーに。著書に『気がつけば地獄』『生き直し』『パパ』『フリー!』などがある。

「2024年 『母をさがす GIベビー、ベルさんの戦後』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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