しらさぎ看護大学 恋愛カルテ (MF文庫 ダ・ヴィンチ や 1-4)

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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840145053

感想・レビュー・書評

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  • 表紙のふたりの微妙な距離感が良い。次が待たれる。

  • 山本さんの小説は読みやすいですね。
    図書委員会の本もそうでしたが
    今回すごく好きになりました。

    新しい作品に出会えるのを楽しみにしていますね。

  • ずっと前から気になってはいて、ちょっと前に久々に恋愛系「左京区七夕通東入ル」を読んでからそっち系のスイッチが入ったのでようやく購入。

    きゅんとしますね。しかし何気に花(主人公)はすごいと思う。山口に対して美形だなあと思いつつもその事で動じることはないんだもんな。

    あの出来事の後に山口が言った「あいつの方が今更」というセリフは私も思っていたことだったのですっきり。
    花は秀ちゃん(初恋の人で失恋した人)を「試していた」かもしれないけれど、秀ちゃんだって自分の言葉でしっかり伝えてないんだから、ここにきて秀ちゃん後悔しても本当今更だよ。あれは「逃げ」だよな。

    というのはまあ自分も気を付けなければならんわけですが。

    あと白石さんは拍子抜けっていうか、不思議な人ではあるかもしれないけど山口関係になるとただの「女」だったんだなーって。

    どうでもいいけど、最近「花」が主人公の物語に縁があるなあ。(7SEEDS/左京区七夕通東入ル/しらさぎ看護大学 恋愛カルテ)

  • 『吉野北高校~』とテイストは一緒。
    大学が舞台だからちょっとだけ大人っぽい感じにはなったけど、やっぱり安心して読める恋愛小説。

    花は幼馴染の秀ちゃんを妹に取られ、失恋して地方の看護大学へ行くことに。
    新設のその大学は、周りに何もない不便な場所で、花たちが一期生なので、自然とみんな仲良しに。
    そんな看護大学に男子学生は3人。
    しかも一人がものすごくイケメン。
    花は失恋したばかりなので、かっこいいと思いつつも、そっけない。
    そんな花に、イケメン山口はちょっかいを出し・・・。

    表紙がちょっとアニメっぽいのが、もったいない。
    正統派な恋愛小説なのに、なんかそれだけで手に取るのを避けてしまう人がいそう。

  • なんだこれなんだこれ…!

    気付いたらどんどん頁をめくって、どきどきしていた。

    登場人物が魅力的。
    吉野北高校シリーズの3巻から、早二年以上。
    この新シリーズの、これからの展開に期待せざるを得ない。

    始まったばっかり!と思う。

    ドストライクな青春キャンパスライフの舞台が看護大学っていうのも、色を染めている。

  • 吉野北高校図書委員会の作者さんの、久しぶりの本。
    ヨシキタがすごく好きすぎて、好きすぎるから、新刊がヨシキタじゃなくて心底がっかりしていました。だけど、本屋ではじめの方をパラ見したら萌えたので購入、仕事をビミョーにさぼりつつ読みました。

    すごく好きだった幼なじみと両思いだったのにうまくいかずしかも幼なじみが付き合った相手は妹、という初恋をうまく吹っ切れない子が、逃げるようにド田舎の大学に進学し、少しずつ前に進み始めようと思ったら(本当にこのレベル)、蒸し返されてまたダメージ食らうも、今度はちゃんと言えたよ、という話。
    私はおそらく作者さんとそう年齢も変わらないかと思いますので、しかも田舎モノですので、うお、リアル!と思うのですが、今の子の感覚だと確実に古くて野暮ったいと思います(笑)。ヨシキタもそうでしたけど。なんというか、『大人が懐かしんで読む少女小説』的な。
    主人公が一人で傷ついていたり、傷ついたことから逃げまくっていたり、変な子に更に傷つけられてキレて言い負かしてみたり(ちょっと違うか)、普通の主人公が普通に生活していくのが、なんだかすごくキュンキュンしました。山口には心ときめかないけど。山口って乙女ゲーの攻略キャラみたいな、なんていうか記号的イケメンだなぁと思います。
    (というか、まあ、藤枝が割と恋愛モノのヒーローの王道を外れてるから余計に比べちゃうんだけど)
    (そもそも昴くんのが好みだというのもあるんだけど)

    白石さんのことは、え、これでおしまい?と思わないでもないですが、シリーズものらしいというのと、まあ現実はこんなもんだよねっていう両方があります。なんていうか、この人ダメだかかわらないでおこう、と思ったら、たとえ根本的に解決してなくても切りますもんね、現実は。嫌な奴と話し合ってまで相互理解しようとは思わないもん。
    ただ読者としては、彼女の背景を本当は知りたかったです。続きで明らかになるのかしら?たのしみ。

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