二階の妖怪王女 (電撃文庫 あ 5-12)

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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784840230483

作品紹介・あらすじ

「あなたは遠い祖先が残したお屋敷を相続しました」突然の手紙に導かれ、東京近郊のとある街にやって来た天涯孤独の高校生ユキト。だがその古い武家屋敷には、ユキトの先祖の陰陽師を恩人と慕う妖怪、百鬼一族が住み着いていた。百鬼一族を束ねる美少女・妖姫は、うろたえるユキトを一方的に主と認め、一族郎党で同居をはじめてしまう。ユキトは、善良ながらも常識はずれの妖怪たちを相手に振り回されっぱなし…。一方そのころ、ユキトの先祖が封印した邪悪な妖怪たちも解放されてしまう。コメディシリーズ開幕。

感想・レビュー・書評

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  • 陰陽師の家系だけど、特に能力が無く遺産の家を継いだら妖怪一族がついてきたというお話です。
    ドタバタ系コメディですね。
    妖怪大戦争までは行かないけど、妖怪同士のバトルも多少はあります。
    親の遺産を適当に処分したおかげで、封印が解けて、開放された妖怪に襲われて、主人公がピンチになるというお約束の展開が最初にありますね。
    遺産付属の妖怪一族が超強力なので、問題ないわけですが。
    8割ぐらいは日常系ですかね。
    家に雑魚妖怪もいるから、若干非日常系かもですが。
    そこそこに楽しいですね。

  • まだ前半だけど、意外と面白いかも。文章的には読みやすいし、おかしなところは少ない。ラノベにしては薀蓄があるけど軽いものだし、悪くはない。主人公もバカっぽいけど今のところそれほど嫌味はない。ありがちな設定だけど、「ご主人様おつかえしますー!」なノリじゃない点が良かった。まだまだ序盤も序盤だけど、ちょっと期待。
    ただ、絵はイマイチだなー。あんまり魅力を感じない。
    一巻を読みきった。感想としては・・・尻つぼみか?山場のアクションシーンがあまり楽しくなかった。まあ一巻だから仕方ないのかもしれないけど、主人公の見せ場がなく、ただひたすら無闇に強いヒロイン達の存在が強調されただけだった。やっぱり主人公に一番目立って欲しいし、主人公の存在を食うほどの脇役ってのはどうもなあ。脇役に魅力があるのはいいことだけど、主人公が空気になると面白くなくなる。序盤では主人公のアイデンティティが光っているけど、後半では流されっぱなしでいいところがなくなる。妖怪に対抗するんだという意気込みでキャラ立ちしていた主人公が、あっさりと流されて「家族だから」「助けられたから」と簡単に迎合してしまうあたりは退屈で残念。もう少し見せ場を作って欲しかった。

  • 死んだ父親が営んでいたのは、陰陽師という自営業。
    死んでそれも店じまい。
    ついでによく分からない道具も…怪しい老婆にしか売れなかったけれど
    残りも不法投棄で処分。
    そうしていたら、ある日『遺産』が舞い込んで。

    ここまでポジティブに考えられるのがすごいな、な主人公。
    しかし、人ではない上に怪しげなのと同居。
    まぁ普通は納得しないというか何と言うか…。
    多分、こういう展開に持って行けるのは日本だけですよね。
    外国でこの展開ってありえるのでしょうか?

    とはいえ、何でこれほどまでに細かく考えたりしないのかと思ったら
    半分くらいの所で「目先の利益にとらわれて」という部分が。
    長い目で事を考えない、というのならば納得です。
    刹那を生きる人、という感じなのでしょう。

  • 未完

  • どうも俺は作者名は見なくても同じ作者のを買ってしまうようだ。陰陽師の末裔、高貴な妖怪。軽いノリで深く読める作風もいい。うぃおもしろい

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