リバーズ・エンド 2 (電撃文庫 は 2-11)

著者 :
  • アスキー・メディアワークス
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本棚登録 : 508
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840220965

作品紹介・あらすじ

そこはスクールと呼ばれていた。たった八人の生徒しかいない学校だ。八人はみな、知っていた。自らが…いや、そこにいる全員が、やがて無惨な死を迎える運命にあるのだと。一方、SIFMAに収容された拓己は、眠りつづける唯をただ眺めていた。彼は小さな声で呟く。唯はもう目覚めないほうがいいんだ、このまま眠っていたほうがいいんだ-。これ以上、唯が傷つく姿を見たくなかった。唯を守りたかった。八人と拓己が出会う時、運命の輪がまわりはじめる…。第4回電撃ゲーム小説大賞金賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  •  確かにSFなんだが、このドラマツルギーは、現実の学校の閉塞感を仮託したものと言って良いんだろう。
     そして閉塞された空間と時間の中で紡がれる関係性が、ほんのりと希望の光を醸し出す。軽い文体なのに、こういう微妙な作風を構築するのは著者独特なんだろうなぁ。

  • 唯が意識不明になってから、拓巳が連れて来られたスクール。
    たった8人しかいないその場所は、なにやら不穏な雰囲気。
    入学(?)早々に起こる出来事は彼らの未来を示しているようで怖い。

  • 人の痛みや傷はその人だけのものだ。しかし誰かと触れ合い過ごす中で傷はゆっくりと徐々に癒えていく不思議なものだ。それはわかるのだけれど、この子達は傷が癒えても行きつく先を考えると、ただつらくなるだけだ。

  • ほっこりするような、もどかしいような。

  • 昔に読んだ時とは、受ける印象がだいぶ違う。最近の話と違って、あまり萌え要素はないから、低年齢層向けの文芸作品として成立している。
    子供向け、ってのはやっぱあるよな。

  • 2巻です。

  • 最終兵器彼女っぽいなあ

  • 中学生くらいのときに読んでほしい。

  • 2008/2/18読了

    回想シーンで、ぐっときました。一巻では泣かなかったのになあ。主人公の心が純粋すぎて、切なさを煽ります。

  • 20080120
    半日

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