- Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840225441
作品紹介・あらすじ
いろいろお騒がせしました吉村護です。容姿端麗でビアトリス制御の天才で魔女と呼ばれる学園一有名なお嬢様の鷹栖絢子さんに、僕が逆告白してから一週間。ようやく僕の周りは落ち着いてきました。でも僕自身は、絢子さんとまともに話せなくていつもぎくしゃくしてばかり…。そんな中、僕達生徒会メンバーが仕切る学園祭の到来です。これを機に一気に絢子さんとの仲をなんとかしなくては!えっ?僕が主役で絢子さんをヒロインにして演劇部の劇に出てくれだって〜!?そんな、だってまだ絢子さんと普通に話もできないのに!いきなりすぎる〜!!そんなこんなで、岩田洋季が描く激ピュア・ラブコメディ第二弾。
感想・レビュー・書評
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惜しい、つくづく惜しい。
中盤から終盤へと向かう物語の展開は素晴らしくよくできていて、恋愛物としての王道を行く名作と言って過言ではない。
それだけに、序盤の演劇への勧誘がああいった形であることに心底惜しく思える。
頼まれる側の護に対して、相方への説得すら頼んでいるのだから、本来はきちんと頭を下げるべきところを泣き落としと脅しを使う。これはあまりに筋違いである。
読後感の良い巻だったが、その点だけがとてもとても惜しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
4840225443 305p 2003・12・25 初版
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学園物ラノベには欠かせない学園祭イベント!
……というか、シリーズ2巻目が学園祭ってのは珍しいと思いますが(笑)。もう少しキャラクターが浸透してからオールキャストで展開する番外編っていうのがよくあるパターン。劇中劇ってのも定番ですね(笑)。
ですが、絢子と護のちょっとぎくしゃくした状態とか、学園の特殊性とかうまく周辺設定と噛み合わせてあって、いい仕上がりになっていると思います。 -
どれだけ特殊な世界だろうと、主人公の通う学園にも文化祭は訪れる。あの独特のにぎやかさに触れるとやっぱり懐かしくなりますね。私は高3のときの文化祭には入院していて(3ヶ月ですよ3ヶ月!)出られなかったので、個人的なうらやましさは弥が上にも大きなものがありました。ああ、あのころに戻りたい。
前作で期待した主人公の成長は、2巻になると少しばかり見えるようになったようで、その意味でも読後のカタルシスはあったかと。感情描写はどこまでもまっすぐで、まともに読んでいるとこちらが赤面しそうなくらい。それが読んでいて困ったといえば困ったところですが、でも気楽に読むことができました。一緒に読んでいた本がすぐ下の「性暴力の理解」というあまりに重い内容だったので、精神衛生上とても役に立った一冊でした。
(2008年12月入手・2009年3月読了) -
1/4購入、1/14読了。この巻では著者があとがきで、「是非書きたかった」という学園祭がテーマの話です。
この巻では、絢子と護が生徒会の面々の嵌められて演劇部の主役とヒロインをやるこになりますが・・・。手伝うことになった演劇部部長の退学問題に振り回されますが、護のお願いにほだされて部長の説得にこっそりと向かう絢子が可愛らしいですね。
劇を通じて護の逆告白からの、ギクシャク感から抜け出せたようですが、3巻以降はどうなるのでしょうか?
次巻に期待していますが、この小説にストーリー性を求めていません(自分は)ので、ラブラブっぷりをアピールして欲しいです。
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B
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今回は演劇です。
読んでて恥ずかしくなる作品に決定。