新フォーチュン・クエスト(12) クレイの災難<下> (電撃文庫)
- KADOKAWA (2006年6月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840234481
作品紹介・あらすじ
こんにちは、パステルです!クレイのお母さんから気になる手紙が届いて、ドーマに帰ったわたしたち。ドーマで待っていたのは、クレイの婚約者・サラが謎の病気にかかっていて、1ヶ月の命だという診断だった。なんとか「奇跡の花」という特効薬があることを突き止めて、花が咲くというギルニー山脈のダンジョンに向かったんだけど…。道中、クレイが"謎の行商人"に間違えられて投獄!(トホホ)仕方なくクレイを残し、ようやくダンジョンに着いた…と思ったら今度は風が邪魔をしてダンジョンの中に入れない!?ど、どうすればいいの!?サラの命を救うクエストの完結編。
感想・レビュー・書評
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#読了
遂にルーミィの種族名が分かったり、キットンが新しい呪文を覚えたり!笑
今回も色々あったパステルたち。
新しいドラゴン仲間にも出会ったり、ね笑
レベルじゃ測れない所できちんと成長して強くなってるパステルたちの冒険次はどうなるんやろー
というか、ヒュー・オーシ、どうした?
次は絶対ヒュー・オーシ出てくるでしょ笑詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ルーミィが大活躍の下巻。
昔はドキドキ、ワクワク、ハラハラしながら読んでいた。
でも今は前よりもっと彼らの言葉や行動に共感したり感動したり、いろいろ考えてしまう。
楽しくて時々格好いい年上のお兄さん、お姉さん達の年をいつの間にか追い越して、奮闘する彼らと私の中にいる気弱な自分を重ねてみたりしてしまう。
ノルの言葉とかしみる…。
キットンもどんどん好きになっていくキャラクターだ。いや、もちろん前から大好きだけども。
今回のクエストはいろんな人の力を借りてなんとか解決。
いや、いつもか。
そして私もそうだなぁ。
ルーミィがいるから分かり合えた種族もいたし、ノルがいるから鳥とも話せた。
オークモドキのズンナナがいなければオークモドキとも戦うしかなかった。
言葉が通じるってすごいな…とか。
そんなことも改めて考えたり。
剣や魔法がなくても冒険って出きるんだよね。というかしてるんだよね。と思えたり。
次の巻も買ってはあるし、調べたら最新刊はかなり進んでしまってるようなので気合いを入れないと追いつけない。
とりあえず買ってある分は今月中に読もうかな。 -
帯をめくったらクレイが腹チラしてた。なんという・・・
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読書録「新フォーチュン・クエスト12」4
著者 深沢美潮
イラスト 迎夏生
出版 電撃文庫
p49より引用
“ 倒さずに逃げるという手段もあったが、
どうせ逃げてもまた追いかけてこられるのが
わかっていたからだ。新たな敵を相手にして
いる時、こいつが背後からやってきたらと考
えると、ここで戦っておいたほうがいい。”
方向音痴のマッパーを主人公とした、RPG
風ファンタジー小説。
クレイトトラップの幼馴染の病を治すため、
必要な物を求めてクレイの曾祖父と縁の深い
ダンジョンに挑む主人公たち。しかし、入っ
てすぐに、風の壁が行く手を阻み…。
上記の引用は、ダンジョン内での敵との戦
闘についての一節。
後顧の憂いを断つ、ということでしょうか。
目に見える敵がいて、時間が許すのならば、
一匹一匹始末しておくほうが、安全そうです
ね。
貴重なアイテムを求めてダンジョンを探索
と、冒険らしい冒険をする。そんな時に限っ
て、肝心のメンバーが不参加となってしまう
とは…。面白くはありますが、意地の悪いこ
とです。
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「ぱぁーるぅ、ルーミィ、くりぇーのママのクッキーがほしいお!」
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ルーミィの秘密が少しだけ分かりました。