DADDY FACEメドゥーサ 4 (電撃文庫 た 9-10)
- メディアワークス (2005年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (411ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840229166
作品紹介・あらすじ
元の世界に戻るためのリターンワードをようやく手に入れた鷲士と美沙。だが、ゲートに向かう二人の前にミュージアムのハイキュレーター、ヴァン=バチスト・ギヨームが立ちはだかる!そうしている内にも、奇病メドゥーサは猛威を振るい、さらにはクレイトスの隠した核弾頭の爆破時間が刻一刻と迫っていて…。いつのまにやら人類存亡のカギを握る事件に巻き込まれた、年の差9歳の父娘。果たして世界の運命は?そして二人の微妙な関係は?シリーズ最大のスケールで贈るメドゥーサ編もいよいよ完結。
感想・レビュー・書評
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blog(2014-07-17)から転記
ようやくメドゥーサ編読み終わり。シリーズはこの後中断して事実上の未完打ち切りになっているようです。
まとめてシリーズ全巻買ってしまってたから読みきりましたが、そうじゃなかったら多分読みきってないような気がします。個人的にはちょっと読むのがしんどかった。
思わせぶりというか迂遠な展開なのと、個人的に感情移入できないキャラクターばかりという配役だったので読んでて辛かった。
逆にその辺が刺さる人は代えがたい作品なのかもしれません。
冴羽さんとか九頭竜あたりは伏線残してますが、正直お腹いっぱいで苦しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<内容>
元の世界に戻るためのリターンワードをようやく手に入れた鷲士と美沙。だが、ゲートに向かう二人の前にミュージアムのハイキュレーター、ヴァン=バチスト・ギヨームが立ちはだかる!そうしている内にも、奇病メドゥーサは猛威を振るい、さらにはクレイトスの隠した核弾頭の爆破時間が刻一刻と迫っていて…。いつのまにやら人類存亡のカギを握る事件に巻き込まれた、年の差9歳の父娘。果たして世界の運命は?そして二人の微妙な関係は?シリーズ最大のスケールで贈るメドゥーサ編もいよいよ完結。 -
お、終わりよったーーーー!!<br>ある種の感動をありがとうありがとう! 最後で更に広げられた風呂敷ににっこにこ。続きが楽しみだなあ ってまだ出てないのね笑<br>本編は時間掛けていいから新たに結成された三人の番外編をください
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笑わされたページを書く
【P47,48】
「つつつ・・・!な、なんだいまのは、音がしなかったぞ・・・!レーザーか・・・?」
炎の中、土を払いつつ、デーモンは立ち上がった。
ーーーー視界の先に立っていたのは、両腕を前に伸ばしたエリザベスだった。
傍らに立つドレッドの青年が舌打ちした。
「・・・まったくゴキブリみたいにしぶといね。リズ!」
ツェデンバルの号令を受け、ロボットは指先をデーモンに向けた。
再び閃光が炸裂するよりも速く、元モサドは這いつくばった。
「えーい、こんなかっこいいゴキブリがいてたまるか!」
喚いた直後、彼の鼻先から気泡が生じた。レーザーの極端な高熱を受け、土が溶岩化してしまったのである。
興味深いページ【P369】
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娘は中学生・お父さんは大学生!
しかも娘はトレジャーハンターだったり、お父さんは九頭竜っていう古武術の使い手だったり、ドタバタアクションラブコメ?小説です(笑)
でもただのドタバタではなく、シリアスなシーンもあるし、ほろりともさせられます。
主人公の草刈鷲士(お父さんの方ね)の過去の生い立ちが分かるエピソードが時折出てくるんですが、それがすんごい泣ける〜〜〜!しかもカッコいいしね!普段はなさけない感じですが(笑)