東のエデン劇場版 (文庫ダ・ヴィンチ)

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  • メディアファクトリー
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  • Amazon.co.jp ・本 (509ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840148320

感想・レビュー・書評

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  • TVシリーズ以上に滝沢くんの置かれてる状況がかわいそすぎて…。もーぅ、みんな勝手だ。滝沢くんの出てくるシーンは読んでて胸が苦しくなりました。
    あと、劇場版でセレソンとジュイスの関係が好きになりました。
    結局、滝沢くんは何者だったんだろう…。咲ちゃんと離ればなれになって終わるのも納得できなくってモヤっとしました。2人は幸せになってほしかったのだよ。
    何も変わらなかったこの日本で、2人がどう過ごしていくのか気になりました。
    後日談とかすごく読みたいです。

  • 劇場版も読了


    さてこの「東のエデン劇場版」ですが、その名の通り劇場公開した二作品のノベライズ版です。

    TVシリーズのノベライズ版はTVシリーズとノベライズ版で違いを見つけ出す方が難しいほどそのままな感じでした。

    しかし本作は劇場版というTVシリーズより短い時間の物のノベライズであるにもかかわらず、その厚みは前作と変わりません。(文庫版はむしろ短編が入っているのので前作より厚いかな?)

    つまり映画で描けなかったストーリーがそこには書いてあり、この物語を補完出来るのです!これだけでもファンなら買う価値あり。

    テンポの良さは相変わらずで読みやすく、非常に良いです。

    前作で活躍の機会が少なかったエデンメンバーもそれぞれ別行動で活躍したり、ゲームを畳に掛かる各セレソンの動きだったり、前作よりもアクティブな物語展開だったように感じます。

    まあ前作の終盤の展開は凄かったですが。

    物語の終わり方は想像の余地を残すような、悪く言えば締りのない終わり方で、賛否はあると思いますが個人的には好きです。

    あと、短編の「NO.7」が結構面白かったのも評価高いです。

    そんな感じで★4つ!

  • 3分の2くらいまでは面白かったが、締めくくりが微妙。

  • まとまりがない感じ。
    映画はみてないが、映像でなら楽しめそう。
    本編より短編のほうがよかったように思えたのもこのためか。
    よくある、小説を映画化して味をなくすパターンの真逆。

  • 劇場版読了。
    映画館で観た時も十分面白かったけれど、小説版はもっといろんなことが散りばめられていて、より一層面白かった。
    映画だとどうしても時間の制限があるから、すべてのエピソードを入れることが出来なかったんだろうなぁ。
    最後の最後、映画ではあっさりした印象があったけれど、小説版はしっくりきた。
    アニメの原作とはいえ、そもそもアニメのために書かれた小説なのかもしれないけれど、満足。

  • 東のエデンはアニメから入った作品で、アニメ版が若干物足りなかったので小説版へ足を伸ばしたけど特に代わり映えがなかったなぁ。もうちょっと深い話とかあると思ってたぶんだけ期待が外れてしまった。

  • おもしろい。

    本編はもちろんのこと、
    No.7の話が心に残った。

  • ニートの創る未来?に具体的なイメージが持てなくて、イマイチ滝沢くんに惚れられずに終わったかな。咲ちゃんにも・・・。 むしろ短編のNo.7がよかった。No.7のジュイスも可愛かったしw エデンの仲間たちの奔走っぷりはよかった。特に地下トンネルw まあアニメ版のキービジュアルに力があるのと、あとやっぱり「小説」よりアニメで観る方が面白いのかもね。

  • 劇場版という「映画の中」で初めてNo6が登場するのは
    なんとなく心憎い演出。あんまり良いキャラではないが。

    東のエデンメンバーが別行動で
    それぞれ活躍するのはアニメ版にはない動き。

    お金を貰うほうを楽しむ―主人公のこのセリフは、
    自分の中でなかなかのパラダイムシフト。
    これ意識するだけで日常の考え方が変わりそう。

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著者プロフィール

1966年、埼玉県生まれ。アニメーション監督、脚本家。株式会社クラフター代表取締役 共同CEO。背景美術スタッフとしてキャリアを開始。2002年、『ミニパト』で監督デビュー。代表作に『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』シリーズ、『精霊の守り人』『東のエデン』などがある。2017年3月、初の劇場オリジナル作品『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』が公開。

「2017年 『映画は撮ったことがない ディレクターズ・カット版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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