- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840228879
作品紹介・あらすじ
海運開ける街、横須賀には奇妙な仕事を生業とする者がいる。有限会社"記憶屋"。若く美しい女性・摩周美冴とその息子・誠人、社員はこの二名のみ。その仕事は特殊な技能を駆使し、人の記憶を改ざんすること。当然、違法行為であり、「有限会社」は自称である。裏稼業に勤しむ彼らは今日も-。「標的は大日本帝国海軍主計将校。階級大佐。コースは絶対死もしくは選択死よ」美冴の命を受け、標的の許に乗り込む誠人。着実に仕事をこなすかに見えたその時、さらに第二の襲撃者が現れ…!?これが摩周母子を巻き込む、凄絶な死闘のの始まりだった。
感想・レビュー・書評
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記憶師と呼ばれる特殊能力を持つ親子と、悪の組織との戦いという感じです。
アクションを主体とした話ですね。
特殊能力である記憶改ざんや記憶操作に関しては、ちょっと描写が少なかったかな。
過激な母親と感情に乏しい息子の話が中心で、そこに嵐のように登場する一人の少女。
これがキーではあるんですけどね。
親友が後半で思いっきりないがしろにされていたり、両刀使いに関する説明が無く、いきなりおまえは両刀使いだろってな発言が出てくるので、ちょっと大事にされてないキャラクターなのかなと思ったり。
最後のオチがなんか微妙な感じでした。
あれだけ感情に乏しいキャラが急に感情を取り戻したような感じになるってのはどうかと。
脳生理学関連の説明は省いてもよかったんじゃないかと思います。
拳銃の説明関連もあんなにいらなかったような。
萌恵じゃないけど、オタクな薀蓄は要らないかなと。
バーサーカーの見当はつけやすかったです。
アプリコットはうちの生徒って言うまでは気にもしなかったけど。
比較的面白かった作品でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
たとえ主人公がマザコンだろうと。ヒロインがトンデモだろうと。
退役軍人なジジイと艦だけで星三つをつけられる自分に気づきました。
ジジイラブ。 -
2008/03/31読破。
秘密結社とか、過去の遺物とか、超グラマラスなおかーさんとか、アグレッシブ貧乳少女が好きな人にはおもしろい作品。
遺伝子操作とか記憶操作とかがすきな人にもおもしろい作品。続編が出ているようなので是非読みたいと思う。 -
この巻のみ読了
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ハッキリ言っちゃえば、マザコンの美少年の話。なんか、ちょっとキモい感じがした…かも?
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未読。所有。
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<A href="http://www.h-opera.com/200411b.html#血闘絶対国防圏">巫女メイド戦記</A>(えー)な吉田親司先生の最新刊。<BR>
人間の脳を自在に操る特殊能力者のアクション巨編なお話。<BR>
著者を同じくする仮想戦記小説な帝国の聖戦と世界設定を共有してるだけあって、ミリタリーテイストも過不足なく散りばめられつつ、綺麗なお母さんとか貧乳チビカレー好き娘とか出て来て油断ならないわけですが、カレー娘は性格が強烈過ぎて萌には至らなかったり(えー<BR>
それはさておき、実に面白かった。特に感動のあまり号泣とかそういった感情の昂ぶりは無かったものの、惹き付けられるモノは十分にあり。通勤電車の中で一度も顔上げずに読み続けられてしまった小説でした。<BR>
とりあえず萌恵サマの豊胸手術はなんとしても阻止したいところだ。素晴らしき体躯の均衡を破壊してはいかん!<BR>