鍛える聖地 (幽BOOKS)

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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840146937

感想・レビュー・書評

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  • 登山は苦手だけど、江ノ島と鹿島神宮くらいは行ってみたい。皇居の三の丸尚蔵館も。

  • 寺社や自然の中の聖地を巡る本ですがガイドブックとは違います。著者がその場で感じる感覚や思ったことが明るい口調で書かれているので『パワースポット巡り』みたいなものを期待してはいけません。
    『うわさの神仏』のノリに似ていました。
    同行者がこの本を読んで初めて知る当時の出来事が結構怖いです。

  •  聖地に行ってみた本。
     いわゆるパワースポットでヒーリング効果をアピールするでもなく、心霊スポットで怪談を語る訳でもなく、著者の言うところの聖地を巡る旅行記。
     富士山だとしても頂上ではなくて無人島や巡礼道。高尾山でも人気の無い道。あるいは夜の闇の中。
     聖なるものとは何だろう。
     遙か昔にその地に住み、そこを聖地と呼んだ人はどんなことを考えていたのだろう。

  • 加門七海が無人島やら樹海やらにある聖地を訪ねて、そこで起きたあんなことこんなことを綴るというたいへん興味深い企画。内容は非常におもしろかったが、残念ながら砕けた文体が私には合わず読むのに難儀した。

  • よくあるパワースポット巡りの本とは全然違う1冊。そこはなかなか行けないでしょ、という場所満載。
    あくまで「聖地」であってパワスポとは違うのです

    どれも面白かったけど、鹿島の夜の話が特に興味深かった。
    あと、皇居も申し込めば見て回れるっていうのは知らなかったなぁ。機会があったら行ってみたい。

  •  同じ聖地めぐりとすればこちらを推薦したいものだ。

     本当にその場所を大切にすることを考えている著者だと感じる。その場に行くことを否定するのではなく、その場所が存在することに感謝を持つことが大切なのだとしみじみ思わされる。だからこの著者の作品には惹かれるものがあるのだと思う。

  • 2012 11/3

  • 出不精且つビビリなので、こういった本はとても楽しい。
    ぼやぼやしとるので、きっと闇に飲み込まれる。ぞわわ。

  • やっぱ加門さん好きだな~((´∀`)) 人穴の闇に触れてみたいな..(´ー`* ))))

  • 家門さん独特の話で、日本全国に散らばる聖地(パワースポット)を訪ね歩きます。
    富士山周辺には様々な聖地が点在していますが、読むとかなり怖くて安易には近寄れない感じですね。

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著者プロフィール

加門七海
<プロフィール>
東京都生まれ。美術館学芸員を経て、1992年『人丸調伏令』でデビュー。伝奇小説・ホラー小説を執筆するかたわら、オカルト・風水・民俗学などへの造詣を生かしたノンフィクションも発表。自身の心霊体験をもとにした怪談実話でも人気を博す。小説に『203号室』『祝山』など、ノンフィクション・エッセイに『大江戸魔方陣』『お咒い日和』『墨東地霊散歩』『加門七海の鬼神伝説』など、怪談実話に『怪談徒然草』『怪のはなし』など多数。

「2023年 『神を創った男 大江匡房』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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