- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784840235051
感想・レビュー・書評
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戦争によりメディア統制された社会で海賊ラジオ放送を行なう少女。彼女の声は人々に情報と希望を与える。
口絵や冒頭の展開から軍との追いかけっこコメディかと思いきや、戦争というものを真正面から捉えた展開に驚かされます。王道が楽しい一冊。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
海賊放送をする二人組の話。
DJが何処で技術を身につけたのか、死者と言われたそのあたりが書かれたときに結末が見えてしまいました。
王道な流れでしたが、嫌いではありません。 -
メディアが禁じられ、何の娯楽もない市。
そんな市の中を、こっそり機材を抱えてラジオ放送をしている少女達。
銀色のコインに見えるラジオから、毎晩決まった時間に流れるラジオ。
そんな小さなものから音が聴こえてくるのにびっくりですが
そこは多分、突っ込んではいけない所w
赴任してきた軍人以外、そのラジオが違法だとは分かっていつつ
適度に逃がしているという、捕まらないが前提の鬼ごっこ。
そんな所に現れた、奇妙な男。
途中ヒロインは負傷してますし、ヒーロー(?)は
目的のために手段選んでませんし…。
いや、これもう見逃す前提じゃないと色々話が進まないw
規則では悪い事。
けれど、人によってはそれは良い事。
人情だけでは世の中無秩序になるけれど
これでいいんじゃないか、と思える日常。
こんな世界ばかりならば、とても幸せ、なのですが。 -
世界観やキャラは好きだけど、設定や展開にいまいちついていけず。
もう少しキャラを絞ってやるか、ドンパチなくしてJOLの日常系やってほしかったなー。 -
設定とかがツボなので読んでみました。
ちなみにこの作家様の本は、5年ほど前に出たこの本
一冊きりのようですが、何となくわかる気がしました。
シンプルで王道なテーマだと思うけど、文章力が弱いのが
わかるというか…「彼」て三人称で書いた途中から
急にキャラ名に切り替わったりがちょっと
わざとやってそうな感じがするだけに気になった。
カッコイイ文章ぽくしようとして読みにくくなってるなみたいな。
あと、中々にどのキャラも魅力的ですが、逆に焦点が
定まってない感じが。
思い切ってレコリスちゃん視点が良かったかな?です。
とにもかくにも、凄く好みなのに惜しい印象。
続刊が出なかったことも惜しい… -
自分が読んだラノベの中で最も印象に残っている作品。
何度読み返したかは分からない。
ライトノベルに本気でハマったきっかけ本。 -
話は割とシンプルなんですがラストの展開にちょっと泣かされました。人の温かさっていいな。
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普通に面白かった。他に著作があれば読みたいけど出てないなあ。
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そのうち読もうと思って、もう3年。
未だに、「そのうち読もう」と思ってます。