舞姫(テレプシコーラ) 第2部 5 (MFコミックス ダ・ヴィンチシリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840137294

感想・レビュー・書評

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  • ローラの超絶技巧よりも、千花の衣装との類似に驚愕する六花。読者はその後のあまりの展開に驚愕しますけど。私は、六花が準決戦を泣く泣く棄権して、次は第1巻で3位を獲得したYAGPのN Y本戦編を予想していたので…まぁ、いいんですけど。
    果たしてローラと空美は同一人物なのか、別人なのか? 気になりますよね。
    私見ですが、二人は別人だと考えました。第4巻で舞ちゃんが言っていた、お教室で大役に選ばれた時、周りの子たちが離れていった、みたいなことがローラにもよくあって、人種差別とかもあったりして、心を閉ざしていたけれど、六花に出会って彼女の中で何かが変わり始めた。そして、あの世の千花からの使者となったのではないでしょうか? スピリチュアルすぎますかしら?
    第3部が書かれるとしたら、どんなに嬉しいでしょう。そうしたら、ローラ問題に解答を出さないと始められない訳で、そこが難しいのかもしれませんね。

  • ついに最終巻。雑誌で読んで内容を知っていたので、油断してスタバで読んだら、思わず滝涙が出てハズカシイ人になってしまった。まとめて読むと、やっぱりズシンときますなあ。

  • ついに完結。足かけ10年も連載期間があったとは…。六花ちゃんに幸せが来て本当によかった。これからの可能性を残すラストが感動的。

  • 悲惨な少女時代を送り、第三巻で忽然と姿を消した空美ちゃん。
    いつか上手くいくと信じていたのに自殺してしまった千花ちゃん。

    第一部はそんなこんなでモヤモヤして終わってしまったけど
    第二部はハッピーエンド!あーよかった!!

    しかもこの単行本初出の番外編では…。

    続きはあるのでしょうか?気になる。

  • 思わずローザンヌのコンクールについて
    調べてしまいましたよ~。
    六花の未来、空美の過去等、
    いろんな意味で“曖昧さ”が何故か魅力。

    追記:2017年のローザンヌ、
    コンテンポラリーの課題が全部ノイマイヤー作品!
    山岸先生の先見性にビックリでした。

  • バレエマンガとしても面白いのですが、
    私は1人の少女の自立の過程が良くできていると思いました

    この第二部では
    親と離れて飛行機に乗る(荷物は肌身離さずに)
    さらに付き添いの人とも離れて飛行機に1人で乗り、
    トイレに行っている間に人気がなくなったロビーで1人で出口を探し
    会場に着いてら着いたで1人で食事をし、
    他の参加者に気圧されずに良い場所を取りしっかりと自分を表現する
    風邪気味だったら油断せずに薬を絶対飲み忘れないようにする・・・など

    第一部から、意地悪な先生の「舞台をつっきって歩け」と言う指示を鵜呑みにせずに踊りながら舞台を渡ったりなど、
    中高生にここまでやらせるか、というほど自立を促します

  • ここまで読み手を惹きつけておいて
    これで最終巻なんてあまりにも酷い。全てが中途半端。
    こんな終わり方なら第2部自体やってほしくなかった。

  • これで終わりなのか~ものすごくこの先が読みたいじゃないですか…!
    登場人物たちがまだまだいくらでも物語をつむいでくれそうなムードの中で終了…もはや前衛的…

  • あっけなく終わった

  • えええ~~~っ?完結?イントロではなかったの?ここからが本番でしょ!? ローラは本当に空美ちゃんか? Hバレエ学校に来た理由は? そして六花ちゃんたちはこれからどう成長するのか?(個人的には拓人くんのその後も気になる) そこも読みたいのに! 他の皆様と同じく、第3部を熱烈希望します!!! (森下洋子さんとの対談も良かったです、森下さん150cmないなんて信じられない!それに今でもとてもきれいな方ですね~!)

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著者プロフィール

山岸凉子(やまぎし・りょうこ)
1947年北海道生まれ。69年デビュー後に上京。作品は、東西の神話、バレエ、ホラーなど幅広く、代表作に「アラベスク」「日出処の天子」「テレプシコーラ/舞姫」など。

「2021年 『楠勝平コレクション 山岸凉子と読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山岸凉子の作品

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