先生と僕 3 ―夏目漱石を囲む人々― (MFコミックス フラッパーシリーズ)

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  • メディアファクトリー
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784840144100

感想・レビュー・書評

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  • この漫画読んで漱石作品が面白く読めてるのに感動してる。

  • 作家になってから最後まで。

    周囲の人の事もちょっぴり知る事ができるわけですが
    皆様…半端ない、です。
    一番スペックが没キャラ状態だったのが分かったのは
    政治家さんですが。
    確かに…すざまじい包容力だ、と思ってましたが
    これほどまでとは…。

    しかし一番面白かったのは、連絡なしで
    後から満州に行った事かと。
    きちゃった☆ な状態です、確かに。
    普通の人がこれを普通にしたら
    確実に現地で合流不可です。

  • この巻では正岡子規とのやり取りや、妻・鏡子との性格の違いが描いてあってなかなか面白い。
    ともに生真面目な漱石と違って、子規は遊び心があって、鏡子は細かいことにこだわらない大雑把な性格。

    しかし、本当に病気で死にそうな子規に「僕、死にたいよう」的な手紙を送っちゃうとは漱石先生も甘えん坊だなぁ<(; ^ ー^)。
    子規はやんわり冗談っぽく返した感じなんだけど、以後、こういった本心を吐露するような手紙を子規に書かなくなっちゃうナイーブな漱石先生。

    そして、これはよく知らなかったのですが、若い頃から神経を病んでいて、発作的に人をひどく疑ったり八つ当たりすることがあった漱石。
    そんな夫に「寝てれば大人しいから」と、睡眠薬を盛り続けた妻・鏡子さんもおおらかと言えばおおらかなのか?

    巻末近くではついには漱石先生、大喀血・・・どうなるの(゜ーÅ)。

    ちなみに漱石先生、飼い猫には名前をつけず、犬にはヘクトーという名前をつけていた模様<(; ^ ー^)。

  • この巻から商業誌の連載となり、初めての人でもわかるように書いたとのことで、重複もしているので、一巻から読んでいる人にはちょっと物足りないかな。
    個人的に鏡子さんが好きなので、彼女の話が改めてまとめられたのは面白かったです。

  • 読んだことのある話があると思ったら、掲載誌が変わってたんですね。

    今回は奥さんのお話と病気の話が多かった。
    悪妻とも言われる奥さんですが、漱石も割と我が儘で愚痴っぽいし、年齢も離れているしで、一方的に悪妻とまでは言えないんじゃないかなぁ、と思います。こればっかりはわかんないよなぁ、外から見てるだけでは。

    病気の話はしんみりする。『硝子戸の中』とか『思い出すことなど』とか、読み返したくなりました。

  • 読了日20130202

  • 1~3読了。夏目漱石の人となりが分かる四コマ漫画。三巻は同じ様な話がちょいちょい出て来たので評価は低めで。みんな漱石先生が好きすぎるな。

  • リライトされてるネタがやけに多いなと思ったら、どうやら掲載誌が変わったせいらしかった。ので、一~二巻のダイジェスト版的な感が否めない。強いて違いを挙げるなら前作より嫁ネタが多めだった位かな。

  • この漫画を読んでいる暇があったら漱石の小説を読まなくては……と思いつつも読んでしまう漱石についての漫画。漱石の愛されっぷりにニヤニヤ。

  • 今回もかわい面白かった。是公が一番の好みだわw。伊藤博文の暗殺の瞬間に居たなんて大変じゃないですか(; ̄O ̄)
    「坂の上の雲」が大好きな身としては子規とのやりとりも、ああ、あの時だな〜と、楽しい。弟子の、先生大好きっぷりが、今回も満載でした。

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著者プロフィール

漫画家。青森県生まれ。著書に『先生と僕 夏目漱石を囲む人々』『漱石とはずがたり』『夏目漱石解体全書』『ステラ』『大正四葉セレナーデ』『おじさんとポニーテール』など。

「2018年 『先生と僕 夏目漱石を囲む人々 作家篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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