星刻の竜騎士(10) (MF文庫J)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2012年10月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840148474
作品紹介・あらすじ
ユリエル王子の打倒により生じるであろう、シェブロン王国での王位継承戦争。それを防ぐには、魔薬"ガラテア"の呪いを受けたままのオスカーの治療が不可欠だった。そのため、ガラテアを調合した宮廷薬師であるエクブラッド人の少女・キーラの行方を追うアッシュたち。だが、彼女はルッカの幼なじみだった-。アッシュの手を振りはらい、ルッカは魔導艦エスカヴァロンを飛びだそうとするが…!?美少女ドラゴンが歴史を刻む本格ファンタジー、共鳴の第十弾。
感想・レビュー・書評
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魔薬関連の話が終了。
これで2部が終わったらしい。
はじめの頃に比べたら、だいぶ雑になってきた気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第2部完。といったお話。
物語は加速度的に進んでいきますが、あまりに加速しすぎかな?とも取れました。
確かにシェブロン王国の内戦に関しては、外伝的に書いてもらうしかないでしょうが、エピローグであっという間に2ヶ月進みましたからね。
この巻の出来事でロートレアモン騎士国を取り巻く環境は大きく変わるでしょうし、ある意味注目を集めつつあるアッシュ達アヴァロン聖竜皇騎士団も、歴史の表舞台に上がらざるを得ない状況になってきています。
10巻を迎えましたが、まだまだ伏線が残ったままですので、第3部からのストーリーがどう展開していくのか?
未だ名前のみの登場であるラブロック商工都市連合やゼファロス帝国がどう絡んでくるか?
今後はこの辺りに注目していきたいです。
ついでにミラベル王女の変化も楽しみです(^_^)