シュプルのおはなし2 Grandpa’s Treasure Box (電撃文庫 あ 17-2)
- メディアワークス (2004年8月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840227520
作品紹介・あらすじ
本が大好きなシュプルは、ある日、おじいちゃんの宝箱を見つける。そして、その中の宝物にまつわる話を、おじいちゃんに話して聞かせる。さて、今回のおはなしは-シュプルとムルカは、商船の船乗り。ある霧が濃い夜、船が海賊船に襲われる。しかもその船は、音に聞こえた大海賊"赤ひげ"の船で、シュプル達は半ば強制的に海賊の仲間になる事に(『共に掲げよ誇りのジョリー・ロジャー』)。他全5話を収録。丸山薫が描くキュートなイラストも満載!第10回小説大賞選考委員奨励賞受賞作の第2弾。
感想・レビュー・書評
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近所の女の子が家の手伝いをさぼって遊ぶために
葉っぱお化けになっている様が…面白いですw
この年頃って、確実にばれていないと本人は思っているんですよねww
気がつかない所に愛はあり、気がつかないうちに失ってしまいそうなものがある。
確かに、ちょっとひねくれていたりしたら、見えづらいものです。
子供だって素直にあやまれないのです。
大人になったら、さらに素直になんか…。
とはいえ、知らなかった事で怒られたりしたら
謝れなんて言われたら、それは理不尽な気がしますけど。
こわもてのおじいちゃん。
けれど今回分かったのは…どうやら幽霊ものが怖いようです。
友人である女の子を怖がらせてしまった、2つめのお話。
彼が考えていた落ちは、一体どういうものだったのでしょう?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっとした一巻からのキャラクターたちの関係が変わってきたなぁと思いました。
一巻同様、意外な展開が驚きです。 -
2
子供が作るおはなし。 -
赤毛の少女海賊がよいでしょう。
ありがちっちゃあありがちなんだけど。
カバーイラスト・口絵・挿画 / 丸山 薫 -
あいかわらず優しくて、それでいた温かい物語。
シュプルはまだ小さいのに云々という理屈は一まずおいておくことにしました。
私的には『共に掲げよ誇りのジョリー・ロジャー』の女海賊メアルルードがすごくかっこよくってお気に入りのキャラです。
今までのおはなしと違った恋愛要素混じりな所も見事にこの物語に溶けていていい感じです。
幕間のちょっとした日常もすごく温かくて、ほっと息をつけることができていいですよ。癒し系ですね。