- Amazon.co.jp ・本 (377ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840228459
作品紹介・あらすじ
機械都市バベルの深層に隠された有機溶媒のプール。その水面を揺らしながら一人の少女が浸っていた。半ば狂気に犯された少女-。だが、彼女こそが、かつて地球を荒廃に導いた"融合"の能力を持つ"稀存種"だった…。一方、ルナとシオンは作戦行動中、ロイドに捕らわれ、第3稀存種エンダの元に連れていかれる。そして、エンダから驚愕の真実を聞かされることに…。果たして、バベルは7人の"稀存種"を使い何を行おうとしていたのか!?バベルが秘す真の目的とは何か!?次巻完結に向けて、いよいよ物語はクライマックス。
感想・レビュー・書評
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4巻です。
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最終巻の一巻手前、此処でエデンの目的が発覚します。
エデンの敵対勢力であるフルブルーを指揮するロイド=オドに捕獲された
ルナとシオンは、彼らから真実とロイドの経験した絶望を嘗めさせられるのです。
本当の強さとは何だろうか?
この物語で考えられてきた事です。
一人で何でも出来るのが強さかもしれない、
何物にも自分にさえも負けないのが強さかもしれない、
其れでもルナとシオンは2人で共に強くなる事を決めました。
寄りかかり合うのではなく、只共に居て共に強くなる事。
其の絆がとても美しく思いました。
ルナが強制的に羽化させられた時のシオンが恰好良かったです。
私は貴方を見捨てたりしないという意志が、眩い程に美しかったです。 -
クライマックスに向けて、大きく物語が動き出しました。
先が読めないので、どきどきしながら読んでいきました。
登場人物もほぼ全員でたので、いよいよ物語も佳境です。
俺の予想だとバットエンドしか考えられないけど、どうなるやら...。 -
未読。所有。
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毎回スプラッタな話なんですが。今回は、大人しかったです。シオンとルナの関係に焦点が当たってたからかな。とりあえず二人がラブラブなので良かったです。三番目とか七番目とか登場して、世界の謎も明かされたようですし。あとは怒濤のクライマックスを期待しております。いや、とにかくルナがヘタレじゃなくなって良かった!レインじゃありませんが、シオンを幸せにしてほしいもんです。