奇蹟の表現 (電撃文庫 ゆ 2-1)

著者 :
  • メディアワークス
3.16
  • (2)
  • (13)
  • (49)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 149
感想 : 8
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840229197

作品紹介・あらすじ

シマはかつて小さな組織を束ねていたが、抗争で妻子を惨殺され、自らも瀕死の重傷を負う。サイボーグ化手術で一命を取りとめたシマに残されたのは、癒えぬ心の傷と、後悔と諦めの日々だった。少女ナツはかつて親に捨てられ、施設で暮らしているが、頑なに神を信じる態度は、心の傷を隠す仮面にも似ていた。修道院を舞台に、ミステリアスに展開される「宝物」の行方と児童誘拐事件。心に傷を持った二人が出会う時、全てを失った男は、奇蹟を信じる少女のために再び立ち上がる。「大人の責任」を果たすため、シマが見せる「奇蹟の表現」とは-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 女性刑事クロハシリーズの結城充考さんの処女作。第11回電撃小説大賞〈銀賞〉を受賞したとの事。
    もう10年以上前の作品なので、今の結城氏の作風などと比較するのは愚問だと思うが、文章の構成や伏線の回収などがちゃんとしていて、作家として結実する片鱗を感じた。

  • 『プラ・バロック』の結城さん、本当のデビュー作にあたる電撃小説大賞銀賞作品。ライトノベルというよりサスペンス要素の高いSF作品で、マフィア的組織のボスであった男と協会に住む少女の話。
    『プラ・バロック』ほどの衝撃は無いけど、損はしない作品でした。

  • 殺伐とした雰囲気が1人の少女の存在でほのぼのした感じになる。
    でも戦闘シーンもちゃんとある。

  • 電撃大賞<銀賞>受賞作品。
    これも先の「ひかりのまち」と合わせて初めて買ったラノベ。
    もうはるか昔に読んで、本棚登録するのもわすれていたのですが、一応読んだので登録。

    面白く…は、なかった気が。
    シスターの真似事をする気の強い女の子と、イノシシの姿をしたハードボイルドなおっさんが出てきた覚えが。
    “受賞作品”という帯にひかれて買った覚えがあるので、また読んでみたら感想が変わるのやも。
    キャラクターが個性豊かだったな。
    ジャンク屋風のおやじと髪の長い暗殺者がいた気がする。
    きれいなシスターとマフィアとか…。
    もう一度読んだらちゃんと感想書きますね(^_^;)

  • 悪くなかったはずだけど、読むのに時間がかかったけど。
    ありがちなお話。続きは読みたくならなかかったな。。。

  • 勢いのある話しだなーと。
    最初から最後までだーっと流れて終ってしまうようなかんじでした。

    08'5'30

  • 未読。所有。

  • 電撃文庫小説大賞、銀賞作品です。<br>
    うーん、ちょっと難しかったかなぁ;

全8件中 1 - 8件を表示

結城充考の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×